明日は、医師会でプレゼンすることになって準備中です
日本人にもプレゼンが上手な人が増えてきましたが、
欧米に比べるとまだまだ下手だと…
プレゼンが上手な人物といえば…
「スティーブ・ジョブズ」
Appleのプレゼンで熱狂的なプレゼンを披露して、
「ジョブズに学ぶプレゼン技術」のような本が出版されています。
でも、本当に上手でしょうか?
個人的には「平均よりは上手」という印象です。
彼のプレゼンに熱狂が沸き起こるのは、みんながAppleの新製品の
発表を待っているからであり、発表者が「スティーブ・ジョブズ」で
あるからではないでしょうか…
少なくても、僕自身にとってはそうでした。
最近のプレゼンの中で「素晴らしい!」と感じたのは…
広田雅将さんのトークショー
いつもは広田さんが書く時計記事を読んでいますが、
トークショーで話を聞くのは久しぶりでした。
明確に話を進めて、全体の流れもスムーズでした。
最後のまとめ方が上手くて、聞いている人が納得しているのが分かりました。
最近はトークショーを重ねて、慣れているのでしょうが、
プレゼン自体のレベルがブラッシュアップされています。
聴衆には、時計入門者もパネライをよく知らない人も時計に詳しい人も
さらには時計オタクもいます。
いろいろな時計経験値の人たちがそれぞれに理解して楽しめる内容になっていました。
これは凄いことです!
殆ど同じ知識レベルの聴衆相手に話すことはそれほど苦労は要りません。
前提となる知識を共有しているので、話のベースが出来ているからです。
あまり知識のない人にプレゼンすることは、かなり骨が折れます。
話し手と聞き手に確固たる共通認識がないからです。
例えば、ドクター同士で話すよりも患者さんに話すことが難しいです。
さらに難しいのは、知識レベルが違う人がちが聴衆に混在している場合です。
初心者にも分かるように、マニアが退屈させないように話を組み立てるのは至難の技!
今回の広田さんのプレゼンは、かなりの部分でこの要求を満たしていると感じました。
まあ、身内のようなもので、多少の身びいきはありますが、
最近のプレゼン力には驚いたのは正直な感想です。
もうひとつ素晴らしい点は、話し方がスムーズであったことです!
日本人のプレゼンの多くは、凝ったスライドを作ることばかりに精力が使われて
原稿を棒読みしたり、スライドをたどたどしく説明することに留まっています。
スピーチとして熟していないので、聴衆に伝わらなくなります…
さて、スライドが出来たので、明日までスピーチを磨く練習です。頑張ります!
広田さんのトークショーはとてもよい刺激になりました