「精進ガスパチョ」
ガスパチョはスペインの冷製スープです。
トマトなどいろいろな野菜が入っていますが…
トマトの他にキュウリ、セロリの他に、
今回は「昆布だし」を使って「精進」で作りました。
いつものガスパチョとはかなり味が違います。
ガスパチョは夏らしい爽やかな一皿です
当院では、「高血圧」「心不全」「腎機能低下」に対する減塩を指導しています。
とても上手に減塩されている患者さんがいらっしゃる反面、
「でも、なかなか減塩ができない…」という声も聞きます。
「かんたん減塩プログラム」
上手く減塩できないと感じる方は利用してはいかがでしょうか?
申し込むと資料が届くのでの、5つのコースから選んで
「お味噌汁で減塩」「調味料で減塩」「3つのもので減塩」
「腹八分目で減塩」「外食で減塩」
食事の日記を2カ月間つけるだけ。
終了したら郵送すると達成証と減塩の役立ちグッズがもらえます。
もちろん、参加費は無料。
申し込みのはがきは当院に用意していますが、
電話での問い合わせは 0120-40-3971
一人でできなくても、ちょっとした手助けが大きな力になることがあります
われわれ医師は外来診察中にいろいろと患者さんに説明し、指導しますが、
実際に役立っているのはどのくらいだろうと感じることも少なくありません…
先日、受診された方は大学病院時代に年1回の定期的受診されている方でした。
ちいさな穴が心臓に開いていますが、手術の必要がないので、診察や検査だけでした。
「今後は感染性心内膜炎に注意してください。」
「風邪かと思っても、変な熱が続く場合や体の不調がある場合は
感染性心内膜炎の可能性があるので、循環器専門の先生に診てもらってください。」
こんな注意を外来でいつもしています。
はたしてこのような指導が役立っているのかな、と疑問に思うことも少なくありませんが…
今回の患者さんは東京に転居されていらっしゃいましたが、あるとき
風邪かと思っていて熱が続いたことがあり、変だなと感じられたそうです。
そのときに、外来で聞いた「感染性心内膜炎」の話を思い出して
循環器内科を受診。
診察された先生も「感染性心内膜炎でしょうか?」といって、いきなり循環器内科を
受診された患者さんに驚かれたそうですが、検査してみると感染性心内膜炎!
早い診断から治療が始まり、比較的短期間で回復されました。
われわれは患者さんにいろいろと指導している中で、確率は低いけれど
忘れてはいけない注意点もあります。
指導自体は無駄に終わることも多いですし、それはそれで喜ばしいですが、
こんな風に指導が実際に役立ったことを教えていただくと、これからも外来では
しっかり指導をしていくことが大切であると改めて感じます