巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

夢ない勝ちと夢ある敗け。見放す巨人と育てる阪神。

2016-07-08 | プロ野球
まだあるぞ。「素知らぬ顔の巨人と叱咤する阪神」。目の前のゲームを他人事のような表情で見つめる巨人高橋監督はいったい何を考えているのだろうか。

「サイドスローの投手には左打者」というセオリー通りの作戦で臨んだ阪神戦。しかも相手投手は新人投手。この新人の魔球にキリキリ舞。ピンクレディだあ~。

で、サイドスローには左打者というセオリーはいかが致したのじゃ?なに、巨人の打者はセオリーでは測れないだと?そうか、それなら致し方あるまいのぅ。

オールスター前の巨人阪神3連戦は巨人の2勝1敗に終わった。独走する広島を追いかけるには余りにも情けない打撃と投手力。その上に拙い守備。

それでも、セ界を盛り上げようと読売をはじめとするバカメディアは「メイクドラマ」を叫んでいると思えば、ナベツネは「メイクミラクル」の望みはあると宣う。

勝っても明日に衰退が間違いない老練巨人と、敗けても明日に輝きが期待できる若輩阪神。そのベンチの両監督の表情はいかにも対照的だ。

打っても打たれても、勝っても敗けても感情を押し殺して無表情を決め込む高橋と、若手の拙いプレー、一挙手一投足に嬉しさや厳しさを満面に浮かべる金本。

ファンあってのプロ野球。球団の収入は入場料だけではない。テレビの放映権収入というのもある。家庭でのテレビ観戦でも、れっきとした収入となるのだ。

そのタレビ画面を通して両チームのベンチ内が常時映し出される。当然、両監督の表情がメインとなる。画面を通じて嬉しさや悔しさをファンと共有できるのだ。

選手も監督も「フォア・ザ・チーム」は「フォア・ザ・ファン」と同義語だということを忘れてはならない。もう一つプロ野球は「夢を与える」という指名もある。

表情を押し殺すのも結構だが、ファンにはあすの夢を、その意図を示していって貰いたい。原がやらなかった若返りを、育成を勇気を出してやってもらいたい。金本のように。