クマツヅラ(熊葛)
<クマツヅラ科クマツヅラ属>
こんなに繊細な花の名前がなぜ?
熊葛なのか?疑問に思った。
グリーンベルトで見つけた時は、感動的だった。
数年前、確かここに生えていたはず・と思って探してみたら
クマツヅラが2本はえていたのだ。
いつも、草が生い茂った後は綺麗に刈り取られてしまうので、
早めに見つけてよかった。
野原や山地などに生える30~80センチの多年草。
葉は羽状に深く切れ込み、
細かい毛がはえている。
穂状の花は白く見えるが、
ほんのり紅がさす4ミリほどの小さな花を多数つける。
花冠は5裂して平らに開き、萼は筒状で2ミリほど。
別名バベンソウ(馬鞭草)でクマツヅラの漢名で、
茎の先につく細長い穂状花序を馬の鞭にたとえたのだが、
こんな小さな花姿に馬の鞭は無いなぁ‥と思ったら、
馬の鞭の材料の木のクマヤナギ(熊柳)がいつのまにか・
この草の名前と混同されてしまったようだ。
クマヤナギ(熊柳)は私のブログでは、7月13日に
クマヤナギの実で掲載されています。
https://blog.goo.ne.jp/hanano55rengesou/e/50b0fa17cdf4af36ce6368373e16dbd6