老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ギンバイカ

2021-06-15 22:56:39 | シニア

道を隔てた向かいのお隣さんに ギンバイカ の花が咲いている。

我が家から見て思わず感嘆の声をあげる。
白い蕊がけぶるように、垣根が、かげろっているように見える。

この花 ギンバイカ は季語には無い。
[地中海沿岸原産の常緑低木です。春に花びらが5枚の梅に似た花を咲かせるところから、和名を銀梅花(ギンバイカ)と言います。
ギンバイカは、芳香があるかわいい白い花を枝先に開花させる常緑低木の花木です。] 
ネットに解説されている。

       

奥さまはお勤めに出ていてめったに話す機会はない。
変わった種類の花は通信販売の利用をしていると聞いた。


ギンバイカ、桑、色々と雑然と植えられてはいるが、芝生には草の一本も無く、手入れはゆき届いている。


           

写真を撮っていると、ナニャメが私をお迎えに来てくれる。
足にまとわりついて離れようとしない。
先にたって我が家の玄関に入ってゆく。

そんなこんなの向こうの家だった。

さてさて、俳句に挑戦。
季語に無い花をどう詠むの?


     🌩        夏蝶のゆきつもどりつ銀梅花

     ⛈    日雷うち震えをりギンバイカ

     🌤    ででむしの子銀梅花の莟ほど

     ⛈    銀梅花けぶらしをりぬ半夏雨

     ☼    風に蕊くゆらせ涼し銀梅花



実の無い句。臨場感も、おおおーー説明か?




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菖蒲園  (亀鶴公園)

2021-06-15 00:04:10 | シニア
       


コロナ禍で菖蒲が見ごろの公園も3週間あまり閉ざされていた。
やっと二三日前に解禁された。(とは言え入り口出口の無い公園お上のやることは!)

日曜日は人出もあると思い、空も曇りがちの月曜日の散策になった。


(亀鶴公園は東讃地域の名勝としても知られており、 公園の西方には鶴が飛ぶ姿に見える「鶴ガ山」があり、池に浮かぶ「亀島」が亀に見えることから、「亀鶴公園」と名付けらている。)


   

大きな青空の下、田舎の公園が閉演て驚いていたが、菖蒲畑の世話をする人も休んでいたらしく、例年の菖蒲の花に比べようもなく寂しかく見る影もない。
時季も終わりに近く、世話をやっていないので、コロナはこんな場所まで蝕むかと悲しくなる。

それでも三々五々、散歩の人はいる。
徳島から見物に来ていた人と立ち話も。


写真の左側に辛うじて映てい小高い山のようななは古墳である。
いつもはこの古墳を一周するのが目的でもある。
ちょうどよい運動量になる。

(亀鶴古墳群は、7世紀頃に作られたと推測される古墳群である。
この亀鶴公園内には50基が残っている)

  薄い桃いろ

       オーソドックスな紫

          白に紫の筋

 
  濃いあやめ色(紫)

          
   
蝶が止まっている。  


 紫の縁どりがきれいだ。


菖蒲にはそれぞれ名前があって、いつもだと立錐の余地もないくらいに咲き誇っているのだが、さみしいな~~。
雑草が混じっているし。

それでも美味しい空気を吸い、菖蒲を愛で楽しい時間だった。


     🐢     昼を告ぐサイレン鳴れり菖蒲園

     🐢     菖蒲田に草とる笠の見え隠れ

     🐢     白菖蒲ひときわ高く咲ひてをり

     🐢     菖蒲田に宇佐の鳥居の映りあり




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