アズマイチゲ(東一華)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>
明るい落葉樹林の林床に生えるスプリングエフエメラル。
まだ咲いたばかりで、
葉が緑色にならずに赤褐色のままです。
花は径3~4センチ、
萼片は8~13個あり、花びら状で白色が美しい。
裏面はやや紫色を帯びることがある。
葉は本来は緑色なのだが、ここのは紫褐色で、
根生葉は2回3出複葉で、小葉はさらに裂ける。
アズマイチゲはキクザキイチゲとよく似るが、
アズマイチゲは花の中心部が紫黒色を帯びるというのだが、
解りずらい。
(キクザキイチゲは花の中心部まで白い。)
本来の緑色の葉のアズマイチゲ。
キクザキイチゲ(菊咲一華)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>
早春の陽だまりに開く。
☆アズマイチゲとは、
茎につく葉の縁の切れ込みが深い点で見分けます。
天気が悪く、寒い日は花は開きません。
落葉広葉樹林の半日陰に生えます。