おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

2009年5月25日(月)の畑の報告③

2009年06月05日 23時54分03秒 | 
 確か、GWに帰省した時にネギを植えつけたが、もう少しあってもいいかな~とも少し思っていた。そしたら、知り合いの農家から、その農家の知り合いの農家のネギの苗が余っているから、持っていけばという連絡が入った。

 その苗はブドウ園のところにあったのだが、苗というよりは、とても成長している苗であった。すでに食べることができるような・・・。

 ま、とてもいい苗だ。まだネギの育て方がよく理解できていないが、昨年はいいネギができたので、とりあえず植えつけて、徐々に土寄せをしていこう。自分で苗をおこしてそれを植えつけることができれば一番いいのだが。

    

     

    

 この前、直播きした、春菊や小松菜、ふだん草などなど。春菊は発芽率悪し。ルッコラやふだん草は良し。とくに、ふだん草は昨年、虫に食われずに、すくすくと成長した。今年はどうだろうか。楽しみだ。人参は順調。適時間引いて、大きくしていこう。

   

 これが農園の全体図。徐々に立体的に賑やかになってきました。これからが勝負です。雑草といかに共存していくのか、どれだけ手間をかけずに家族の自給を豊かにしていくのか。

 僕は野菜を売るということをせずに、とにかく自給を心がけている。しかしながら、自給分だけ育てることは難しいので、自給+α育てることができれば、それは知り合いにお裾分けしている。

 このお裾分けの部分を増やして、自給を広げていきたい。僕は農業を糧に生活しているわけではない。お金をとっちゃうとその関係性にも、責任が生じてしまうので、僕は今、その責任から逃れ、もっと気楽に農業をやりたいと思っている。そういってしまうと農業で生活している人たちに「甘っちょろい考えだな~」と思われてしまうが、そういう「農」のカタチがあっていいと思う。むしろ、そういう「農」を広げていきたいと思う。