「マリーゴールド」は、キク科の1年草。別名「クジャクソウ」「マンジュギク」ですが、マリーゴールドの呼び名が一番可愛いですね。
花期は5月中旬から11月と長いので、日本全国パンジーとともに花壇の定番となっているようです。原産は中央~南アメリカですが、湿気の多い日本の気候にも適しています。また、土中のネコブセンチュウやオンシツコナジラミ対策にもなるとされ、野菜と一緒に栽培されることでも知られています。事務局自宅庭でも、野菜の縁取りにマリーゴールドを植えています。
マリーゴールドといえば、オレンジや黄色の花を思い出しますが、最近では改良が進み、様々な種類のマリーゴールドが出現しました。悲しいかな丈夫で長持ちするうえに、一般的な花壇で使用される花は軽視されます。例えばコスモス。「あぁ~コスモス、どこにでもあるわね」なんて言われてしまうのです。しかし、花期が長く、その間絶えることなく咲き続ける花は本当に便利。そんな中、マリーゴールドの新しい魅力を伝えるような花に出会いました。場所は農協の直売所。
白に近いレモン色のマリーゴールド「キリマンジャロホワイト」です。背丈は高めで50~60センチくらいに成長しました。
こちらはマリーゴールド「バニラ」です。少し小さめで40~50センチくらい。キリマンジャロホワイトより横に広がりますが形はきれいです。どちらも白に近いレモン色ですが、他の花色にも合わせやすく、今までのマリーゴールドのイメージを変えると思います。1苗約100円位でしたが・・・
一つの花からこんなにたくさんの種を採取することができます。来年は花里ガーデンデビューです。こんなに小さな種から大きな花が咲く・・・本当に不思議です。