れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ショウジョウバカマ(猩々袴)

2020-03-19 05:50:00 | 野の花日記

ショウジョウバカマ(猩々袴)
<シュロソウ科ショウジョウバカマ属>
山野のやや湿ったところや渓流沿いに生える多年草。
鮮やかな色の花を咲かせる。


根生葉は多数つき、倒披針形で長さ7~20センチ、
幅1,5~4センチあり、冬も枯れずに残る。

花の色は淡紅色から濃紅色まで変化が多い。
白色のもの(シロバナショウジョウバカマ)もある。

時に古い根の先端から新しい苗ができるという特性もある。

春、根生葉の間から高さ10~20センチの花茎が立つ。
花茎は円筒形で葉は無いが、数個のりん片葉をつける。
花被片は6個あり、線状倒被針形で1センチほど。
質は厚い。

花糸は花被片と同じ長さか、やや長い。
花が終わると花茎が伸びる。
花被片も緑色になって残る。


和名は猩々袴(ショウジョウバカマ)で、
花の色を猩々の顔の色に、下部の根生葉を袴に見立てたものです。

 

 

 

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