ベトナムもきょうから4連休。ニッポンは何連休なんじゃィ?? で、ニッポンでジョギングシューズを買ってきたので連休初日は走ろうと思って、朝6時半に起きたが、アタマの後頭部の後ろのほうが頭痛で痛くて、今日はやめといた。それで昼前にプールに行ってときどき薄日が差す程度だったのでパラソルなしで1時間いたら、今や茹でダコ状態。ソレもそのはず、ハノイは北回帰線の南なんだから。ソノあとは散歩してカフェでビール飲んで、、初日は終り。ぜんぜん充実してないな。
はなしは元に戻って今回の芝居3連チャンの最終日は、相当前からかなり期待の高かったコレ。去年スイングバイを駒場アゴラで最終日にギリギリ滑り込みで見て、コンナのもあるんだぁ、みたいな驚きだったワケで、それでコレはその作者である柴サンの出世作、と言っていいのか、アノ岸田国士戯曲賞とったんだから出世作なんだろう、その再演。
宇宙の星の誕生と死、ソレとその宇宙の中の砂粒のひとつ程度に過ぎない地球の中のひとつの家族の中の誕生と死、それらを重ね合わせながらワレワレも、そしてコノ地球もいつか死ぬ時が必ず来ることを、、なんていうんだろ、ソレを何か訴えてるわけでもなく、幼稚園のお遊戯みたいな感じの踊りと歌、ラップとダンス、って言ったほうがいいのかもしれないが、芝居、ではなく、そういうパフォーマンスとして仕上げている。コレはハッキリ言って芝居じゃない。だからって別に悪いとか、文句言ってるわけじゃなく、古い芝居の概念を打ち壊しているのだ。ストーリーとかクライマックスとかそういうコトじゃなく、なんなんだろね、ばあさんや、みたいな。
見終わったあとの清々しさというか、ハッキリ言ってカンドーすらしたワケだが、その正体は、、音楽と照明の緻密な演出と、繰り返し繰り返しの手法みたいな、かなり技巧的なもののように思った。
このあと年末近くに「あゆみ」も再演される。ハッキリ言って楽しみ。
2011.4.24 三鷹市芸術文化センター星のホールにて、5/1まで。