巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

メイクドラマはありません。巨人にそんな体力はありません。

2016-07-12 | プロ野球
今日から首位広島との直接対決の2連戦ですが、どうやら雨模様で水入りの公算が高いようです。夜の天候はまだわかりませんが、好調の広島はやりたいでしょうね。

一方、巨人はどうでしょうかね。やりたいようなやりたくないような、どちらかといえば夜の広島で、姉ちゃん相手に酒飲んでたいって感じではないでしょうか。

広島の勢いがなかなか止まりません。弱りかけたところを攻めるのが得意な巨人とすれば、今はまだ気を入れる時期ではないようだと尻込みしているのではないでしょうか。

活きの良い投手にかかると「しゅん」となる打線。何の工夫もしない打者。だから打率が上がらない。打率が上がっても好機にボテボテか三振。これって工夫がない証拠。

それに引き換え、広島の各打者は「神ってる」らしい。これもまたどこかで恥ずかしい思いをするとは思うけれど、いまは勢いに乗っているので静観するしかない。

何がどうなるかわからないのがこの世界。今まで、大体オールスターを挟んで調子に乗ったり急降下したりとチーム全体が変化する。選手もまた同じ。

だから、オールスター前のこの2連戦は戦わずして対決する試合数を残しておくという手もある。弱りかけた相手には滅法強いのだから、広島の自滅を待とう。

それでも、メイクドラマという派手なドラマは起こりようもありません。起こるとしたら広島が驚異の連敗、それも10連敗ほどすればわかりませんが。

それでも、その間、巨人が10連勝しなければ10ゲーム差は縮まりません。単純計算ですが。巨人に10連勝する力あるとは到底思えません。

ギャレットが10試合連続弾というような離れ業をやってのけるというような話です。それは0%なのだ。但し、巨人にニューヒーローが誕生の芽が出てきたら別です。

若手が引っ張る巨人の形がオールスター後に出てくれば広島追撃の形は出来る。アラフォーに頼らざるを得ない打線では息が続かない。連勝は無理だからメイクドラマはない。

G3連勝。ま、まさかこれでメイクドラマの始まりって思ってる?

2016-07-11 | プロ野球
それはないでしょう。これも「たまたま」の出来事。小林の奇跡的な3ランがなかったら惨めな敗け方で終わっていた試合。2戦級の投手を打ったからってなぁ。

1アウト満塁、打者長野。投手久保。3点ビハインドでの前半の勝負どころです。何でもかんでも振りに行っての遊ゴロ併殺打。こんな試合運びで何がメイクミラクルや!

快調広島はというと、打撃部門で3人も3割打者が5位以内に並ぶ。投手部門も同じく3投手が5位以内と、投打に圧倒してる。こんなチームに到底対抗はできない。

対抗できない、強いチームを相手に形成を逆転するのだから「メイクドラマ」とか「メイクミラクル」とかいうのだろうが、それにはそれだけの役者もいなければできない。

松井がいて落合がいるような打線ならひょっとしてって思うかもしれないが、そんなものは遠い昔の夢物語。今の巨人にはお伽噺よ。

しかし、ちょっとだけ期待する選手が。山本という新人。シャープな打撃をする。こんな選手を多用したい。1、2番で起用すればと思うがなあ。

明日から広島との直接対決らしい。内海やの田口やのが投げるのでしょうが、広島打線の凄さを直に感じるだけでしょうよ。滅多打ちにあわないように早めの継投で。

この2連戦にもしも連勝したなら、そこで初めて「うん?メイクドラマに?」って感じても良いぞ。2連勝だけでも奇跡なんだから。

大田、「たまたま」ではダメなんだよ!

2016-07-10 | プロ野球
毎試合1本のヒットを積み重ねなければ真のレギュラーにはなれない身分ということを忘れてはならない。昨日打ったからって今日ダメだったらまた逆戻り。

それでは一向にスター誕生の道に入り込めないではないか。そこを何とか監督の意地で使ってもらいたいとは思うが、大田に関しては何故か監督も淡白だ。

それは、大田の凡退の仕方に依るところが大きいのではないだろうか。確実性を身に付けようとする思いが強い分、本来の豪快さが影を潜めている。

外郭のボール球に簡単に手を出す。初球に打って出る積極性は買うがどうしても仕留められない。心中は焦りで一杯になっていがるのかもしれないが落ち着いて。

ここが大きなチャンスだ。7番に起用されるのは長打力を期待されてのこと。打席ではどっしりと構えて、決め打ちに徹すれば良い。なんでもは打てない。

今日も先発出場を願うが、どうやら相手投手が右だとギャレット、左投手なら大田って具合にようだ。それでは羽ばたくことができないのにね。

どう考えてもギャレットには明日はない。大田には明日が待っている。さて、起用するのはどっち?あなたならどうする?ギャレットは3本打つ?あんなことはもうないよ。

打って走ったG大田には、やっぱり華がある。

2016-07-09 | プロ野球
今年の巨人で、何度か目の歓喜を得た。こんな気分はとっくの昔に忘れていたし、毎日穏やかな気分で巨人を評することはできなかったから、今朝は久しぶりのスッキリ気分です。

長野の代役となった大田が大事な場面で左中間を割った。3―2からの落ちきらない真ん中に入ったフォークを快打した。調子に乗って3塁まで激走してのガッツポーズ。

走者二人は帰っていたから2塁に止まっていても良かったのだが、一気に走り続けて3塁打としたところに大田の華を見た気がした。

どうやら大田、前しか見ていないようだ。ボール球を振って三振したかと思うと、とてつもないホームランを打つ。二日続けて活躍することは滅多にないし。

それでも「前しか向いていない」。そんなプレースタイルが伝わって、期待は大なのだ。今シーズンも一度はダメ出ししたものの、やっぱり何か持っている選手でもある。

だから、このままレギュラーで使おうよ。右左関係なく使おうよ。失敗を繰り返しても経験積んで、背負った期待を自覚したらヤ・山田級になるかもしれないではないか。

ついでに、山本という新人も使おう。思い切った世代交代に着手すべきなんだよ。メイクミラクルなんかジジイのたわごとに振り回されずに若返りが一番。

若返りってのは、打って走れるっていうこと。スピード感のない野球は野球にあらず。走れないなら30本は打てなけりゃ間尺に合わない。明日の巨人はそんな巨人を。

夢ない勝ちと夢ある敗け。見放す巨人と育てる阪神。

2016-07-08 | プロ野球
まだあるぞ。「素知らぬ顔の巨人と叱咤する阪神」。目の前のゲームを他人事のような表情で見つめる巨人高橋監督はいったい何を考えているのだろうか。

「サイドスローの投手には左打者」というセオリー通りの作戦で臨んだ阪神戦。しかも相手投手は新人投手。この新人の魔球にキリキリ舞。ピンクレディだあ~。

で、サイドスローには左打者というセオリーはいかが致したのじゃ?なに、巨人の打者はセオリーでは測れないだと?そうか、それなら致し方あるまいのぅ。

オールスター前の巨人阪神3連戦は巨人の2勝1敗に終わった。独走する広島を追いかけるには余りにも情けない打撃と投手力。その上に拙い守備。

それでも、セ界を盛り上げようと読売をはじめとするバカメディアは「メイクドラマ」を叫んでいると思えば、ナベツネは「メイクミラクル」の望みはあると宣う。

勝っても明日に衰退が間違いない老練巨人と、敗けても明日に輝きが期待できる若輩阪神。そのベンチの両監督の表情はいかにも対照的だ。

打っても打たれても、勝っても敗けても感情を押し殺して無表情を決め込む高橋と、若手の拙いプレー、一挙手一投足に嬉しさや厳しさを満面に浮かべる金本。

ファンあってのプロ野球。球団の収入は入場料だけではない。テレビの放映権収入というのもある。家庭でのテレビ観戦でも、れっきとした収入となるのだ。

そのタレビ画面を通して両チームのベンチ内が常時映し出される。当然、両監督の表情がメインとなる。画面を通じて嬉しさや悔しさをファンと共有できるのだ。

選手も監督も「フォア・ザ・チーム」は「フォア・ザ・ファン」と同義語だということを忘れてはならない。もう一つプロ野球は「夢を与える」という指名もある。

表情を押し殺すのも結構だが、ファンにはあすの夢を、その意図を示していって貰いたい。原がやらなかった若返りを、育成を勇気を出してやってもらいたい。金本のように。