人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

五山の送り火~4

2006-08-16 10:30:03 | 行事

今日の京都は

昨日の曼荼羅山付近を摂ってみました(画面が小さいのと不鮮明で解り難いですがマンションの左上直ぐの位置に「鳥居の形」が、見えると思うのですが・・

今夜は、「五山」に火が灯されます・・・その火を頼りに「おしょらいさん」は、黄泉の国へとお帰りになります。

大きな「蓮」の葉に(白蒸のおこわ、ひじきの煮物等お精進料理のお弁当)これ等を詰め、旅立たれます・・・

昔は、これ等のお弁当は、川に流したのですが最近では、河川汚染になるので禁止され、各お寺に預けます
各家庭では、お迎えした時と同じ場所で火を焚きお送りいたします
それらを終え「五山の送り火」と共に来年の再会と無病息災を念じ「大文字の火」に祈りを捧げるのです

「鳥居形について」

五山の中で、唯一西山に位置し、高度も低く京都の市内地から見るのは、困難です。
又、五山の送り火の中でも、最も勇壮で美しいとされる送り火です・・
(麓から火の点いた松明を手に持ち「火床」目指し一気に駆け上がって行く様は、まさに勇壮そのものです。)

曼荼羅山に有り・・・点火方式、

以前は、地面に打ち込んだ杭に、青竹を結び付けて、立てておき、太鼓の合図にあらかじめ燃やしてある松明を持って走り、松明に火を移し各火床の青竹に突き刺していたが、現在では、鉄製受け皿に松明を突き刺しているそうです。

太鼓の合図で親火の処で松明に移され一斉に松明をもって駆け上がり火床に立て火を付けられる

他の山と違いあらかじめ火床に点火準備がされていない処が、4山とは、異なる所です。

当山の松明は、松の根の部分(じん)を束にしたものを縦に組んで立てる・・・

鳥居本と言うのは、火の神「愛宕山」の登り口に有り「愛宕神社」参道を示す鳥居が有るのでこの名前があるそうです。

16日午前中仏野念仏寺駐車場にて護摩木の受付・・・
火床108基、鳥居の笠貫 約70m、左右の脚 約80m


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2 コメント

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鳥居 (薩摩 )
2006-08-16 16:52:24
「はな」さん こんにちは

ビルの左隅の遥かかなたに、鳥居の形がかすかに見えます。昨日の大文字も分かっていました。

古都、京都の文化を出かけることなく、教えていただいて、感謝しております。

いいですね、京都は。
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有難う御座います (「はな」)
2006-08-16 21:27:18
薩摩さまへ

こんばんは・・・小さな「鳥居」見つけて頂き有難う御座います



只今「五山の送り火」無事終了致しました。

チョッと夕方から出かけたもので出先から見ておりました。

一度是非京都にお越しくださいませ・・・

お待ちいたして居ります
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