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  人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

光の贈り物・・・

2006-12-11 14:25:14 | 行事
冬を彩る恒例のイルミネーションが、五条の「ローム本社」周辺で始りました。

京都に本社を持つ半導体メーカー「ローム」さんでは、毎年11月24日から12月25日まで、環境に優しい神秘的なイルミネーションを、京都市民へ心をこめた光の贈り物として届けられます。

イルミネーションは、同本社一帯の街路樹に飾り付けられ、今年は約 57万個の電球が、周辺の80本の街路樹に設置され夜の街を演出してくれます。


素敵な光の並木道を7枚のアニメでご覧下さい。

五条通り沿いの「シンボルツリー」に見立てた高さ約十メートルの2本のヤマモモの木には、同社の白色LED 35000個をネットお被せて、飾り付けられました。

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近くの公園の中の木々にも素敵な光の花が咲き、夜の公園内を明るく照らしていました。

 所在地 ローム株式会社(本社) 京都市右京区西院溝崎町21





京都の地蔵盆・・・

2006-08-20 18:35:27 | 行事
「町家」「お不動様の地蔵盆」「通行止め」「予定表」「金魚すくい」
町家」


今日の京都は暑さがぶり返しています

子供達にとっては、夏休み最後のお楽しみ・・・
今日は、朝から何処かで「お地蔵盆」をやっている所がないかなぁ~と探しに行きました。彼方此方探してみると何箇所かで始っています・・
早速お断りをして写真を撮らせて戴きました。

「地蔵盆です」・・・私達の子供の頃は、ご町内に大きなお寺があり毎年そのお寺の境内をお借りし、確か地蔵菩薩の縁日に合わせ8月23日、24日の両日にわたり行われていたと思いますが・・この日ばかりは、夏休みの宿題やお稽古事も全部忘れ10時におやつ、お3時にもおやつ・・等楽しい事がイッパイ山積みでした。
一日中お地蔵さんの側で楽しく過ごしたものです。

※男の子の提灯は白地、女の子の提灯は赤地、夫々自分の名前を入れ作ってもらい「地蔵盆」当日その提灯を吊って貰って、自分の名前の入った提灯を探すのも楽しみの一つでした。

昨今、従来の日に近い土曜、日曜に行われることが多く成りました。

各町内で、町家をお借りしたり、お寺や集会所、ガレージ等で「地蔵尊」をおまつりし「地蔵尊」の前には、各家庭からの沢山のお供え物が飾られ・・主役の子供達がお地蔵様に見守られながら楽しい時を過ごします。

10時には、おやつ・・とか何時には、福引、金魚すくい、等、各ご町内の役員さんたちが色々と趣向を凝らしプログラムを決めます・・

おやつの時間に成ると「カンカンカンカン」と鉦を鳴らし子供達が「おやつどっせ・・」と町内を回ります。

その声を聞き「おやつ引換券」を持った子供達が家を飛び出して行きます・・

大きな大きなお数珠の「百万遍数珠回し」が始ると子供達も大人も混じり大きなお数珠を囲みお坊様のお経にあわせお念仏を唱えながらそのお数珠を隣へと順に送ります・・・大きな「玉」が、回ってくるとそのたび「玉」を頭上に戴き頭が良くなります様に・・等良くお願いしたものです

この日ばかりは、細い路地などは、車もチョッと通行止め・・なんて所も多々有りました。

少子化になった最近では、年々主役の子供達も少なく成り、遠く離れたお孫さんたちもこの日は、お里帰りし古くから残る京の「地蔵盆」を楽しまれているようです


五山の送り火、滞り無く・・

2006-08-17 17:49:01 | 行事

今日の京都は蒸し暑い一日です。

昨夜「五山のお送り火」が、無事滞りなく終了いたしました

京都の市街地を取り囲む山々で午後八時より順次点火されます・・

京都市内の灯りは、一斉に自粛ムードに入り何時もより随分、灯りは落とされています鴨川べりやビルの屋上等、主要な場所は大勢の人々で埋め尽くされ・・約10万人の人出だったようです(京都新聞によると)

午後八時、東山の如意ヶ嶽の「大文字」点火・・一面の長さが80~160m有る「大」の字が如意ヶ嶽に浮かび上がります・・・
           

続いて「妙・法」「船形」「左文字」「鳥居形」の順に点火されて行きました

午後八時を過ぎても30度を越す暑さの中浴衣姿の人々も暑さも忘れ、先祖の霊の無事と無病息災を願いつつ灯の消え入るまでお盆の伝統行事の中に浸っていました。(※、最終点火の山の灯が消えるまでには、約小一時間掛かりました。)      合掌

※ 大文字の関連情報は此方をご覧下さい


五山の送り火~4

2006-08-16 10:30:03 | 行事

今日の京都は

昨日の曼荼羅山付近を摂ってみました(画面が小さいのと不鮮明で解り難いですがマンションの左上直ぐの位置に「鳥居の形」が、見えると思うのですが・・

今夜は、「五山」に火が灯されます・・・その火を頼りに「おしょらいさん」は、黄泉の国へとお帰りになります。

大きな「蓮」の葉に(白蒸のおこわ、ひじきの煮物等お精進料理のお弁当)これ等を詰め、旅立たれます・・・

昔は、これ等のお弁当は、川に流したのですが最近では、河川汚染になるので禁止され、各お寺に預けます
各家庭では、お迎えした時と同じ場所で火を焚きお送りいたします
それらを終え「五山の送り火」と共に来年の再会と無病息災を念じ「大文字の火」に祈りを捧げるのです

「鳥居形について」

五山の中で、唯一西山に位置し、高度も低く京都の市内地から見るのは、困難です。
又、五山の送り火の中でも、最も勇壮で美しいとされる送り火です・・
(麓から火の点いた松明を手に持ち「火床」目指し一気に駆け上がって行く様は、まさに勇壮そのものです。)

曼荼羅山に有り・・・点火方式、

以前は、地面に打ち込んだ杭に、青竹を結び付けて、立てておき、太鼓の合図にあらかじめ燃やしてある松明を持って走り、松明に火を移し各火床の青竹に突き刺していたが、現在では、鉄製受け皿に松明を突き刺しているそうです。

太鼓の合図で親火の処で松明に移され一斉に松明をもって駆け上がり火床に立て火を付けられる

他の山と違いあらかじめ火床に点火準備がされていない処が、4山とは、異なる所です。

当山の松明は、松の根の部分(じん)を束にしたものを縦に組んで立てる・・・

鳥居本と言うのは、火の神「愛宕山」の登り口に有り「愛宕神社」参道を示す鳥居が有るのでこの名前があるそうです。

16日午前中仏野念仏寺駐車場にて護摩木の受付・・・
火床108基、鳥居の笠貫 約70m、左右の脚 約80m


五山の送り火~3

2006-08-15 14:01:55 | 行事
今日の京都は朝から暑い日です。

今朝、北の天満宮の近く白梅町の交差点から「左大文字」を見てみました。
(右側の街路樹、衣笠山の中腹の山肌のはげた様になっている部分に微かに「大」の字が読み取れるのですが・・お解り戴けるでしょうか?)

衣笠山、衣笠大北山の「左大文字」は周囲の木々や雑草も綺麗に刈られ凛々しい姿を現しています。
明日の「送り火」を前に準備万端整っていました。
(お山が余り高く有りません「左大文字」も隅の方に追いやられ上手く撮れませんでした・・)


「左大文字について」

衣笠大北山に有り・・・岩石が多く火床が掘り難く以前は、篝火を燃やしていたとか・・現在は、コンクリートの火床使用・・・

午前7時菩提寺である法音寺門前で門火(篝火)を焚き先祖の霊を慰める法要が行われ、送り火の親火点火台で護摩木が焚かれその火で丈余の親松明と手松明が灯されて、山上に運ばれ、山上の送り火が点火ます。
16日午前中金閣寺の門前で護摩木の志納受付されている。

火床53基、一面48m、二面68m、三面59m、
   山の斜面に栗石をコンクリートで固めたものを高さ30cm~3m
   松割木を井桁に約1m重ねる。

東山の大文字と並べて、太く逞しいので男型、左側に見えるので左大文字と呼ばれています。


五山の送り火~2

2006-08-14 11:02:56 | 行事

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        今日の京都はです


戦時中、大文字山に「白い大文字」と言われる大文字が出現したそうです
1943年と44年の事です・・・

当時灯火管制や、薪が手に入りにくくなりその為点火する事が困難になり、点火する事が出来ないのなら・・せめて「白い大文字」で、霊を送ろうと「白いシャッ」を着た大勢の児童等が人文字で、「大」を描いたそうです

1994年に『白い大文字』が、映画制作の為、大文字山では、その当時さながらに再現されました。


「妙、法について」

「妙」の字形は・・・万灯籠山
「法」の字形は・・・大黒天山~2山一対で、1山と数えます
 
松ヶ崎西山、東山に有り、桶泉寺住職の読経の中点火さます。
妙法の一字は法華宗の信仰から由来したものだそうです
送り火終了後、桶泉寺にて、「題目踊り」が行われます・・・

妙の火床103基、縦横最長約 100m
法の火床 63基、縦横最長約  70m共に鉄製の火床使用


「船形、について」

西加茂船山に有り、船を形どった送り火で「精霊船」とも呼ばれています。

山麓の3ヶ所ー55軒の旧家より年寄り、中老、若中約50人が、西方寺より割木が山上に運ばれ点火準備が行われ、西方寺の「鐘」を合図に点火される

山麓では、西方寺住職の読経が、行われ・・・
送り火終了後西方寺にて、「六斎念仏」が、行われる。

火床79基 横約200m、帆柱の高さ130m 

五山の送り火~1

2006-08-13 15:25:38 | 行事

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今日の京都は、

「五山送り火」・・大文字の送り火の為に作られたお干菓子です

※ このお干菓子は、京、祇園石段下南の「亀屋清永」さんの京菓子です
   (この時期限定の販売です・・)

8月16日の夜8時市内の明かりが落とされ五山の送り火が灯されます

 8時時・・・・東山如意ヶ嶽の大文字を皮切りに
 8時10分・・妙・法
 8時15分・・船形
 8時15分・・左大文字
 8時20分・・鳥居形
と順を追って点火され其の灯りに照らされながら「おしょらいさん」は、あの世に帰って行かれます・・・
そして、無病息災を祈り室町時代から京都に伝わるお盆の行事です。


東山如意ヶ嶽の大文字について

無病息災の願いを込められた護摩木は、15日から16日の昼ごろまで、銀閣寺の門前で護摩木の一般受付がされその後送り火点火として山上に運ばれ点火されます
その後「消炭」は各家庭に持ち帰り厄除のご利益が有るとも信じられ重宝されているようです。

火床は、75ヶ所、一面の長さ80m、二面の長さ160m、三面の長さ120m

自然の山肌に若干土を盛り、大谷石を設置其の上に薪を井桁に組み重ね(高さ約、1・3m)其の間に松葉を入れ・・・
大の中心には、金尾と称して、特別大きく割り木を組み入れられます。

又、送り火を映した「杯」を飲むと無病息災で居られるとも言われています・・・
(之は、ず~っと昔のお話しです・・大店の旦那衆が鴨川の「床」で御酒を戴きながら「送り火鑑賞」の折、その酒盃に大文字の「大」の字が写り消えない内に其れを飲み干せば・・・・と言われていたようです)最近のようにビルが建ち並ぶようになってからは、その様な事出来るわけがありません・・・

山上にある弘法大師堂の灯明から松明に移され「金尾」の部分にある親火に点火 されます。

此方の「大」の字は、細長く美しい事から女性型と呼ばれて居ります
当日は、山上で、「弘法大師法要」も行われます


明日の予定はは、妙、法、船形について・・・です。

お精霊迎え・・

2006-08-11 19:07:54 | 行事
「壬生寺」「壬生寺の本堂」「梵鐘」「本堂内」「万灯」
「お精霊迎え」

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    今日の京都は 

 昨夜[壬生寺]に行ってきました・・(新撰組でも有名なお寺です)

 京都では、8月9日、10日は、千本釈迦堂や六波羅蜜時、壬生寺など色々なお寺で精霊迎えや万灯供養が行われます。

「お精霊さん」の霊が、迷わずに。各家に戻って来れるように「せがき」をし読経を上げて霊を弔い「お迎え鐘」(梵鐘の所には、鐘は一度と書かれていました。)を突きお迎えに行く行事が古くから京都では続いているのです

 13日の夜、お玄関先で「迎え火」を焚き其れを頼りに「おしょらいさん」は、帰ってみえます。
(其れまでは、各家の屋根上で火の灯されるのを待たれるとか、聞きました。キット「お迎え火」で明るく照らさないと迷われるのでしょう)

 14、15日は、霊は、お家にとどまり16日には、お迎えしたと同じお場所で火を焚き送り出すのです。其の間、宗派により異なりますが・・
お仏壇の前に「大きなハスの葉」の上に新鮮な夏野菜一式、果物やホウズキ等も一緒に載せお飾りし、毎日朱塗りのお膳には、何品かの精進料理を作り供えます(今日は、ずいきの煮物、明日は、ひじきの煮物等日によりお料理の内容は、変わっていたと思いますが・・・)

 16日の送り火の日迄、各家、家に帰って来られた「大切なお客様」家族みんなでおもてなし致します。

そして16日の「大文字の送り火」と共にお送りします。

壬生寺にも1000籠を越す万灯が点灯され吊るされていました。 合掌
   
       


今宵、七夕様

2006-07-07 17:57:38 | 行事

今夜は、大空では一年に一度の、牽牛様と織姫さまの幻想的なそして、ロマンチックな一大イベントが行われます・・・(デートいいなぁ~~

残念な事に今夜は、天の川を見ることが出来そうに無いようですが、(でも今、少し薄日が差してきましたヨ!!ひょっとして、晴れるかな?期待してるんだけど・・)

昨夜、遅くにベランダに出てみる夜空に、お星様、よ~~く見るとその先に雲間からお月様が顔を出しています。大急ぎデジカメでパシャパシャ・・

随分ピンボケの写真ですがご勘弁を・・・・

子供の頃、色とりどりの短冊にたどたどしい字でイッパイお願い事を書いて母に造ってもらった「こより」を短冊の先に付け笹に結びます。

綺麗な色の折り紙を使って、輪っかのつないだ物?やピラピラした物も作り全部「こより」で結び付けます。何本も「こより」が要るので、終いには、自分で作りなさいと言われ小さな手でちり紙をクルクルするのですが母のようには出来ず お団子の様に成り困った記憶が蘇ります・・ 

以前のように、近頃は、夫々のお家の 軒先に沢山の短冊で飾られた美しい笹を見ることが出来なくなり随分と淋しい思いです

我が家では、せめて今夜は、織姫様にあやかり、美しくお飾りした「散らし寿司」でも作り「七夕様」に心を馳せる事に致します  

 


夏の風物詩

2006-07-02 22:48:19 | 行事

 

夏の風物詩・・鵜飼いが始りました。

 日本一古い歴史のある長良川の鵜飼い、始まりは、1300年前にさかのぼるのだそうです。

織田信長や徳川家康等の時代の権力者の保護を受け、現代まで受け継がれて来のだそうです。俳人松尾芭蕉も愛した長良川の鵜飼い・・・

 「おもしろうて、やがてかなしき鵜舟かな」と読まれて居る位夏に成ると無くては成らない風物詩の一つとされています。

 京都でも昨日(7月1日)昭和25年くらいからづ~~っと現在に至るまで続けられている「嵐山の鵜飼い」が嵐山渡月橋上流の大堰川で始まり、かがり火で川面を染めながら鵜匠さんの鮮やかな手綱さばきで「鵜」の乱舞を見ることが出来ました

周辺では、大船鉾囃子方も船を浮かべ「祇園囃子」を演奏しながらの川面開き・・いよいよ京都にも夏がやってきました。