窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

山賊打線の猛打炸裂!-日本プロ野球2018 横浜vs西武1回戦

2018年06月09日 | スポーツ観戦記


  6月5日、今シーズンの初観戦に横浜スタジアムへ行ってきました。

  伝統的に交流戦が苦手な横浜。珍しく今シーズンは楽天に連勝し上々のスタートを切ったのですが、次のソフトバンクに競りながらも結果的には力負けの三連敗を喫してしまいました。ホームの横浜に戻って仕切り直しと行きたいところですが、相手は今シーズン、そのあまりの破壊力に1975年の太平洋クラブライオンズ時代の「山賊打線」の異名が復活するほどの強力打線を誇る西武ライオンズです。

  因みに、1975年当時の山賊打線には、元大洋ホエールズの江藤慎一さんが監督をされ、横浜スタジアム落成時に横浜大洋でプレーしていた基満男選手(覚えています)、横浜大洋時代からベイスターズ優勝時まで長く打撃コーチを務め、多村仁選手などを育てた竹之内雅史選手などがいました。



  さて、横浜の先発は故障で出遅れたものの、復帰後2勝を挙げているウィーランド投手。



  しかし、強力な西武打線を警戒し過ぎたのか、初回1アウトからヒットと二つの四球で満塁。5番森選手にあっさりとレフトへ犠牲フライを上げられ、あっという間に先制を許してしまいます。



  西武の先発はここまで3勝を挙げているカスティーヨ投手。速球派の投手らしいのですが、この日は丁寧に打たせてとる投球のように見えました。横浜としては散発でヒットは出るものの、つながらない。何ともストレスの溜まる展開となりました。



  しかしそれでも横浜は3回裏、一死三塁・二塁から宮崎選手のショートゴロの間に同点に追いつきます。ただ、結果的にはこれがこの試合唯一の得点となってしまいました。



  まずかったのは、直後の4回表に先頭の森選手、外崎選手と二本の二塁打を立て続けに浴び、続く不振にあえぐ中村選手にあっという間に犠牲フライを打たれ、勝ち越されてしまったことです。これが試合の流れに水を差してしまいました。



  そして致命的だったのが6回表。先頭の外崎選手にスタンド中段まで届く大きなホームランを打たれてしまいます。ウィーランド投手としては、何となく不用意な1球に見えました。この時点ではまだ3vs1でしたが、ゲームの流れは完全に西武へ移ってしまったように思います。



  そうなると、ここから西武自慢の強力打線が艦砲射撃の如く火を噴きます。まず7回表、浅村選手が横浜の三番手、三嶋投手からレフトへ2ランホームラン。



  続く山川選手も6月初めにして54打点目となる二者連続ホームランを放ちます。あっという間に6vs1。



  9回表はまたしても浅村選手がライトへ2ランホームラン。ダメ押しというより、もはやおまけ。



  横浜も最後に大和選手が意地の二塁打を放ちますが、万事休す。山賊打線を前に完敗の試合でした。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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