BUZ LIFE

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つかみかけたのに・・・。

2007年04月12日 | Weblog
先日の夜、第一志望のD社から突然の電話。「明日、また本社に来て下さい。」

6回目の面接の案内だった。

「来たっ!!」どれほど、この電話を待ってたことか。5回目の面接が終わってから毎日、毎日、D社からの電話を待っていた。そして、ついに案内された6回目の面接。

思わず笑ってしまうほど、うれしかった。なぜなら6回目の面接=内定、という話を友人から聞いていて、ネット上やその他友人の話からも6回目の面接は、意思確認程度で、「第一志望です」といえば確実に内定、ということを知っていたからだ。

やっと就職活動が終わる。報われるときが来た。ずっと電話が来なかったから落とされたと思っていたのに。

この電話が来るまでは、相当つらかった。M社からも内定をもらっていたが、正直まったく行きたい会社ではなかった。このままM社になるのか・・・。

初めての経験だった。自分が望んだものが手に入らない、という現実は。これまでも、中学受験、大学受験、そして入ゼミ試験、と失敗することなくすべて結果を出し、自分の望むところへ行けていた。もちろん、そのために相当な努力をしたのだが。今回の就職活動も、並大抵でない挫折・苦労を味わっており、どうしてもD社に行きたかった。しかし、友人は内定をもらっている中、自分には電話がなかなか来ない・・・。初めて、自分の望みは叶わない、そんな経験をするところであった。

そんな矢先にかかってきた電話。そりゃあもう、とてつもなく喜んだわけ。すでにD社から内定をもらっている友人にメールをしたところ、すぐに折り返し電話がかかってきて、ともに喜んでくれた。こいつと、同僚になれるのか。大満足であった。

その夜、もう一度D社について考えてみた。決して華やかな業界ではないが、仕事内容はつまらなさそうでなく、給与も申し分ない。そして何より今までセミナーやOB訪問、そして面接を通じて会って来た社員の雰囲気がとてもよく、こんな社風の中でぜひ一緒に働いてみたいと思っていた。

「間違いない」思わず口に出して言っていた。この会社で働くことは、自分にとって、最善である。自分がこの会社で働いている姿を想像しながら、そう結論付けた。ついにこの会社で働けるんだ、という高鳴る気持ちとともに、いやまだ結果が出てないんだから、ひょっとしたらだめかもしれない、という少しばかりの不安が入り混じっていた。

翌朝、少し早く起きて面接会場近くの喫茶店で一息つく。落ち着いてからじゃないと、面接に臨めないのだ。

そして、面接会場へ。10分程度で終わる意思確認程度の面接、と聞いていたから気楽な気持ちで待つ。いよいよ、内定がもらえるのだ、と信じ切って。ここまできたら「挨拶と笑顔!」隣の人もそう言っていた。

しかし「結果は月曜日までに連絡します」

面接官は言った。

信じられなかった。6回目の面接で出るはずの内定が出なかったのだ。その場で言われると聞いていたのに。

普通に面接されただけであった。


唖然。ってか、その場で出ない=落選、ということだろう。期待していただけにショックは大きかった。つかみかけた、その内定がスルッと手の中から抜けていった。自分の手の届かないところへ、遠く、深く・・・。

その夜、壊れた。かえって、床に倒れこみ、やっとのことで立ち上がり、布団の中で叫び、そのままいつの間にか寝ていた。

就職活動、結局、満足に行く結果は得られませんでした。

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2 コメント

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まだわかんなくね? (まつきよ)
2007-04-14 10:34:12
月曜日までに連絡なんでしょ?まだ連絡きてないんだよね?

先に内定取っているひとがいるくらいだから残り枠が少なくて精選が必要なだけかもしれんし。土日は休むしな。

まだ終わった訳じゃないし、気長に月曜日まで待ちましょうよ◎
Unknown (かずお)
2007-04-14 14:32:23
俺も死亡フラグを立てられた企業から最終の連絡がきたから、諦めるのはまだ早いんじゃない?

就職活動ではストレスが溜まると思う。
同じ研究室の奴で、私が行きたかった企業の行きたかった部署で内定を取った人がいるけど、そのときは正直黙って祝杯をあげることしかできなかった。
たまには飲んでストレス発散するのもありじゃないかな?

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