ツクシスミレ(筑紫菫)
<スミレ科ツクシスミレ属>
去年、はじめて牧野庭園で見つけた菫なのだが、
名札も付いてないのでどうかと思ったが、
花の姿も萼にまばらな白い毛があるのも間違いないので掲載します。
沖縄や九州などの石垣や山道のわき、丘の斜面などに生えるとあるが、
30年ほど前から多磨霊園や小石川植物園で増えて、
帰化植物ではないかと言われている。
花は淡いピンク色で、中心部が薄黄色を帯び、
唇弁は他の弁より極端に小さく、紫の濃い筋が目立つ。
葉は卵形で低い距歯があり、基部は切形がくさび形で、
葉柄に流れる。
奥の蕾には確かに白い毛が生えているのがよく見える。
全体に毛があり、開花が進むと地下茎が伸びて四方に這って広がる。
葉が卵形で、葉柄には翼があり、毛が生えている。
花の形と(丸い感じだが横に広がり、
真ん中の花弁は特に小さく紫色の筋があるので見分けやすいと思います。
うすピンク色の小さな花が特徴。