窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

樽が背もたれにちょうどいい…-樽座敷紀子(いわき市小名浜)

2018年10月02日 | 食べ歩きデータベース


  知り合いがFacebookに掲載しており、かつ弊社いわき営業所の近くということもあって気になっていたお店です。福島県いわき市小名浜の「樽座敷紀子」。上の写真の通り、お店の中に大きな樽が二つあり、この中でお酒が飲めるという素敵なお店。



お店に着くとまず出迎えるのが、大きなアンコウのオブジェ。店内も至る所に魚やエビの彫刻が飾られており、良く言えば水族館、悪く言えばお化け屋敷のよう。でもそれだけでまず楽しめます。お店は表通りから少し入った住宅地にあり少しわかりにくいですが、それがまた非日常感を高めてくれます。



  メニューは漬物を除けば刺身か焼き物の魚のみ。お通しのサザエ、いい色をしています。



  新鮮な刺身盛り合わせ。



  合わせたお酒は地元福島県、豊國酒造の「本醸造 辛口」と「純米酒 超」。「本醸造 辛口」は水のようにすっきりとした飲み口。「純米酒 超」はそれよりはしっかりとした旨味の感じられるお酒です。実は、樽の内側の曲線が背もたれにぴったりなのです。ゆるりともたれながら、お酒を飲む。この雰囲気がなかなか良いです。



  アンコウの共和え。名前の如く、アンコウの身を肝で和えたお酒のためにあるような一品。



  小名浜名物の目光。目光はシシャモに似た深海魚ですが、今までは専ら天ぷらで食べていました。しかし、焼きもふっくらとして味わい深く実に美味しかったです。

  敢えて難点はメニューが少ないことですが、とにかくこの雰囲気の中で美味しい魚を食べられることが楽しいです。営業所のそばにこんな良いお店があるとは、紹介していただいた方に感謝です!

樽座敷 紀子



福島県いわき市小名浜字船引場23-14



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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