8月の終わりに いろいろあった夏

　今日で8月も終わります。
熱かったり、台風が来たり、荒れた夏でした。

　クリニックの患者さんでもいろいろな別れが。
足腰が弱ってクリニックへの通院が困難になり、在宅診療じぇご紹介した患者さん。
体調を崩して救急搬送されて帰宅できずに施設入所になった患者さん。
闘病されていて暑いお盆に旅立たれた患者さん。


かかりつけ医をやっていると、長いお付き合いになるので、お別れするときは
悲しいものです。

イチジクは焼いた方がやっぱり美味しい！

　夕方のワイドショーで「イチジクは生が美味しい」と
案内されていましたが…




「焼きイチジク　カッテージチーズ添え」

　イチジクは焼くと甘味が強くなります。
先日は生でも食べましたが、生だと甘味が少ないです。
イチジクを焼いて食べる人は意外に少なそうです　

「しびれ」に効く薬ができたら多くの人が救われる！

　患者さんの多くの相談の中で「しびれが治らない」ということが
たくさんあります。
これが困り物（汗）

痛みに対してはいろいろな「痛み止め（鎮痛剤）」があり、
処方しながらいちばん効く薬を探します。
ところが「しびれ」の薬はないのです！
痛み止めはしびれに効かないんです（汗）

つまり、「痛み」と「しびれ」は別物ということです。
腰部脊柱管狭窄症で脚が痛くてしびれて手術になる時に
整形外科の先生の術前説明で「痛みはなくなりますが、しびれは残るでしょう」と
言われることが多いですが、多くの患者さんでは痛みがなくなってもしびれが
残っている患者さんが多いです。

テレビショッピングや週刊誌の広告でしびれが治るというサプリは
ビタミンBなどが紹介されています。
われわれもビタミンB12の薬を処方することがありますが、ほとんど効きません。
「しびれの薬」はないといって過言ではありません。

多くの患者さんがしびれの薬を望んでいます。
「しびれ」に効く薬ができたら多くの人が救われます　

夏野菜のナスを炒め物で…

　夏も終わりに近づいていますが、夏野菜は美味しいです。




「ナスとひき肉の中華風炒め物」

　ナスは油と相性がいいので、中華料理に合います。
シッカリ食べて頑張ります　

最近の患者さんは症状をネット検索して病気だと思ったり…

　心臓血管外科を標榜しているので、「胸が痛い」ということで受診される
ことが多いのですが、なかでも「ネットで検索したら怖い病名が出てきた」と
いう方が多いです。






　最近はネット検索が生活の一部になっていますが、専門医から見ると
的外れの診断が多すぎです。
検査して問診の段階で病気でないことがわかることが大部分なのですが。

　最近は AI が進歩しているので、AI が診断してくれると不要な受診が
激減しそうです。
まあ、あまり賢い AI が出てくるとわれわれの仕事が取られるかもしれませんが、
一般のひとは安心度が上がりますね。
もっとも、われわれ専門医は、AI が診断した先の専門的な検査や治療を
行うので、 AI に負けないように勉強し、スキルを磨く必要があります