窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

鶴見でつるまず羊鶏猪肉-ツルイチ

2021年04月09日 | 食べ歩きデータベース


 今回から写真を今までの4倍の大きさにすることにしました。美味しいジビエを発見した友人からの一報を受け、鶴見の焼肉、といっても羊と鶏のツルイチさんへ急行してきました。ダイエット中ではありますが。

 持つべきものは友。連絡をくれた友人の縁で、このお店を一皿で表現したようなオードブルを用意していただいていました。ありがとうございます!



 肉の中では羊、鶏、馬が大好きな僕にとってうってつけのお店。欲を言えば臭みのあるマトンも欲しいですが、さっそく熟成ラムからいただきましょう。臭みのない豊かな旨味のラムは、軽く炙るだけで勝手に喉を通ります。好みに応じて、ニンニクとバジルの入ったオリーブオイル、ネギなどの薬味もあります。しかし、基本的に下味のオイルだけで充分行けると思います。



 ラムチョップは2本から。これだけでガッツリ行ってもいいかなと思わせる、食べ応えです。こちらも軽めに炙り、骨の際まで一気にかぶりつきます。



 ワインは今回も国産攻め。以前ご紹介した「ポトフ・ストアー」でもそうだったのですが、最近は国産ワインが多いですね。今まであまりなかったことです。

 こちらは長野県小布施ワイナリーのSogga Père et Fils Vin de Table de Nagano Blanc 2019、いわゆる気楽に飲めるテーブルワインです(日本風に「ちゃぶ台ワイン」なんて呼ばれ方もしているようですが)。” Père et Fils”は、フランス語で「父と息子」。“Sogga Père et Fils”、つまり「曽我一族」と言ったところでしょうか。

 ぶどうはシャルドネとソービニヨンブランのブレンドですが、辛口のリースリングが好きな友人の好みでしょう。全般的に軽い果実味と酸味、スッキリとしていて肉の邪魔をしない爽やかなワインでした。



 伊達鶏もも(青唐あえ)、大山鶏むね(青唐あえ)、せせり(青唐あえ)、手羽先(青唐あえ)の銘柄鶏四種盛り合わせ。鶏は何といってもシンプルな味付けで、その旨味をじっくりと堪能したい。噛めば噛むほど滲み出る旨味と歯ごたえが鶏の魅力です。



 ジビエを前に、赤ワインの用意。勝沼醸造アルガーノクラン2019。マスカット・ベリーAと国産のカベルネソーヴィニヨンを使用。先ほどが曽我一族なら、こちらは有賀一族ですね(クランは、スコットランド高地人の氏族)。マスカット・ベリーAは個人的に優しすぎるというか物足りなさを感じる印象が強かったのですが、カベルネソーヴィニヨンがブレンドされていることにより、ミディアムながらチェリーのようなある程度しっかりとした厚みがあります。それでもアルコール度数11.5%の優しい飲み心地。



 お待ちかね。南伊豆、猪のジビエ(バラ、モモ、ロース三点盛り)。南伊豆の山で椎の実やタケノコを食べて育った猪。良質な脂、歯ごたえのある肉質、まさに旨味の塊でした。

 これは今後鶴見の定番になりそうな予感です。

ラムと地鶏焼肉 ツルイチ



神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-21-18 鶴一ビル1階



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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