1月の異動発表で、同じチームの人が転出した。
その人の最後のメッセージ、ちょうどこのチームに所属していた時が、自分の人生で一番つらい時期に当たっていたという。
両親を亡くし、長い事連れ添った家族同然の友人もなくし、そのネコちゃんもなくし・・・。
自分の周りから、親しい人が全くいなくなった。
その時湧いた感情が、「怒り」であったという。
なぜ自分の親しい人だけがこの世を去らなくてはならなかったのか、なぜそれ以外の人は平生と生きているのか。
ここまで追い詰められると「悲しみ」とかではなくなることを、初めて知ったのは衝撃的であった。
異動の最後の挨拶でこんな話を披露するのも衝撃的であったが、人の感情って、自分の思いもよらないものが沸き起こってくるんだと、改めて単純には行かないものだと思わされた。
その人は40代とは思えないファンキーなファッションで始業の1分前に猛ダッシュで駆け込んできて(最寄駅から走っているらしい)、大体定時で退社される、社内でもちょっとした有名人であった。
飲み会にもほとんど顔を出さなかったため、こんな個人的なことは聞いたことがなかったが、もう少しいろいろ話を聞いてみたかった。残念・・・。
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