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美濃加茂市・藤井市長事件とゴッホ展!

2016-12-15 21:53:07 | 日記

『週刊プレイボーイ』の今週号(12日発売)を読みました。
江川紹子さんが美濃加茂市長・藤井浩人さんの事件について、継続して
傍聴した裁判の感想を書かれています。いや、感想というよりも高裁の公判
と判決に対する鋭い批判ではないかとおもうのです。

その記事の全文を読んでいただきたいのですが、ここにアップすることは
できません。それで見出しと、記事の最終部分の一部の写真を下記にアップ
させていただきました。
見出しの文字は、「判決はずっと前から決まっていた?美濃加茂市長まさ
かの逆転有罪 、
名古屋高裁に棲む『魔物』の正体!

小見出しは「名古屋高裁は現職市長である被告人の証言を一度も求めること
なく、詐欺師とその関係者たちの”疑惑の証言”を頼りに逆転有罪判決を言
渡した。過去にもたびたび”推定無罪”の原則を無視したような判断を下し
てきた
名古屋高裁には、本当に『魔物』が棲んでいるのか?」 

また、記事を読んで特に、下記した江川さんの文章には驚きました。そしてこれ
からの最高裁の判決が本当に心配になりました。過日、今村核弁護士!の記事
に引用として書いたように、「日本では、欧米とは異なり、刑事裁判所は有罪か
無罪かを判断するところではなく、有罪であることを確認するところとなっている」、
という怖ろしい事態がまさにここでも、そのとおりなのではないかと。

また、全国の高裁から出された過去の判決について、2013年から2015年
にかけては43件の逆転無罪判決があったそうです。しかし名古屋高裁では
1件もなく、ゼロ件なのだそうです。ちなみに高裁は全国8個所にあります。

江川さんは、「…昨年1年間に最高裁で結審した裁判で、高裁判決を破棄
した
刑事事件はゼロ。最高裁の壁はさらに厚くて高い…
」 と。

  ←横向きで  
事件の概要・経過などについては、過日の投稿記事(郷原主任弁護士の文書)を
お読みいただけたらとおもうのですが… 。

昨日、東京都美術館で18日まで開催されている展覧会にいってきました。
 「ゴッホとゴーギャン展」
ゴッホは好きな画家で、高校生のころに唯一画集を買った画家なのです。
今回、行ってみたいとみたいと思った理由の一つは、この今いる部屋の中にかか
っている絵の中の「収穫」が展示されているので、本物にお目にかかってみたい
ということでもありました。
商業高校時代は美術部に入ってはいても油はいたずら程度で、商業美術も展覧会
に出すためにお付き合いで描いただけといった具合でした。一年後輩では多分、学校
創立以来初めてであろう東京芸大の油に入った女性もいたのですが、部活動は遊び
の場所という位置づけでありました。でも、都内の美術館にはよくいきました。 
この絵が部屋にある「収穫」です。
この絵を描いた頃ゴッホは、つぎのような手紙の一部を画家仲間のベルナール
に書いています。また、この絵が鑑賞絵画として個人の家の居間にかけられたの
はゴッホが生涯を通して親しく関わりあった、愛する新婚の弟テオの自宅だったそ
うです。ゴッホを最期まで精神と金銭とで援助し続けたテオは、ゴッホの後を追うよ
うにゴッホの死の翌年に亡くなったということです。新婚家庭2年目でしょうか。
  「あの平坦な大地、そこには何もない……
        あるのは無限……永遠だけだ……」
ゴッホが描いた最後の絵「カラスのいる麦畑」
最悪の精神状態のなかで描いた絵で、まもなく拳銃自殺をすることになります。
ただ、この自殺の詳細については諸説あるとも言われているらしいのです。 
「悲しみ」(デッサン)
「悲しみー偉大さというものは、偶然のものではない。それは求められたもの
でなければならない…」「…悲しみは喜びにまさる…」ファン・ゴッホ
いま手元に、図書館から借りてきた『ファン・ゴッホの手紙』みすず書房2001年、
があります。かなり大部の本で弟テオへの手紙が多いのですが、ゴーギャンや
ベルナールと交換した手紙もあります。
”親愛なテオ”という書き出しから ”君のフィンセント”で終わる手紙を読むと、ゴッホ
の生涯、その実生活と観念・思想のズレというのか乖離というのか他人事ではなく、
でも、その”偉大な生涯”をかえりみるとき、何ともいえず複雑怪奇な気持ちになって
しまいます。でも、とてもあたたかい何かを感じさせられるのです。
「アルルの跳ね橋」
ゴッホの絵の中ではよく目にする懐かしさを感じる絵の一枚ではないかと。
そして、ゴッホの絵をPCで見る場合にたくさんのサイトがありますが、量的には
このサイトが抜群に多く、ほとんどの絵をみることが出来るのではないでしょうか。
検索したらもっと他に良いサイトがあるかもしれませんが、しばし、楽しむことが
出来るとおもいます。 
フィンセント・ファン・ゴッホの作品一覧
このサイトはスマホや携帯などでは表示画面がパソコンとは違ってしまうかもし
れません。ゴッホの絵が連続して表示されないかもしれません。



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