窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

PPRでワイン会

2009年10月27日 | ワイン・日本酒・ビール


 記事を書くのが遅くなってしまいましたが、いつものPPRでソムリエ&フードコーディネーターの井出玲子さん(写真右端)によるワイン会が催されました。



 今回のワインは、

①ASDA EXTRA SPECIAL CHENIN BLANC 2008
②MOREAU-NAUDET PETIT CHABLIS 2007
③LA ROSEE DE MONBOUSQUET 2005
④LES ALLEES DE CANTEMERLE 2004



 合わせたお料理は酸味を効かせたドレッシングのサラダとお刺身三種類(サーモン、鯛、まぐろ)。後で赤ワインに合わせお肉も出たのですが、写真を撮る前に食べてしまいました。



 まずは「アズダ・エクストラスペシャル・シュナンブラン 2008」。南アフリカ、パールのワインです。爽やかな青リンゴや蜜のような香りがしますが、口に含むと何だかブドウの蔓のような渋み、アルコール度数は12.5%位と思われますが余韻は短く、しっかりとした酸味がある辛口です。何でも西友で598円で売っているワインらしいです。

 フライングで説明を受ける前に鯛のお刺身をつまんでしまいましたが、このワインの酸味が鯛のもつコクを上手に引き立てます。

 因みにシュナンブラン、食べても美味しいブドウだそうです。



 続いて「モロー・ノーデ・プティシャブリ 2007」。一般にサラダはワインに合わないとされるそうですが、この酸味の強いワインに同じく酸味の強いドレッシングをかけたサラダを合わせると、それなりに合います。

 空気を含ませると徐々に果実香が出てきます。強いミネラルを感じますが、これは硬い石灰岩土壌であるプティシャブリの特徴なのだそうです。個人的にはシャルドネはいつも物足りなさを感じてしまうのですが、サーモンのお刺身と合わせるとお互いが引き立ってきます。サーモンの持つ脂身がシャルドネの物足りなさを補う感じです。



 「ラ・ロゼ・ド・モンブスケ」。変換したら「文部輔」と出ました。ボルドーサンテミリョン地区のロゼワイン、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン30%です。よほど僕の鼻が変なのかもしれませんが、純度の高い氷水の匂いがしました。しかし、口に含むとシェリーのような優雅な果実の香りがパッと広がります。甘みと苦味がバランスよく混在した感じです。

 ロゼワインは料理を見つけるのが難しく、見た目は綺麗なのですがとかく敬遠しがちでした。しかしこの日、麻婆豆腐に結構合うということを学びました。



 最後に「レ・ザレ・ド・カントメルル 2004」。オー・メドック、カベルネ・ソーヴィニョン60%の赤ワインです。前述したように写真を撮り忘れてしまったのですが、わさび醤油のステーキ、そして塩とレモンでいただくトンカツに意外と良く合いました。

 次回は11月19日に同じくPPRにて「ボジョレー・ヌーヴォーとボジョレー地区のワインを楽しむ」 会が開催される予定です。

 繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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コメント (4)
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