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特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

雨の日はEM日和

2012-07-30 16:31:15 | 放射能問題・除染
 EM菌は生き物。では、どんな時に散布すれば効果アップを狙えるのか?微生物の気持ちになって考えてみました。

 やはり、ミミズが大量にいるような場所が好きだと思います。ということは、カチカチの栄養分のない地面よりは、落ち葉や枯草のあるような所。EM菌の餌があるような所。
 それに、通常は水で薄めますが、花壇には水源がありません。そこで、雨が降った時やその前後を狙って散布しています。生き物ですから、愛情を込めて、土の中での活躍を祈りながら、散布しています。散布後の植物の勢いを見て、EM菌たちの活躍を感じています。

 不思議ですが、以前よりも放射能のことが気にならなくなりました。植物が元気に成長をしていると、人間まで元気になるようです。

 今、船瀬俊介著「笑いの免疫学」という本を読んでいます。NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、笑いによって戦闘モードにはいり、元気いっぱいがん細胞を攻撃するそうです。笑うことは、免疫力アップに役立つということですね。土の中では、NK細胞のように、EM菌が悪玉菌や放射能の攻撃をしてるのでは・・・と想像しています。笑いでNK細胞が元気になるのなら、EM菌は愛情でしょうか。生き物として扱うのがコツなのかもしれませんね。少しだけわかってきたような気がします。

 「笑いの免疫学」の中にありましたが、阪神大震災後、全国平均と比べ、震災経験者のNK活性はとても弱まったそうです。1年が過ぎても低いままだったのが、3年後には元通りになったとありました。悲しい経験やストレスは、健康にもよくないということ。注意しましょう。

 ということで、終わったこと(昨日までの被爆)を後悔しても仕方ありません。最大限の防御をしながら(食事などに注意して)、元気に笑って暮らします。ただ、笑いのツボが・・・・・不明気味ですNHKの有働さんのさりげないリアクションが今一番笑えますが、あまり番組を見る機会もなく、爆笑チャンスを探す日々です。作り笑いも効果があるそうです。まずは、いつも笑顔でいましょう

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震災の教訓、食糧と飲料水の備蓄

2012-07-11 17:06:54 | 放射能問題・除染
 福島原発4号機の状況が気になります。もし・・・何かあれば・・・。余震が続く中、日本各地で地震が発生してます。

 昨年の大震災では、本当に辛い経験をしました。お店が閉まり何も買うことができない上に輸送もストップするということを予想していませんでした。原発事故の後でも、水や食料品を手に入れるために買い出しに行きました。ガソリンも灯油も買えず、仕方なく自転車に乗って開いているお店に行きました。断水していたので、洗濯も食器を洗うこともできませんでした。もちろん、トイレを流すことも。毎日、生きるために「水」と「食料」を仕入れるという生活だったのです。

 我が家は、トイレを庭のビニールハウスの一角に設けました。設けたといっても、すだれで囲っただけの簡易トイレ。終わったら次の人のために土をかけます。まぁ動物は皆やっていますのでね。昔、農村では人間の糞尿は最高の肥料だったそうです。肥料にはしなくとも、人も人から出た排泄物も土にかえる・・・当然のことです。ただ、都会では大変でしょう。土があってのことです。

 次にガス。都市ガスの方々は大変だったようです。ガスはすぐに使えました。

 電気。これもすぐに通電しました。

 電気を自給すれば、壊れない限り安心だと思います。ガスは「もしも」のためにカセットコンロ用のボンベを用意しています。本当は、外に窯を作りたいのですが、汚染された木を燃やすわけにはいきませんので、今のところ作っていません。水は・・・

 

 ペットボトル(水道水)を100本用意しようと決め、今半分ほど用意しました。食器を洗うにも何をするにも水は必要です。ペットボトルのためにはではなく、ペットのためにカーテンを上げています(手縫い)。

 

 水を見てると、不思議と涼しい気持ちになります。今のところクーラー要らずの生活ができていますよ。昼間、ちょっと暑いと感じた時(人間の前に老犬がハアハア始めます)、扇風機の前に凍らせたペットボトルを置き、まわします。また、アイスノンをタオルの下に敷き、老犬を冷やします。今のところ、これで大丈夫ですが、もっと暑くなればクーラーを使います(10Aでも使えます)。老犬というより、寒さに強く暑さに弱いようです。
 飲料水については、ミネラルウォーターを1か月分用意するようにしています。

 

 震災の数年前より、自給生活に憧れ、梅干しや味噌、古漬けなどを家で作っていました。今は・・・震災前に作った自家製梅干しや味噌を大切に食べています。あの普通の日々が懐かしい。今年は、和歌山産の梅で梅酒とシロップ漬けを作りました。梅酒はブランデーとリカー。ブランデー梅酒は最高に美味しいです。

 

 大地を守る会の有機野菜です。現在、福島への配送注文は送料無料(翌月ポイントバック)。助かります。月に2回ほど利用してますが、この他、地元スーパーでも購入してます。また、きゅうりやトマト、ズッキーニやかぼちゃ等を自宅で栽培しています。EMを使っている有機農家の野菜は、セシウムを吸い上げてないと聞き、いろいろ栽培しています。

 肥田先生の著書にもありましたが、「沈黙の春」のレイチェル・カーソンは農薬と共に放射能の危険性も指摘していました。その相乗効果は・・・と考えると恐ろしくなります。できるだけ化学肥料や農薬を使っていない野菜を食べたいと思います

 


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室内の放射線量を0.1マイクロシーベルト未満にするには?

2012-06-08 17:09:47 | 放射能問題・除染
 福島原発事故から1年と3カ月が経ちますが、今も個人の家の除染には何の支援もありません。白河市では、大信地区の除染が行われることになるそうですが、他の地域はどうなるのか?全くわかりません。昨年、自分で削った汚染土は、今も庭の片隅に積み上げたままです。木を伐りたくても、クリーンセンターに持ち込むことはできません。枯葉も草も同様です。

 さて、白河市の放射線量を低いと思っている方々がいるようです。公表される数値が0.2程度のためだと思いますが、実情は違います。車の中でも0.5マイクロシーベルトになる場所もあります。土を削って、敷石を洗ってという努力をしても、空間線量は0.4~0・5マイクロシーベルト程度(私の自宅庭の殆どの場所)。周囲は山や草ボウボウの空き地ですので、空間を下げるのは難しい状況です。
 それでも、室内の線量を0.1マイクロシーベルト未満にしたいと考えています。0.1マイクロシーベルト以下でなければ納得できないのです。現在は、一番低い場所で0.122マイクロシーベルト程度です。一番多く過ごす場所は、0.17~0.20程度ですので、ここを0.1未満にしたいと思います。

 まず、家の周囲2メートルの除染を、できる限り行います。

 

 今、家の外の土部分の一部にセメントを敷いています。土を少し削り、洗った砂利を敷きましたので、地面で0.3未満の数値です。この上に自分でセメントを敷いています。縁取りはレンガですが、これも自分で敷きました。見た目は悪いですが、左官仕事は楽しいものです。この部分がセメントになると、壁や窓を洗い流すことができます。強風で土埃が飛んできても洗い流せます。
 女性が左官仕事をする場合には、小さな容器で無理のない重さのセメントを作ることをお勧め致します。重くなければケーキを作るように楽しくセメントを塗ることができますよ。

 また、室内の線量を下げるために、壁紙を張り替えることにしました。セシウムは、フワフワと空間を浮遊しているようです。これを除去するのは本当に難しい。EM菌を空間にスプレーすると、ガイガーカウンターの数値は面白いように変化します。多分、これは水などでも同じ変化をすると思いますが、二次的な効果を狙い、EMスプレーをしています。二次的な効果の一つは、自分が吸い込むこと(飲んでも害はありません)。もう一つは、浮遊するセシウムを食べてくれることを期待して。
 この後、床の拭き掃除をするわけですが、何度も使うと雑巾が汚染されますので、ペットの毛などの大きなゴミの多い我が家では、濡らした新聞紙を細かくちぎり床に落とし、ほうきでゴミをからめるように掃き掃除をしています。これなら日に何度も気軽にできます。拭き掃除は、この後すれば汚れも少なく済みます。

 地道に思いつく限りのことをして放射線量を下げたいと思います。
 現在、同じ福島県の中で、もしくは白河市の中で、線量の違いによる差別のようなものが起きているように思います。例えば、「お宅は線量が高いから大変ね~家は新築だから低いのよ」「**地区は線量が低いから放射線のことなんて考えてないわ」などという言葉にも避難を真剣に考えるような人は傷つくようです。

 室内の除染は掃除。となれば女性の得意分野だと思います。今後、白河はドイツのように掃除で有名になるのでしょうか

 

 

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EM菌の効果!?それとも自然減??微妙に減少する放射線量

2012-06-04 17:10:36 | 放射能問題・除染
現在、私の家の小さな(2坪)ビニールハウスでは、EM菌と夏の花壇用苗とを育てております。



歩くスペースもないほどです。花壇用の種は、昨年購入したものですが、百日草やヒマワリは、もう芽を出してくれました 昨年は、花よりも除染優先となってしまいましたが、今年はEMしながら花にも力を入れたいと思います。

気のせいか・・・自宅の粘土質の土がフカフカしてきました。微生物菌が頑張っているからでしょうか。そして・・・



自然減なのか微妙なところですが、庭の空間線量も微減しています。本日は、庭のテーブル上で0.356マイクロシーベルト前後の数値でした。また、花里花壇の手前砂利スペースの一部では、地面で0.3以下となるところもありました。これは、タンクから菌を移す際にこぼれた場所だと思います。ということは、もっとたくさん散布すれば効果も早く出るのかもしれません。0.3以下となれば、数十センチ土を削った校庭や公園と近い数値となります。



自宅庭を線量計を持って歩いていると(ゆっくり歩く)、急に線量が上がる場所がありました。このような場合は、近くにホットスポットがある可能性大です。近くには、雨樋と側溝がありました。ここは、今も1.588マイクロシーベルト前後の高い数値です。何とかしなければと思います。

室内の線量も微妙に減少しています。一か月前よりも少し下がりました。放射線量の測定は、場所を決め、時々測定することをお勧め致します。私の家は、築40年の古い木造家屋で、窓の隙間をガムテープで塞いでいたりします そのような家ですので、気密性の高い築年数の浅い家よりも放射線量は高いと思います。一番線量の低い場所は浴室で、0.125マイクロシーベルト程度です。台所は、0.15マイクロシーベルト程度。他、ダイニングテーブル上で0.2前後、窓近くにある枕の上で0.3前後です。この枕は、先ほどのホットスポットに近いので、ホットスポットの除染が終われば下がるかもしれません。

ダイニングテーブルの線量を測定していて感じたことがあります。外での測定では、風の影響を受けますが、室内でも数値が揺れます。これは何なのか? 花粉のように軽く舞うセシウムですので、室内でも空間を舞っているのだと思います。私は、EM菌を室内に軽くスプレーしていますが、これで舞っていたセシウムが多少落ちるのではないかと考えています。スプレーしてからしばらくすると、線量が下がるような気がしました。風も吹かない室内で、大きく数値が揺れます。0.22になることもあれば、0.17になることもあります。となれば、空中のセシウムを床に落とし、これを濡れた雑巾で拭くことを続ければ線量は減少するかもしれません。また、EMの二次培養液には光合成細菌が入っています。飯館村での実験では、この光合成細菌を多く入れたEM菌の方が効果があったそうです。



EM菌を水で薄め、100ショップで購入した容器を使いスプレーしています。今は、一次培養液を使っていますが、試しに光合成細菌入りの二次培養液でスプレーをしてみるつもりです。

私は、かなり大雑把な性格ですので、日々数値を気にして生活しているわけではありませんが、それでも時々は測定をするようにしています。大雑把な上に、室内犬もいますので、神経質にしていると生きてはいけません。毎日拭き掃除していません それどころか・・・ 今後は、毎日スプレーして毎日拭き掃除を・・・・・する努力をしたいと思います。




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EM菌二次培養中

2012-05-14 12:14:39 | 放射能問題・除染
NPO法人白河花里倶楽部では、EM菌による放射能低減化に挑戦しております。これに際し、EM研究機構様とNPO法人地球環境・共生ネットワーク様よりご支援ご指導をいただいております。ありがとうございます。

 現在までに、2回EM培養液を散布しました。散布前の放射線量を測定し、写真と動画を撮りましたが、まだ整理ができていないためにアップしておりません。また、市所有地である花里花壇の土については、白河市に汚染度を測定していただきました。

 今後、月に2回以上、花里花壇と白河市内個人所有地にEM培養液を散布し、線量を測定していく予定です。

 実験的に、私の自宅のポタジェ(菜園)には、EM培養液原液を散布しましたが、何の問題もなく、植えたわけではない草が育っています。他は、5~20倍に薄めた培養液を散布していますが、何も問題はありません。





 上記写真は、300リットルタンクで培養中のEM菌です。温度管理が重要だそうですので、アルミシートと古毛布で包んでいます。これを薄めて散布しますが、花壇に水を運ぶのが一苦労です。

 我々は、とにかく行動します。1年前、何も知らずに落ち葉を集め被ばくしました。当時、どの学者も落ち葉が危険だとは言ってませんでした。自分で測定して知りえた事実です。ですので、専門家の意見よりも行動あるのみだと思います。私たちはある意味実験材料です。であるならば、受け身のモルモットではなく、自分の道は自分で決めるモルモットになりたいものです。

 
 

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