れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ザゼンソウ(座禅草)

2020-03-23 07:03:08 | 野の花日記

ザゼンソウ(座禅草)
<サツマイモ科ザゼンソウ属>
低山などの林下や水湿地に生え、
花茎は高さ10~20センチになる多年草。

葉は太く長い葉柄があり、
肉厚で2~7個が根生して、展開して伸びると、
長さ幅とも30~40センチの円心形でつやがある。

花は葉が出る前に咲き、肉穂花序は長さ2~4センチの楕円形で
仏炎苞に包まれる。
仏炎苞は紫黒色で舟形。肉質で先は固く尖り全方に曲がる。

花は4数性で花被片4個、雄しべが4個、雌蕊が1個あり、
葯は黄色。
肉穂花序が4度ほど高くなり悪臭もある。
これは気温の低い時に匂いで虫を呼び、虫の体温を高めて動きを活発にさせ、
効率的な受粉に寄与させるため。

花の姿を座禅を組んだ達磨大師に見立てた名。

 

 

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