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せろふえ

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防衛費を増やす=軍拡なんて愚の骨頂

2022年12月15日 | シロート考え

 東京新聞はともかく、テレビはほとんどふれていないが、だれが軍拡を認めたのだ?防衛費=軍事費をGDPの2%にするなんて馬鹿げているし、だれも認めていないし、非常に愚かなことだ。あの「不沈空母」軍拡中曽根ですら、ずっと踏襲してきた1%を超えた軍拡なんかしなかった。今の自民党は国民の敵だ。
 統一教会(統一協会)のこともまったく反省することなくこれからも深い関係を続けるらしい。国民の敵だ。
 現金を受け取ったことを認めた甘利の収賄は明らかだし、そのほかも(つい最近も)自民党は犯罪者集団だと明らかになっている。国民の敵である。

東京ヒゴロ 松本大洋

2022年12月14日 | 漫画
 これも漫画同好会の同僚が貸してくれたもの。ともかく今年は彼女と漫画の交流ができて幸福だった。知らない漫画に大量にふれることができた。とてもうれしい。
 これは漫画編集者(ともちろん漫画家)の話。まだ2巻しか読んでない。話も良いが絵が良くてねえ。カラーがほんとに良い日本画のようだ。(最初無意識に「この不透明水彩の感じが」と思っていたが、そうだ、これは日本画(顔料?)なのだ。)

定期演奏会終わる

2022年12月12日 | チェロ


 昨日は定期演奏会。まだまだコロナ禍だが、でもいろいろなところから、重症化しにくくなっているという話も聞く。知り合いのって、団員じゃないか、医者からはワクチンを打った方が良い、とも聞くが、ともかく制限なしの演奏会だった。舞台ではマスクをはずしたが、管楽器以外はリハーサルまでマスクをしていた。
 大学祝典序曲、シルヴィア組曲、運命、アンコールはハンガリー舞曲5番とふるさと。
 運命はとても快速(エキストラのひとりは最速!と言っていたとのこと)で、疾走感あふれるものだったと思う。大きな事故はなく、小さな事故はもちろんたくさん。個人的にはたくさん知り合いが来てくれて、とてもうれしかった。打ち上げはなく、家でひとり(じゃなくてまあ家族とだが)酒盛り。ごく控えめに。
 また少しずつ練習しなけりゃいけない。今回は練習量が少なかったと思う。次は5月。

Sunny 松本大洋

2022年12月10日 | 漫画

 漫画同好会の同僚が貸してくれた。
 親元で暮らせない子供を預かる児童養護施設「星の子学園」を舞台にしたもの。すばらしかった。絵がとっても良いし、話も語り口もなにもかもすばらしい。こういう作品を読むとなにも書けない。ネットでいちおう調べてみたりするが、他人の知ったかぶったような書評を読み始めるとすぐうさんくさく思ってしまう。
 ぼくは松本大洋を「ピンポン」でしか知らず、あまり感じなかった。内容がないように感じた。もう一度読み返さなければいけないかもしれないなあ。

 そうだ個人的には、サニーと言えばジーグのことなのであった。
 

ヤコとポコ 水沢悦子

2022年12月08日 | 漫画

 漫画同好会の同僚が貸してくれた。こういうのもSFと言うのか。ゆるい未来に暮らすゆるいロボットをアシスタントにしたゆるい漫画家の話。たしかに完成され、つじつまのあう世界(ふつう「世界観」などと言う)ができていて、まあ楽しめた。でもなんというかあまりに少女漫画の世界で、彼女が貸してくれたのでなければ、まず読まない作品だなあ。こういうのにも出会えて僥倖だった。

ヴィーラント・クイケンの無伴奏

2022年12月07日 | チェロ
 いつもいつも間が抜けたころに聴いているのだが「古楽の楽しみ」のバッハの無伴奏の回でヴィーラン・クイケンの演奏を聴き、とてもゆったりとしていて、そしてとても好もしかった。
 われわれアマチュアも、アマチュアの、あるいは自分のテンポというのがあるのじゃあなかろうか。
 チェリビダッケが遅いテンポを選ぶことが多く、大きな編成のオーケストラ曲ほどその複雑な音楽を聴くためには時間が必要なのだ、というようなことを言っていたのを思い出した。ほぼ同じ意味で、われわれアマチュアも自分の技量にあったテンポを選ぶべきで、それ以上のテンポで演奏しても楽しめないし、客観性がなくなると思う。
 晩年のベームも非常にゆったりとしたテンポ設定をしていたが、そういう変化というか老いを自然に受け入れれば良いのではないか。ヴィーンフィルは、その遅いテンポに豊かな音楽を盛り込んでいるから成り立つのだと言っていたそうだ。(岩城)遅くても客観性のある演奏をするにはそれは別の高度なテクニック(音楽性)が必要なのだろう。

軍拡なんて愚の骨頂

2022年12月04日 | 日記

 サッカーWCのかげでとんでもないことになっている。
 軍拡なんてものってのほかだ。馬鹿自民党の馬鹿議員は、軍拡するなの声に対して「お花畑」とか「現実を見てるのか」などとヤジを飛ばしているという。まったくそれは自分らのことだ。
 だれも日本に攻めてくるはずがない。すでにアメリカに占領されたままだ。中国が攻めてくる?馬鹿じゃないの?攻めてくるはずがない。そんなことする前に北朝鮮に攻め込んで国を潰した方が将来的にも、そうだなあ10年くらいのスパンでも得なはずだ。それすらしない。こんなアメリカにガチガチに守られている日本に攻めてくるはずがない。もっとも実際はアメリカが本当に守ってくれるかどうかはあやしいものだ。ウクライナを見ろ。仮に戦争になったら武器ぐらいツケで売ってくれるかもしれないが、アメリカが日本を守るかどうかあやしいもんだ。だが、そういうわけで、攻めてくるはずがない。ロシアだって攻めてこない。
 本当の意味での軍事的な観点で言えば、原発をこのままにしていたら核兵器なんかなくても日本は壊滅できる。原発を即刻廃止して核物質を密閉し、再生可能エネルギーに切り替え、食料を自給できるようにすることが日本の防衛なのだ。
 日本はどこの国も攻め込んだりしません。第2次世界大戦の時は(先祖が)たいへん悪いことをしました。反省しています。二度ととしません。兵器は持ってないけど攻めてきたりしないでしょう?仲良くしましょう。そういうことが日本の防衛なのだ。

天地明察 監督:滝田洋二郎 原作:冲方丁

2022年12月03日 | 映画・テレビ
 天地明察を見た。 主演岡田准一 宮﨑あおい
 江戸時代前期、囲碁棋士で天文暦学者の安井算哲(渋川春海)の生涯を描いている。安井算哲は親父の持っている囲碁の棋譜本?とかで目にしていて、囲碁だし、暦のこと天文のことだし、へえと思って映画が気になっていた。おまけに和算の関孝和まで出てくる。理系の(アマチュア)碁打ちとしては壺である。なかなかよく作ってあると思う。楽しめた。原作も読まなきゃいけないかなあ。



 

ダサさ、朴訥さ、誠実さ

2022年12月02日 | 日記
 前の記事で「ださいイギリスの男の子」などと、もしかしたら人種差別的でもあるかもしれないようなことを書いたけれど、それはむしろそういう誠実?さに対する羨望とやっぱりうさんくさいなあと言うのとないまぜになっているのかもしれない。
 直接関係ないけれど、イギリスの上流階級はちょっとどもるという話をいろいろなところで読んだ。それがちょっと朴訥な誠実さを演出しているというのだ。谷川俊太郎は「上流階級の気取り」なんて書いている。同時にあまりに流ちょうにしゃべられることに不信感を感じる、というようにも書いていて、いやまったくそうだなあと思う。
 書きながら、そういえば若いときのフランス・ブリュッヘンもぼやっとした大男だったなあと思い返している。