特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

アリウム ギガンチウム

2009-10-07 18:04:33 | 花図鑑





「アリウム ギガンチウム」は、ユリ科アリウム属 の植物。アリウムはネギ属という意味で、ギガンチウムは巨大なという意味だそうですが、その名の通り巨大なネギ坊主です。でも、可愛いネギ坊主。大好きです。





この色合いも素敵だし、近くで見ると本当に可愛い。巨大な丸いボールが1メートルもの高さで立っている姿がとってもユニーク。





球根も巨大。驚くほどの大きさです。
このアリウム ギガンチウムは地元でも人気らしく、たくさん並んでいた球根がすぐに売れてしまいます。見たらすぐに買わないとダメです。今年は2個ゲット。植え場所を考えて・・・と思っている間に売り切れました。皆同じことを考えているんですね。可愛いものは誰もが可愛いと思う。当然です。巨大なネギ坊主は本当に可愛い。
花期は4月中旬から6月。写真でもバラやジギタリスや紫花菜と一緒に咲いています。

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ジギタリス(狐の手袋)

2009-10-07 11:49:54 | 花図鑑



ジギタリスは、ゴマノハグサ科キツネノテブクロ属の2年草、多年草。耐寒性もあります。原産はヨーロッパで別名「狐の手袋」。可愛い名前ですが、心臓病の薬としても有名だそうです。それだけの効力があるわけですので、有毒成分も含まれ、毒草としても有名とか。食べないようにしたいと思います。





事務局庭のジギタリス「アプリコット」です。イングリッシュガーデンにはバラとともに必ずあるジギタリス。素敵な花です。今年、新種のジギタリスも植えたのですが、これだけ立ち枯れしてしまいました。新種改良が進んでいますが、家の土には合わなかったようで残念です。
花期は5~7月、バラの時期に咲きます。草丈は1~1,5メートルと高く、壁やフェンスに這わせたバラとも合います。色合いも合わせると本当に素敵。映画「秘密の花園」に登場する夢のようなガーデンでもジギタリスが目立っていました。





このジギタリスは、半日陰でもよく咲きます。葉は大きく広がり、雑草や他の植物の成長を防ぐ効果もあるようです。ただ、2年草扱いの場合が多く、それが残念ですね。





これは数日前の事務局庭のジギタリス。10月ですが咲いています。この花は、こぼれ種からも増えるのですが、なぜか壁に寄り添って生えます。それを夏場に移植したのですが、写真のように壁に合わせて曲がっていました。
思わず心の中で「根性曲がってる?」と・・・。そしてすぐに「違う違う。逆境にも負けずに咲く強い花よね」と写真を撮ったのでした。
それが・・・この花に伝わったのです。驚くような出来事がありました。この写真の2日後・・・





ジギタリス伸びました! 曲がっていた茎が伸びました!!





花や植物にも心があるんだと感じる出来事でした。優しい言葉を(心の中でつぶやくだけでも)かければ、きれいな花を咲かせてくれるのです。だからこそ花には、人を癒すパワーがあるのですね。


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矢車菊

2009-10-06 16:39:51 | 花図鑑


矢車菊(ヤグルマギク)は、キク科ヤグルマギク属の耐寒性一年生植物。別名ヤグルマソウとも呼ばれますが、ユキノシタ科のヤグルマソウはまったく違う花です。





昨年、花里ガーデンに矢車菊の種をまきました。そのこぼれ種から今年は写真の花が咲きました。なぜか今年はピンクの花ばかり。





花期は4~6月頃、草丈は約70~90センチ。繊細な印象の可愛い花です。
矢車菊はドイツの国花だそうです。確か児童文学の名作「秘密の花園」の映画版の中にも「矢車菊とジキタリス」の名前が登場したように思います。
来年は、矢車菊のスペースを増やしてみたいと思います。

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マリーゴールド

2009-10-05 11:20:12 | 花図鑑



「マリーゴールド」は、キク科の1年草。別名「クジャクソウ」「マンジュギク」ですが、マリーゴールドの呼び名が一番可愛いですね。
花期は5月中旬から11月と長いので、日本全国パンジーとともに花壇の定番となっているようです。原産は中央~南アメリカですが、湿気の多い日本の気候にも適しています。また、土中のネコブセンチュウやオンシツコナジラミ対策にもなるとされ、野菜と一緒に栽培されることでも知られています。事務局自宅庭でも、野菜の縁取りにマリーゴールドを植えています。

マリーゴールドといえば、オレンジや黄色の花を思い出しますが、最近では改良が進み、様々な種類のマリーゴールドが出現しました。悲しいかな丈夫で長持ちするうえに、一般的な花壇で使用される花は軽視されます。例えばコスモス。「あぁ~コスモス、どこにでもあるわね」なんて言われてしまうのです。しかし、花期が長く、その間絶えることなく咲き続ける花は本当に便利。そんな中、マリーゴールドの新しい魅力を伝えるような花に出会いました。場所は農協の直売所。





白に近いレモン色のマリーゴールド「キリマンジャロホワイト」です。背丈は高めで50~60センチくらいに成長しました。





こちらはマリーゴールド「バニラ」です。少し小さめで40~50センチくらい。キリマンジャロホワイトより横に広がりますが形はきれいです。どちらも白に近いレモン色ですが、他の花色にも合わせやすく、今までのマリーゴールドのイメージを変えると思います。1苗約100円位でしたが・・・





一つの花からこんなにたくさんの種を採取することができます。来年は花里ガーデンデビューです。こんなに小さな種から大きな花が咲く・・・本当に不思議です。



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風船かずら

2009-10-04 17:25:25 | 花図鑑



「風船かずら(風船蔓)」は、ムクロジ科属にする非耐寒性つる植物です。原産は、熱帯~亜熱帯地方で、英名は「Ballon-Vine,Heart Seed」というそうです。グリーンの風船のようなものをたくさんつけながらフェンスを這い上っていきます。約2メートルのフェンス(事務局自宅)を軽く超え、どこに行こうか迷いながら右に左に別れて広がっていきました。朝顔より細く繊細で、軽やかに涼しげに成長します。グリーンカーテンにも適しますね。植えた場所は半日陰ですが、問題なく成長してくれました。





小さな小さな白い花を咲かせます。かなりアップしています。こんなに小さな花にも、蜂がとまっていました。風船かずらの魅力は、繊細なところと風船のユニークさではないでしょうか。





緑の風船も秋になると茶色になります。中には種が入っています。殆どは、1つの風船に3個入っているようです。風船内は部屋が3つに分かれており、1部屋に1つの種が入っていました。





そして、黒い種を良く見ると白い柄があり、その柄はハート型!
可愛い!!
何から何まで可愛くて面白い植物です。1本の風船かずらから大量の種が採取できました。来年が楽しみです。







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