特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

保健所出所老犬カレン&ギスケ 朝の徘徊タイム動画

2014-11-20 11:24:09 | 福島県県南保健所 出所動物
今日の白河は寒いです。昼間は外で過ごすママ犬グレースも、散歩を終えると自分から室内へ向いました。これでは、外飼育は無理。室内飼育を希望し、新しい飼い主様を募集しています。

さて、老犬カレンが保健所から我が家に来て2カ月が過ぎました。衰弱していたカレンですが、今も元気にしています。



10月15日に保健所から出所したギスケも元気です。



ギスケも衰弱していたのに、今は元気。



私を見つけると、トコトコと歩いてきます。



何を話しているのか?この2頭は全く吠えないので、とても静かな時間が過ぎて行きます。



2頭ともオヤツが大好きです。動画をアップしました。

保健所出所老犬カレン&ギスケ 朝の徘徊タイム


保健所出所老犬ギスケの徘徊ランニング


老犬にとっての一カ月は、人間の数年・・・もしかすると10年に相当するのでは?と思います。過去を補うことはできませんが、せめて残りの余生は、幸せを感じてほしいと思います。

年齢的に、これから犬を飼育するのは無理だと考える方々の中で、社会貢献がしたいという方は、ぜひ、保健所の老犬に幸せな老後を与えてあげてください。聴力視力が弱った老犬は、人を頼りにします。こんなに優しい犬たちが、抑留場の中で、糞尿にまみれ、ガタガタ震えながら死んでいくなんて・・・悲しすぎます。


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福島県県中保健所収容動物、仔犬います!そして歩行困難なコギーミックスも!

2014-11-18 06:47:43 | 福島県内保健所 収容動物
お早うございます8月より、毎朝、4時に起きています。福島は、寒くなりました。抑留場にいる犬猫たちの防寒が気になります。今年も、凍死する子たちがいるでしょう。本当に可哀想です。

さて、先週金曜日、9日の譲渡会で残った県中保健所の成犬の譲渡を申し込みました。用紙をダウンロードし印刷し送るのですが、印刷機が壊れたために、コンビニ印刷に行きました。途中、寺猫さんたちのお世話に、ゴミ片付けにと所用があり、帰宅して記入しFAXするまで約3時間かかりました。

お電話した時には、「問い合わせも1件もない」と悲しいお返事でしたので、決意をしたのですが、この3時間の間に、茶色のメス犬の譲渡が決定したそうです。

よかった

すかさず、「白い犬はいます」と担当者様の言葉。県中保健所さんも一生懸命に譲渡しようとされているようです。白い犬は・・・この奇跡が再度起こるようにと願いながら「検討」しています。

県中保健所のある須賀川市は郡山市に近く、人口も白河より多い。皆さん、保健所収容動物の宣伝してますか?殺処分、なくしたいと思いませんか?



譲渡可能犬、成犬約2歳、オス、体重約14キロの中型犬。フカフカの白い毛が魅力。あまり吠えないそうです。人懐こく可愛い犬です。



生後約3カ月の仔犬。オス。



生後約1か月半の仔犬。オス。とっても小さい

この他、仔猫もいます。東京では、仔犬は「待ち」だそうです。

東京の皆様、福島に仔犬います

お問い合わせは、県中保健福祉事務所にお願い致します。現在、18頭もの収容犬がいる県中保健所。県南の倍以上の数です。須賀川の方々、譲渡推進しましょう!「譲渡可能」動物は、人馴れしている譲渡に適した犬です。早く出所させてあげたいものです。



譲渡に適したとは言えない状況の15頭の中には、歩行が困難なシニア犬もいるようです。コギーミックス。こんな子を遺棄する人って・・・鬼ですか?

クリスマスには、抑留場を空にしたい。そんな願いを持っています。どうか、クリスマスの奇跡が起こりますように暖かい家庭で、新しい年を迎えることができますように


どなたかわかりませんが、クリック応援有難うございます。
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お墓で猫を捕獲!?猫オジサンの妨害!!城下町の過酷な地域猫活動

2014-11-15 19:58:25 | 城下町白河の地域猫活動コミネコ
全国の地域猫活動に励む皆様、本当にご苦労様です。中でも、補助金も助成金もなく、自腹覚悟の活動をされる皆様、ご苦労様です。きっと、使ったお金は、天国に貯金されてることでしょう。また、行政の理解も少ない地域の皆様、共に頑張りましょう。全国には、先進地域もあれば、発展途上地域もあります。それでも、頑張る方々がいる。とても励みになっております。

実際、過酷ですよね

現在、野良猫に餌付けをしている男性2名からTNRの妨害をされています。近隣の方々は、迷惑をしているそうです。しかし、TNRをしようとすると、1名は猫を収納したようで、野良猫の姿を見かけなくなりました。仔猫を連れた母猫の姿を見ると近隣から情報をいただいたのですが・・・。同じ町内の、別の場所では、設置した捕獲器を鍋で叩きに来た男性がいました。


遠縁の墓地に捕獲器を設置。白河には寺がいっぱい!

この男性は、市内のアチコチで餌付けをしているようです。例えば、私が毎日お世話に行く場所、市役所敷地、神社や民家等など。世話をしているので餌を与えないでくださいと看板を立てても、その脇に大量の餌をまきます。毎日ではなく、週に数回といういい加減さ。深夜や早朝と時間も決まらず、結果として、それを待って猫がウロウロします。与えなくても大丈夫ですからと説明してもダメ。どうも、自分が野良猫をかまいたいようですね。

高齢の男性が問題を起こすケース、多いです。



問題の男性の飼い猫だそうです。といっても外にいますが。「自分の猫だから去勢はしないで」と言われました。この男性の部屋の前後には、ズラーと猫餌をいれた皿が並んでいます。不妊去勢もせずに餌を大量に置きっぱなしにすれば、市内中から野良猫が集まるかもしれません。それを喜んでいるようです。

飼育できる環境にはないのに、適当に餌付けをし、飼い猫だと言いながら外に置く・・・かなり身勝手です。無責任です。強い猫が来れば、弱い猫は追い出されます。飼い猫が追い出されるわけです。飼い猫であれば、不妊去勢をし、できる限り室内で飼育するのは当然です。それが、殆どの時間を外で過ごすわけです。外飼育の猫=野良猫ではないでしょうか。

この日、長時間説得の末、首輪をした2匹のオス以外は不妊去勢をすることに納得いただきました。また、捕獲器を設置することにも了解を得ました。しかし、嫌な予感がして戻ると、シッカリと妨害されていました。

この日、他の場所でもTNRを試みましたが、早朝4時に大量の餌をバラまいたそうで、猫はお腹いっぱい。姿を見ません。餌も残っています。これでは、近隣の迷惑になりますし、TNRできなければ、せっかく減ったのに、また増える可能性もあります。

いったい、この人は何がしたいのでしょう?猫が好きだと言いながら、何の責任もとらず、猫の「生」を守ることもしないのです。週に2,3回、深夜や早朝に大量にばらまく。結果として、猫が悪者になります。この人が餌を与える場所は、すぐに貼り紙がされるそうです。すると別場所を探して餌をまく。家庭環境などから推測すると、孤独感や社会性の欠如が原因ではないでしょうか。



こちら耳カット猫八重ちゃんです。深津絵里さんに似ています。とても美人です。いつもお母さん猫と一緒に行動しています(TNR済)。



新型の猫トイレを協力家庭に設置しました。使ってくれるといいのですが。



昨日は、1時間ほどゴミ片付けもしました。寺猫たちのトイレコーナーを作るためです。相次ぐ妨害とゴミ屋敷片付けと・・・このボランティア、本当に大変全国の地域猫活動をされる方々、ご苦労様です。誰にも理解されなくてもイイ。

ただただ猫のために、頑張りましょう

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衰弱していた県南保健所収容犬カレン、出所後2カ月経ちました

2014-11-14 20:08:07 | 福島県県南保健所 出所動物
今年の9月1日に捕獲され、9月8日に県南保健所を出所した老犬カレン。出所時は、糞尿にまみれ、強烈な悪臭を放ち、ガタガタと震えていました。立つこともできず、不自由な身体で震え・・・本当に哀れでした。もしかすると、あと数日しか生きないかもしれないと思いました。糞尿にまみれ、蛆が湧いた身体で死ぬのではなく、家庭の犬として看取ってあげようと引き取ったのですが・・・



2カ月が過ぎた今も元気にしております。



聴力は衰えていますが、視力は大丈夫。私を見ると追いかけてきます。毎朝、もう1頭の保健所出所老犬ギスケとカレンをドッグランで徘徊運動させます。その間に、ドッグランの草むしりやウンコ拾いや落ち葉拾いをしますが、カレンが追いかけるので、逃げながらの仕事です。



ご支援いただいた美味しいオヤツを食べてご機嫌のカレンです。笑顔が可愛い



室内では、低反発キッチンマットと毛布を敷いた上でスヤスヤ寝ています。オムツ姿が可愛い

昼間は静かですが、夜中に徘徊運動をします。時々ガツーンバターンという音で目が覚めます。徘徊防止用のフェンスに頭突きをし、時には倒して、床の上に寝込んでいたりもします。このようなことが面倒で老犬を遺棄するのでしょうか。

一昨年まで、私の家には寝たきりで高度障害者の義母が同居していました。最後まで在宅介護でしたが、それから比べれば、可愛い物音です。カレンは可愛いお婆ちゃんです。オヤツを食べる時も、とても優しく食べます。不自由な身体で、必死に私を目で追い、トコトコを追いかけてきます。2か月前の姿を思えば、嘘のようです。老いた犬の命であっても、間違いなく一つの命です。

2頭の老犬は、全く吠えません。徘徊運動時間は、時がゆっくりと進みます。老犬にとっての1日は、貴重です。過去を補うことはできませんが、できるだけ幸せな思い出をつくってあげたいと思います。

年齢的に、犬を飼うことは無理だと考える方々の中で、社会貢献がしたいと考える方・・・保健所の老犬を引き取るという方法もあります。そんな人が増えることを願います。


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寺猫しょぼん&キリリ、その名前の由来は・・・

2014-11-13 13:07:21 | 城下町白河の地域猫活動コミネコ
昨年の11月、市内某寺に30匹近い野良猫がいるとの情報をいただきました。偶然にも同時に二人の方から情報をいただき、現場に行くと、本当にいました。ゾロゾロ・・・。近くには「無責任に餌を与えないでください!!迷惑してます」というような貼り紙がありました。これは、問題がある・・・と誰でもわかりますね。

11月末、20匹近い野良猫の不妊手術をし、現在までに30匹近くの野良猫を不妊去勢手術しました(この場所では)。住民の方々からは、仔猫の姿を見かけなくなったと声をいただきますが、それでも、時々仔猫が出現します。この地域は、広大な土地を所有する寺が、いくつも並んでいます。また、公的な土地もあります。その上、同じ町内には、野良猫に餌付けをしている人が、少なくとも二名はいるようです。ある情報によれば、私がTNRした場所では猫が減ったが、同じ町内で不妊去勢をせずに餌付けしている場所では、ドンドン増えている・・・そうです。皆さん、餌は与えますが、人馴れした猫でも、不妊去勢はしません。これを説得して払うように導く必要があるわけですが、それ以前に、自分の飼い猫の不妊去勢もしない住民が多い。この啓発は、行政にお願いしたいものです。まずは、自分の飼い猫の不妊去勢をする。仔猫を殺すことは犯罪であることを啓発する。これが大切。でなければ、誰が野良猫の不妊去勢手術代を負担しますか?

先進地域と違い、飼い犬猫の産んだ仔犬猫を自分で殺す人がいる地域です。本当に大変な場所です。
先日、自称猫好きの女性と電話で話しました。猫を9匹飼っているそうですが、メス4匹のうち2匹は手術していないそうです。もちろん、オスもしていません。産まれた仔猫は、目が明かないうちに殺すそうです。全く罪悪感はありません。「警察に通報します!」と私が強く言っても平気。それから、会う人ごとに「福島では仔猫や仔犬を殺す人がいるって知ってますか?」と聞きます。皆、「農村では目が明かないうちに、土に埋めたり、川に流して殺すと言うよね」と言います。

福島県では、当然のこととして皆が知っていることになります


しかし、仔猫仔犬を殺すことは犯罪です。先の人にも、懲役2年以下、罰金200万円以下の犯罪だと教えましたが、平気でした。逮捕されなければ理解しないようです。思わず、

「江戸時代じゃないんだから!動物病院あるでしょう?」

と言いました。このような地域で、野良猫の不妊去勢を行うのですから、ある意味セレブな活動です。



寺猫です。名前は、「しょぼん」&「キリリ」です。どちらがしょぼんで、どちらがキリリがわかりますか?



マーブルちゃん。



鼻黒メイサ。個性的な顔してます。



ママと呼んでます。唯一未手術猫ですが、なかなか捕まえることができません。野良猫がたくさんいる地域は、間違いなく、餌付けする人もたくさんいます。私は、毎日来る猫の分しか餌を与えません。足りないはずですので、本当に不思議。

時々、餌をバラまいて行く人がいます。発見した時は片付けています。注意書きをするべきか?悩むところです。なぜなら、過去、このような人たちのお情けで生き延びたのかもしれません。場所はお寺。この慈悲を・・・私が判断するものか?管理者にお任せするべきなのか?悩みます。

別場所でも同様。刺身やら焼き魚やらをまく人がいます。過去、他人の土地にまいた人が「迷惑だ」というので、「貴女もやってたよね?」と言いました。野良猫問題は間違いなく人間が巻き起こす問題です。不妊去勢を怠り、気軽に遺棄する犯罪者により起こされます。生き残った猫が、情けで生きる。けれど、誰も責任をとろうとはしません。餌代は払うが、不妊手術代までは・・・となります。

しかし、全国には私と同じように、野良猫も飼い猫も同じ命だと考える人たちがいます。今の時代、ネットで活動を知ることができます。皆様の活動を励みに、私も頑張っております。

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