嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

願いがわかった

2008年10月04日 22時34分56秒 | 
僕がずっと何を望んでいたのか。
なぜ、僕は自分の呼吸を大事にしていたのか。

なぜ、がむしゃらに、嘘のない言葉を求めたのか。
なぜ、プライドの高い感情的な女性を求めたのか。

それらが結びついて答えがでた。

僕は、自分の心臓で、僕の鼓動で相手を鼓動させたいんだ。
僕の胸の高鳴りで
僕の心の迷いの振動で
相手に同じ周波数を伝えたいんだ。

僕だけの胸の周波数で
僕だけの鼓動を伝えて
相手に心を伝えたいんだ。

愛とか恋とか、そんな言葉じゃなくて
赤ん坊が母胎を求めるように
僕だけの鼓動で宇宙を満たして一体になりたいんだ。
だから僕は、孤独の宇宙を求める。
他者を求めながら、自分と同じであることを求めるこの矛盾。

ずっと安心したかった。
誰かと同じ呼吸をしたかった。
すべてが僕とひとつになりたかった。

ぜんぶぜんぶ終わっていく。
なにもかもが儚く終わっていく。
はじまりのあの穴に向けて。
生まれた世界への亀裂の穴に向けて。
外と出会った初めての瞬間に向けて。
すべてが終わっていく。

だからこんなにも、書いている僕が、
読んでいる僕とひとつになりたいんだ。
だから僕と君が、同じ一つの嘘であることを証明したいんだ。

自意識と他意識が、おなじ一つの嘘を源泉にしていると、
解き明かしたかったんだ。

鏡が割られていく。
今日という時代が終わり、
明日が来る

そのことを感じるために、
ぼくは今を感じている。

明日君と出会えるかもしれないから
今日は僕でありたいとおもう。

静かに、そっとしずかに。