れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ムサシノキスゲ(武蔵野黄菅)・ナワシロイチゴ(苗代苺)・ササバギンラン(笹葉銀蘭)・キンラン(金蘭)・ハンショウズル(半鐘蔓)・イチヤクソウ(一薬草)の蕾・ヨコズナサシガメ他・俳句鑑賞

2024-05-07 13:53:14 | 野の花・木の花・俳句鑑賞


ムサシノキスゲ(武蔵野黄菅)
 (ワスレグサ科(ユリ科)ヘメロカリス属>
武蔵小金井駅を降りて、バスで浅間山公園へ。
優しい色の黄色いムサシノキスゲがあちこちに咲いている。
どこが普通のキスゲと違うのか・?私にはよく解らなかったが、
5月に咲いているのは早いと思う。
紅紫色の鐘の形のハンショウズルが咲き出して迎えてくれた。
ヤマユリ(まだだったけれど)が咲いたら見事だろうと思った。
その他、ギンラン、キンラン、ササバギンランなどが多く見られ、
蕾だったが、イチヤクソウも咲く場所です。
多年生草本。

ニッコウキスゲ同様に朝鮮半島からアムール地方に自生するヘメロカリスの一種からの
変種と言われ、浅間山(せんげんやま)だけに自生するユリ科の植物と言われている。


丘陵地に自生し、草丈は60~80センチの野草で、ノカンゾウに似るが、
花弁の先端がとがらない点で区別する。
開花期は5月頃で、葉は8月には枯れてしまう。


ムサシノキスゲの花の中に、すっぽり入ってクロアゲハが蜜を吸っていました。


▲ナワシロイチゴ(苗代苺)
 <バラ科キイチゴ属>
落葉低木。
我が家にも植えてあるくらい大好きな花です。
よく、道端や河原の土手、丘陵地の日当たりのよい場所などに生えていたものです。
茎は長く伸びて所々で根を張る。
枝は直立し、高さ5~30センチになる。


葉は互生し、3枚複葉だが、5小葉もある。
枝先や葉のわきから、紅紫色の花を上向きに開く。
果実は球形で6月の苗代の頃に赤く熟して食べられる。


ササバギンラン(笹葉銀蘭)
 <ラン科キンラン属>
山地や丘陵の林の中に生える多年草。
高さ30~50センチになり、ギンランより大きい。
葉は卵状披針形で6~8枚が互生する。
花の下にある苞は線形で、花序より長い。


花もギンランよりややおおきめ。
唇弁の基部は距となり、やや突き出す。


ギンラン(銀蘭)
<ラン科キンラン属>
茎の先の3~5個の白色の花は平開しない。


キンラン(金蘭)
 <ラン科キンラン属>
茎の先に黄色の花を10個ほどつける。
花は黄色で林の中でよく目立つ。


ハンショウヅル(半鐘蔓)
 <キンポウゲ科センニンソウ属>
木質のつる性植物。
葉は3出複葉で互生する。
小葉は卵形または楕円形。
花柄は6~12センチあり、先端に紅紫色の鐘形の花を1個つける。
花は垂れ下がる。


イチヤクソウ(一薬草)の蕾
 <イチヤクソウ科イチヤクソウ属>
今回は残念ながら、蕾でした。
常緑の多年草。
葉柄のある数枚の葉が根元に集まつてつく。
葉の間から20センチ内外の花茎をだし、
3~10個の白い花をつける。
和名は薬用になることから、一薬草(いちやくそう)と名付けられた。


去年の6月の高尾山にてイチヤクソウ(一薬草)の花

※昆虫コーナー

かっこいい!ヨコズナサシガメ


柔らかそうな葉が虫食いだらけだったので、
よくひっくり返してみたら、ハバチっぽかった。


グーグル先生は・ミツバチとでました。


ヨツメトビゲラ?

          《俳句鑑賞は夏の季語田螺(たにし)》
           田螺鳴く(たにしなく)とも使う。

   
    画像は田螺じゃなくて、カワニナですが・
 
       見飽きたる田螺を探す日暮れかな   柿本 多映

コメント (4)
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