新型コロナウイルス に対して、新たに作られた mRNA ワクチンの有効性は
今までのワクチンとは別次元の有効率を示しました
これは武漢型ウイルスに対する ファイザーワクチンの効果ですが、
接種後2週間後はほとんどコロナ感染をしなくなり、ワクチンの有効率は
-95%と今までのワクチンでは見たことのない有効率が染まされました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ec/8ee243b8cf942248d840f05642cf1f5c.jpg)
(
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20220320-00287289から引用、改変)
イスラエルでの医療従事者に対する4回目接種の効果を見たもので
このファイザーワクチンでは154名と少数であるという点に注意が必要です。
オミクロン 株に対する4回目のワクチン接種の有効性を判定したものです。
気づくことは3回目のワクチン接種を終えていても、オミクロン 株では
感染がかなりの数に上ことと、ファイザーワクチンの4回目の接種を
行っても、最初のような劇的な効果は得られていないことです。
mRNA ワクチンは、コロナウイルス表面のスパイク蛋白に
対して抗体を作らせて効果を発揮しますが、コロナウイルス の
スパイク蛋白が変異してきたため、抗体の有効性が低下し、
ワクチンを打っても感染してしまうことが増えました。
ウイルスが変異しているのに、最初と同じワクチンを使っても
有効性が落ちてきているという現実が出てきています。
有効性はあると言っても徐々に効果が少なくなっています。
オミクロン 株で重症化が減少していること、ワクチン自体の
副反応が通常のワクチン よりも強いことから、ワクチン接種に
ついては、世界的には高齢者など重症化しやすい人に限って
4回目の接種する流れになっています。
日本も、高齢者および基礎疾患のある人に4回目接種を行う方針に
なるようですがその結果がどうなるのか、今後も注意深く様子を
見る必要があります。
ワクチンの効果が下がっている、ワクチン接種の対象を少なくする
ことに舵を切るのであれば、マスクと手消毒をしっかり継続すべきだと
思います。今すぐマスクを外してよいという議論が増えていますが、
感染が収まるかどうか見極めるまでマスクじゃ安易に外さない方が
安全だと思います