「風船かずら(風船蔓)」は、ムクロジ科属にする非耐寒性つる植物です。原産は、熱帯~亜熱帯地方で、英名は「Ballon-Vine,Heart Seed」というそうです。グリーンの風船のようなものをたくさんつけながらフェンスを這い上っていきます。約2メートルのフェンス(事務局自宅)を軽く超え、どこに行こうか迷いながら右に左に別れて広がっていきました。朝顔より細く繊細で、軽やかに涼しげに成長します。グリーンカーテンにも適しますね。植えた場所は半日陰ですが、問題なく成長してくれました。
小さな小さな白い花を咲かせます。かなりアップしています。こんなに小さな花にも、蜂がとまっていました。風船かずらの魅力は、繊細なところと風船のユニークさではないでしょうか。
緑の風船も秋になると茶色になります。中には種が入っています。殆どは、1つの風船に3個入っているようです。風船内は部屋が3つに分かれており、1部屋に1つの種が入っていました。
そして、黒い種を良く見ると白い柄があり、その柄はハート型!
可愛い!!
何から何まで可愛くて面白い植物です。1本の風船かずらから大量の種が採取できました。来年が楽しみです。