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至仏山は宿題も、尾瀬から無事に!

2017-07-22 00:06:34 | 日記

過日、9月の合宿のご案内を送信させていただきました。
すこしずつ返信をいただいてますが、申し込みの締め切りはまだだいぶ先のことです。
忘れないように御返信の程、よろしくお願いいたします。
今回はひさしぶりに、北海道のTさんが参加されます。ほんとうにご無沙汰しております。
ということになるのかと思うのです。有り難うございます。どうぞよろしくお願いいたします。 


正面に小さく見える東電小屋(宿泊場所)から続く尾瀬の木道の後ろには、燧ケ岳(ヒウチガタケ)が
雲のなかに霞んでみえます。

久しぶりの尾瀬でした。
当地から車で出発~片品村戸倉の駐車場~大清水(タクシー)~ここからはアプローチ
~一之瀬から登山開始~尾瀬沼ビジネスセンター~沼尻(1660m)~見晴~東電小屋。
同じコースを登ったことのある方にとっては、懐かしいコースではないかと思います。
初日の行程は大清水から東電小屋まで、約20Kmでした。

当地からは4人の参加者。帰路の予定が異なるので2台に分乗。他の12名は東京、横浜方面
から参加。尾瀬での合流地点二ヶ所が決っているので、4グループがそれぞれにアクセス。
グループのメンバーはゼネコンとIT関連の2社の同窓生が中心。OBと現役とその関係者の
面白い組み合わせが楽しかったですね。宿での懇親会での自己紹介はアルコールも入り、夕食
までずいぶんとながく、でもあっという間の時間でした。 

僕が乗せていただく車は、なんとスエ―デン製で左ハンドルのスポーツタイプ。
左ハンドルは国産車と違いウインカーレバーなども左なので、プロもどきでも運転が難しい。
それで結局、運転は試し運転の1回30分だけ。しかしその運転も恐怖の時間でした。
フェンダーポール(車幅を確認するため、ヘッドライトの脇についているポール)がな
い車だと、車幅感覚に慣れるまで運転はとても無理ですね。


ニッコウキスゲ(木道沿いのあちらこちらに咲いていました)

期待していた至仏山への登山は、雨のため中止。
2日目は鳩待峠へ行くだけなのでゆっくりと宿を出発。鳩待峠まで雨がパラパラと降ったり
やんだりの空模様。木道を歩く距離がおおいので楽チン。鳩待峠につく直前の急勾配がすこ
しあるだけでした。鳩待峠の休憩所で買った「笹まんじゅう」は美味いですね。あまり期待はし
てなかったのですが、無添加と書かれていたし、原料を確認したら大丈夫そうなのでお土産
に買ったのです。この休憩所も東電の子会社とのことでした。そしてこの店には、登山用品が
豊富に揃っていたのにもびっくりしました。確かモンベル製品でした。


木道の先にある山は、雨のため登るのを断念した至仏山

1日目は結構きつかったです。右足のアキレス健が心配なので慎重に歩いたつもりが、登りの急こう配で
左足のひざの腱をきやっと少し痛めた感じ。心配なので用意した膝ガードをセット。そのせいか、何とか
無事に最後まで大した痛みもなく持ちこたえたのです。 問題は帰宅後でした。その弾力性のあるサポー
ター(昔から使用した登山用に特化したもの)を宿泊する東電小屋までずっと巻き付けたままだったのが
まずかったらしく、フクラハギが腫れてしまたのです。今はもう腫れは引いたし明日からはテニスをと思って
いるのです。しかし、ついうっかりしてしまったわけです。つまり、筋肉や腱を保護するために圧迫をすると
いうことは血管にも圧力を加えていることになるわけです。ですから、ときどき圧迫を緩めることをしないと、
その個所が後で障害されるということになるのでしょう。 

 

鳩待峠から戸倉までは乗り合いバス。戸倉から「日光白根山」の麓の丸沼に寄り、奥日光のホテルへと。
このホテルは外観はともかく味わいのあるホテルでした。この「奥日光 森のホテル」はよかったです。
乳白色の温泉、夕食は会席スタイル、のんびりゆったりとする館内と庭。僕は初めての宿でも友人には
はなじみの宿のようでした。ゆったりとしたツイン部屋に一人はもったいなかったですね。まあ、たまには、と
いうわけでした。 しかし、その宿で思いだしたのですが、かって何度か泊めていただいた「安曇野の宿」
にそのコンセプトというのか、理念が類似しているようにも感じたことでもありました。

翌日も雨模様で、久しぶりの戦場ヶ原を歩くこともかなわずでした。でも足が十分な状態ではなかったので、
かえって良かったのかもしれないとよいほうに解釈。とにかく無事に帰れたことが、感謝でした。 
しかし、山もいいですね~。なによりも緊張感が第一です。自分がへばったりケガをしたりして、だれにも
迷惑をかけるわけにはいかないわけです。 眺望を味わうのも楽しみだし、ビールの美味しさも格別です。
また、一緒に苦労してきつい勾配を上り下りしたりする仲間との励ましあい、宿での交流も必要不可欠。
でも、山の世界ではグループのメンバーが相互に助け合ってではあっても、結局は自力の世界が基本。
こうした心と身体の共なる緊張感は、日常生活では味わうことが難しいのではないかとも思う次第。

僕にとって今回が最後の山行きになるのかもしれません。でも、もしかしてまた再び山に登る機会ができ
たら、チャレンジしてみたいとも思います。今回参加したグループでは、来年もまた企画されるはずですし。