▲ムサシノキスゲ(武蔵野黄菅)
(ワスレグサ科(ユリ科)ヘメロカリス属>
武蔵小金井駅を降りて、バスで浅間山公園へ。
優しい色の黄色いムサシノキスゲがあちこちに咲いている。
どこが普通のキスゲと違うのか・?私にはよく解らなかったが、
5月に咲いているのは早いと思う。
紅紫色の鐘の形のハンショウズルが咲き出して迎えてくれた。
ヤマユリ(まだだったけれど)が咲いたら見事だろうと思った。
その他、ギンラン、キンラン、ササバギンランなどが多く見られ、
蕾だったが、イチヤクソウも咲く場所です。
多年生草本。
ニッコウキスゲ同様に朝鮮半島からアムール地方に自生するヘメロカリスの一種からの
変種と言われ、浅間山(せんげんやま)だけに自生するユリ科の植物と言われている。
丘陵地に自生し、草丈は60~80センチの野草で、ノカンゾウに似るが、
花弁の先端がとがらない点で区別する。
開花期は5月頃で、葉は8月には枯れてしまう。
ムサシノキスゲの花の中に、すっぽり入ってクロアゲハが蜜を吸っていました。
▲ナワシロイチゴ(苗代苺)
<バラ科キイチゴ属>
落葉低木。
我が家にも植えてあるくらい大好きな花です。
よく、道端や河原の土手、丘陵地の日当たりのよい場所などに生えていたものです。
茎は長く伸びて所々で根を張る。
枝は直立し、高さ5~30センチになる。
葉は互生し、3枚複葉だが、5小葉もある。
枝先や葉のわきから、紅紫色の花を上向きに開く。
果実は球形で6月の苗代の頃に赤く熟して食べられる。
▲ササバギンラン(笹葉銀蘭)
<ラン科キンラン属>
山地や丘陵の林の中に生える多年草。
高さ30~50センチになり、ギンランより大きい。
葉は卵状披針形で6~8枚が互生する。
花の下にある苞は線形で、花序より長い。
花もギンランよりややおおきめ。
唇弁の基部は距となり、やや突き出す。
▲ギンラン(銀蘭)
<ラン科キンラン属>
茎の先の3~5個の白色の花は平開しない。
▲キンラン(金蘭)
<ラン科キンラン属>
茎の先に黄色の花を10個ほどつける。
花は黄色で林の中でよく目立つ。
▲ハンショウヅル(半鐘蔓)
<キンポウゲ科センニンソウ属>
木質のつる性植物。
葉は3出複葉で互生する。
小葉は卵形または楕円形。
花柄は6~12センチあり、先端に紅紫色の鐘形の花を1個つける。
花は垂れ下がる。
▲イチヤクソウ(一薬草)の蕾
<イチヤクソウ科イチヤクソウ属>
今回は残念ながら、蕾でした。
常緑の多年草。
葉柄のある数枚の葉が根元に集まつてつく。
葉の間から20センチ内外の花茎をだし、
3~10個の白い花をつける。
和名は薬用になることから、一薬草(いちやくそう)と名付けられた。
去年の6月の高尾山にてイチヤクソウ(一薬草)の花
※昆虫コーナー
かっこいい!ヨコズナサシガメ
柔らかそうな葉が虫食いだらけだったので、
よくひっくり返してみたら、ハバチっぽかった。
グーグル先生は・ミツバチとでました。
ヨツメトビゲラ?
《俳句鑑賞は夏の季語田螺(たにし)》
田螺鳴く(たにしなく)とも使う。
画像は田螺じゃなくて、カワニナですが・
見飽きたる田螺を探す日暮れかな 柿本 多映