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山尾議員の不名誉な噂(スキャンダル一広辞苑)

2017-09-08 02:58:13 | 日記


 小田原城のお堀に咲いていた「古代ハス」

過日の投稿で午前0時までには布団に入ろうと決めたのですが、なかなか……誓言違反?
0時過ぎにお風呂から出て待機中のパソコンを開いたのがまずかった。そして、寝るまえに内田樹さん
のツイッターに寄ったのです。民進党の山尾議員の不名誉な噂(スキャンダル一広辞苑)について、内
田さんがツイートしています。

しかし、まずここで書くべきことは、内田さんはともかく、君はこの件についてどのように考えているの?
のはずです。僕はこの件について情報を集めていません。週刊誌も読んでなく、ネットを歩き回ること
もしていません。山尾議員の発言を新聞で読んだのと。夕方のTBSテレビのニュース番組の報道を通
して限定的に知っただけです。そして、その報道内容の正確さはともかくとして、報じられている概略の
中から、事柄の信憑度の最大から最少にいたる間の、じぶんの想像世界をうろうろとしているわけです。

ふたりは法律家です。刑事法的には、推定無罪。などと僕が言っても仕方ないのですが、もしも仮に、
姦通罪が成立したとしたら、我が国の江戸時代の武士だったら、あるいはキリストが生きていた頃の
ユダヤだったら、死罪だと思うのです。ちがうかな?スミマセンそうだと思います。
ここで言いたいことは、信憑度が最大というのは、事柄が事実・真実であるということ。そして、それは
現行犯的に客観的・事実的に視認される事態以外には、推定無罪のはずです。……
山尾議員は、「宿泊は一人で。男女の関係はありません」、「誤解を生じさせるような行動でした」と明言。

ようするに、もっと考えたり、よく調べて見たりしないと、強い意見を述べることはできません。
ただ、こうした問題について言えることは、その二人が仮に、万一、どのような不義密通をしたとしても、
僕自身の性格の善性とか、日々の行動の正義性とか、下半身的情動・欲情の健全性とかを証明する
ものではまったく無い、ということは確かなことです。

内田さんが言っていることとも関係するので、ちょうど今、図書館から借りて読んでいる出たばかりの本、
山崎行太郎『ネット右翼亡国論一桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点一』の一節を抜き書きさせていただ
きます。山崎さんの本は初めてです。ネットではたまに寄ります。超過激な薩摩隼人でしょうか。
(寝る時間が……)

<……私は本書で、思想表現における「≪情勢論≫≪原理論≫≪存在論≫の三段階論をも主張して
いる。情勢論は、マスコミやネットの世界に氾濫している思考様式である。原理論は、学者やアカデミ
ズムの世界に氾濫している思考様式である。最後の存在論の世界は、「生き死にの原理」として、思想
を生きている思考である。……さて、私は、思想家の価値は、その「生き方」で決まる、と思っている。ど
んなに立派な思想を唱え、どんなに立派な思想体系を構築しようと、その「生き方」が駄目だったら、駄
目である。つまり、そういう思想家や文学者は、実践や実行の伴わない「口舌の徒」でしかないというこ
とになる……> 山崎行太郎『ネット右翼亡国論一桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点一』3p~

山崎さんの言われる<思想表現における「≪情勢論≫≪原理論≫≪存在論≫の三段階論>に興味を
もたされます。そして、「思想家の価値は、その「生き方」で決まる」と、なんども繰り返して断言されている
のです。こういう文言は若い頃にたびたび耳目に触れたものです。久しぶりに目にして懐かしい思いをも
つわけです。しかし、上記の本を読むかぎり、山崎さんはご家族・縁者・関わりのある人に対して、格別な
熱い思い、情熱をもたれている方です。山崎さんは、真っ正直で敏捷・勇猛な、薩摩隼人の典型を生きて
いる方なのでしょうか? 

内田樹 
「フランスではミッテラン大統領が不倫スキャンダルの渦中で記者の質問に「Et alors(それで)?」と答えた
のが「さすが大人の文化だ」と言われてました。僕も個人的には「それで?」でまったく問題ないと思います。
でも、「それで?」じゃ気持が片づかないという人もたくさんいるわけで」

「政治家というのは「政治的に正しいと信じていること」を口で言っていればそれで暮らせるという仕事では
なく、その信条を有権者に理解させ、同意させ、実践させるところまでが仕事です。そのためには「この人の
一言は信頼するに足る」という評価が公私の領域で成立していなくては済まされない」

「公私の」というと、ほとんどの人は「公」の方を重視しますけれど、違いますよ。「私生活」において家族や
知人友人たち、本人を熟知している人たちから『あの人は言葉を違えない、信頼できる人だ』という評価が
確立していると、それが公的な領域までじわじわと広がってゆくんです」

内田樹ツイッター https://twitter.com/levinassien 
内田樹 (ウイキペデイア)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E7%94%B0%E6%A8%B9  
山崎行太郎 ウイキペディア

想田和弘‏(映画監督)
「でも一番の問題は、主権者が失政や政治課題には鈍感でも、プライベートなスキャンダルには敏感に反応
してしまうということなんだよね。だから政治家たちも、後者で敵を追い落とそうとする。そっちの方が簡単で
手っ取り早いから。主権者が「それがどうしたの?」という反応なら、こうはなりようがない」