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まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

赤とんぼ すっかり誰も いなくなり

2012年08月16日 | 時にはぼぉっ~とする時

 今日もまた暑い一日になった。朝夕は多少涼しくはなったかなぁという気配は感じるのだけれど・・・。

 

 お客さんは帰ってしまったけれど、三男が残っていて、その弟も夕方には帰ることになるが、突然にけいこばぁが「まっちゃんのお墓参りに行こう~」と言い出して。それも涼しい間にさっちゃんを連れて行くのだという・・・。私のいとこの婿殿がまっちゃん。若くして病没・・。

 

 それが高松市営平和公園墓地。そこまでは行ったのだけれど、誰もが場所を覚えていない。墓地たって、広い広い墓地・・・・。

 

 こういう感じで山全体が墓地公園になっている所。うろ覚えだけではたどり着けない。おまけに涼しいうちに行ったものだから管理事務所も閉まったまんま・・・。

 

 仕方がないから、戻ってくる途中にあった「根っこ三谷店」に寄って、朝うどんになった。三男とけいこばぁとさっちゃんと私の四人・・・。

 

 「温泉玉子肉ぶかっけ小」に「ちくわの磯辺揚げ」を乗せて640円は少し高いなぁ・・。でも朝からお墓探しをしたものでおいしくおうどんが食べられた。

 

 家に戻ってからは、平成7年から平成11年代までに撮影していたフィルムカメラによる写真を電子化する作業に入った。古い写真もかさばるものだから整理して行く中で、重要と思うものをスキャナーで電子ファイル化していくもの。

 

 この画像・・・ちゃんと夫婦釜として建っているが、奧側は早くに竹藪び呑み込まれ、残る手前側も昨年の6月に梅雨と共に消えた・・・。今になれば貴重なもの。

 

 これだって平成7年にはこうして建っていたが、やがてには屋根が落ち、壁が崩れてしまい、平成18年頃には全て解体されて姿を消した。茂浦集落の「正福寺の客殿と庫裏」の貴重な写真。

 

 これは立石集落の神光寺の客殿と庫裏。立派な彫刻もあったが、近年になって荒廃が進み、危険になったために解体されてしまった。

 

 こういう「太閤さん」というお祭りも・・・、

 

 こういう「ももて」もやまって久しい・・・。この左手が若き頃の私・・・。まだ、有髪だった頃・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「私は他のいのちの集合体」聞き慣れない言葉かも知れないが、私を生かしているものは、たくさんの他の生き物のいのちが集まったもの・・。おこめから麦から蕎麦から魚からイカやたこから牛や豚や野菜たちから・・・・。そう考えると感謝して、こころからありがとうと言わなければいけないし、「いただきます」を言わなければ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


鎮魂の 鐘の音響く 庫裏の屋根

2012年08月15日 | 時にはぼぉっ~とする時

 今日も蒸し暑い28度の朝になった。湿度も74%とやや高め。それだから・・・ゆっくり寝てね・・・と言われたけれど、いつも通りの朝の5時に起きてしまった。

 

 で、孫たちも6時起きで「野池:のいけ」に出かけて行ってのブラックバス釣り・・・。

 

 一方のなぎちゃんは「高松まつりの総おどり」に参加。娘はその警備のボランティア、娘婿のとおる君はカメラマンでなぎちゃんのガード役。親も大変だ・・・。

 

 今日も、娘家族はお友達と約束があるからと帰ってしまったし、神戸のたつやくんはまたもバス釣りに出かけるし、みんながみんなバラバラになってしまって・・・。

 

 それでも、11日から15日までに生ビールを35リットル、500ミリリットル缶が24本、350ミリリットル缶が72本、合計・・・60リットル余り・・・。成人は8人・・。よく飲んだのか、そうでもないのか・・。

 

  ともかく・・・娘家族が帰ってしまい、残った家族でお昼を食べに行くが、お盆の昼間は混まないお店・・・ということで、近くの「まるたけ:丸武」さんに決めた。安易な発想だが、この暑い時期に行列するのも面倒だしと・・・。

 

 たまたま・・・運良く行列もなくおうどんを食べることができた。それでも店内には30人ほどが食べたり出たり入ったり・・・・。ま、開店が早い分、そんなに待つこともなくて。

 

 おろしぶっかけ小の冷やに野菜の掻き揚げ天を乗せてみた。360円だったと思う。けいこばぁがまとめて支払ったもので・・・。

 

  食事が終わると、神戸の一家が帰ってしまう。、あれだけ賑やかだった我が家もシーンとしてしまって・・・。残るのはいつもの我が家の三人だけ。早くもお盆は終わってしまったという空気。

 

 明日からはまた、普通の日常に戻ってしまうのか。かと言って、この暑いときに島に一人で行ってもなんにもできないし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「家に集まり 家を出ず 先祖と暮らす 盆の一日」。我が家の場合には「孫子(まごこ)と暮らす盆の四五日」だったけれど・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


盆という 永い休みを もてあます

2012年08月14日 | 自然ありのままに

 朝方だかに、ものすごい雨と雷鳴で起こされた。マクドナルドのドの付く田舎のことだから、窓を開けっ放しにして網戸だけで寝ているものだから、カレンダーは吹っ飛ぶし、雨は降り込んでくるし、書類は散乱するし・・・で、そのあたりは騒然としている。

 

 これでは高松祭りも阿波踊りもよさこい祭りも、我が町の「みろく祭り」も中止か延期かになるなぁと思っていたが、朝方になるとウソのように静かになった。

 

 次男が早々に帰ってゆくし、娘と孫のなぎちゃんは高松踊りの準備のために帰っていったし・・・。

 

 残りの男性連中は釣りに出かけたが釣果はさっぱりだと戻ってきた。その後も、温泉に行くものがありぃの、池へブラック・バスを釣りに行くも者ありぃのでバラバラの行動になった。

 

 今日もさぬき市では気温が28度、湿度が88%ほどと蒸し暑い一日。それでも世の中は平然と粛々と進んでいる。

  

 はやてちゃんらは川遊びをしたり、カニを捕まえに行ったりと遊ぶことに夢中・・・。その合間に、昼食を食べたい者5人がおうどんを食べに行くことになった。朝食が遅かったり、お不動さんのお下がりのパンをいただいたりと食事もばらばらだから、希望者のみで行くことになった。

 

 そういうことだから、時間をずらして13時に出発をしたのだが、この時期、どこのお店もいっぱい・・・。みんなお休みの時には早くておいしく手軽なうどん屋さんになだれ込むみたいで・・・。結局の薬局、さぬき市志度の「こがね製麺所・志度店」になった。

 

 私はいつもの・・・「おんたまぶっかけ小の冷や」にした。これで290円。連日の生ビールにご馳走ずくめ。あんまりおなかも好かないのだけれど・・・。

 

 午後から一休みしてからお内仏でのおつとめ。今日は讃仏偈にした。今夜は少し永くしようか・・。

 

 一時期はやった、さぬきお盆灯籠・・・。このあたりでは見なくなった。西讃や中讃では今も飾っているんだろうか・・・。これも、風雨には弱くて、雨の後なんかでは破れて汚くなって不評だということは聞いたのだけれど。

 

 今夜は娘家族が高松おどりでいないため、七人での夕食になるらしい。今夜は町内で「みろく祭り」というイベントがあるのだけれど、我が家からは誰もいかない。行かないが、我が家の窓からはこの花火がまるで額縁の絵のように見える。

 

 今夜はこれを見ながらの食事になるのだとか・・・。今夜で生ビールもおしまいになりそう・・・。20+15リットルも残り少なくなってきている・・・。よく飲んだものだ。

 

 さて、今日の掲示板はこれ。中村久子さんの尊いことば・・・。

 

 中村久子さんは三歳の時に病気(だつそ)にかかり両手足を切断。成人して見世物芸人とされ、昭和12年来日したヘレン・ケラーと会見。その後20年余にわたり全国各地で講演、「光るだるまさん」とたたえられた。昭和43年3月19日死去。70歳。岐阜県出身。著作に「宿命に勝つ」「無形の手と足」などがある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 

 


つややかに 霊場前の ところてん

2012年08月13日 | 自然ありのままに

 今朝もむぅぅ・・とした曇り空のへんな天候で迎えた13日。朝の9時で30度超えの76%の湿度。それでも孫達は元気いっぱい・・・。

 

 町内のテニスコートでテニスのプレー。元気なものやねぇ・・・。なぎちゃんだってへっちゃらでプレーしている。

 

 いつもならば、島の家で海水浴だウェイクボードだで遊ぶのだけれど、今年はどうしたことか、誰も島に行こうとは言わない・・・。だから今回はずぅぅっと、我が家でのんびりとするのだそうだ。

 

 我が家が三人、娘家族が四人、神戸から三人、それに次男と三男の合計12人がわぁわぁ・・と。ここは我が家のダイニング・キッチン部分。

 

 

 これが我が家の宴会場の間取り図。このダイニング部分を右手の和室部分から見たところ。昨日は和室部分をダイニングから見たところ。和室と洋間には仕切りはない。和室が少し高くなっているだけのオープンスペースになっている。で、なぎちゃんがダンスをするのがしたのリビング部分。

 

 これが和室部分をリビングから見たところ。さらに大勢になると、このリビング部分にもテーブルを並べると、30人くらいのお食事ができる。

 

 これは修正前のものらしいが、仏間の前には8畳の和室が二室あるので16畳あるのでこちらでも宴会が可能。多くの場合はこちらが寝室になる。二階は省略・・・。

 

 で、私と三男はテニスはどうでもいいので、山の方へドライブに出かけた。山が涼しいかなぁと思ったのだけれど、そうでもなかった。

 

 ま、若葉と少しばかりの冷気を味わったし、門前のお店で「ところてん」を食べた。これが冷たくておいしかった。今日はここでのおうどんには少しばかり時間が早すぎた・・・。

 

 「来てみれば 森には森の 暑さかな」とかいう俳句があったが、そういう感じ・・・。このうどん屋さんにはエアコンがない。土産もの屋さんだから開けっ放し・・・。申し訳程度に扇風機が何台か老いてあって回ってはいるが何の役にも立っていない・・・。

 

 山をぐるりと回ってきたらお昼前になった。テニス班も戻っていて、お昼はカツ丼になった。たまにはみんなとそういうものを食べるのもいいか・・とご飯抜きで食べてみた。

 

 その後はあちらこちらでごろごろとお昼寝モード。そうこうしたら三時になった。あっという間に一日が過ぎる。

 

 今日の掲示板はこれ。「おぼん 父や母に会いたいな ご先祖さまにも会いたいな みんなに会える夏の盆 心を洗う ふるさとの盆」やさしいことばがならんでいる。確かに・・「みんなに会えるふるさとの盆」なんだなぁと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


物忘れ 文字を忘れる 猛暑かな

2012年08月12日 | 時にはぼぉっ~とする時

 今日も朝から蒸し暑い天気になって、あの梅雨が再びやってきたような息苦しさ・・・。立秋を過ぎてからのこんな天気もおかしいなぁと思ったりする。それが明日も明後日もなんだって。

 

 最近はお盆だってお正月だって似たようなもので、単なる「お休み」ということで、本来の意味なんぞわからなくなっているように思うし、それを考える必要もないような時代になったのかも・・・。

 

 お坊さんになるときに、教養課程だか教典解釈だかで勉強したと記憶をしているのだが、お盆のことを盂蘭盆(うらぼん)といい、正しくは梵語で「ウランバーナ」と訳し「倒懸」さかさまにつるされた苦しみという意味があり、このような苦しみを取りのぞく供養がお盆ということになるらしい。

 

 盆の由来は、お釈迦さまの十大弟子の一人である目蓮尊者(もくれんそんじゃ)が餓鬼道におちた亡母の苦しみを救った因縁によることが「盂蘭盆経」に示されている。

 

 ある時、目蓮尊者が亡き母の恩に報いたいと神通力をもってあの世を透視すると、こともあろうに愛する母は餓鬼道におちていた。生前の面影はなく、すっかりやせ衰えて骨と皮だけになって飢えに苦しんでいる。目蓮尊者は嘆き悲しみ、お釈迦さまに母を救う教えを願ったところ、七月十五日には厳しい九十日間の修業をおえて清浄になった僧達が帰ってくる。そのお坊さんたちに百味の飲食(おんじき)を供えて供養しなさい。修行僧たちは、ご先祖様や餓鬼道で苦しんでいる者のために喜んで回向(供養)してくれるであろう。そうすれば、その功徳によって、お前の母や、餓鬼道で苦しむ者も含めて、きっと母を救うことが出来るだろう」と教えてくれた。目蓮はお釈迦さまの教えに従って行ってみると、不思議にもその功徳によって餓鬼道の苦しみから救われたと「盂蘭盆経」に示されている。その「ウランバーナ」に漢字を当てたのが、日本では盂蘭盆会になっている。

 

 で、今日のお昼はここになった。さぬき市志度にある「麺喰志度店」もセルフのお店であるが、プチセルフで、カウンターで注文して製品を受け取って会計を済ませて、食後には食器を返却口に返しておしまい。

 

 で、今日は珍しく「冷やしうどん小」で300円。黄色い物はミカン。時期的に缶詰か瓶詰めなんだろうね。ま、蒸し暑いときには冷たい物がおいしい・・・。

 

 次男は5時起きで帰って行ったし、三男は同窓会とかでお昼前に出かけて行った。入れ替わりに神戸からよしつぐさん家族三人がやってきたし、お昼からは娘家族もやってきた。

 

 で、今夜もこういう雰囲気の「盆礼宴会」となる。

 

 なぎちゃんが上手についでくれるので、みんなは飲んでばかりになってしまう。

 

 今回は20リットルを注文したが、今晩には空っぽになってしまいそう。また、明日には20リットルを注文しなければ・・・。でも生はマイルドだからついつい飲み過ぎてしまうようにも思う・・・。

 

  いよいよ、ロンドンオリンピックも閉会やね・・。みんな頑張って戦ったみたいやね。

 

 今日の掲示板はこれ。このことば通り。ご先祖様に感謝です。お盆に限らず、いつも感謝です。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


生かされて つくつく法師の 禅問答

2012年08月11日 | 時にはぼぉっ~とする時

夜明け前だかに雨が降り出して・・・大慌てで窓を閉めて寝たら、朝方になって蒸し暑くなってきた・・・。そんなだから・・・訳の分からない夢を見る・・・。「九州はなぜ九州というのか」というたわいもないことが分からない・・・。

 

 筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・薩摩・・・七つしかない・・・。何度数えても七つしかない、何度数えても七つしかない、何度数えても七つしかない・・・。「やっぱりググラないと・・・・」ということで起き上がったのが午前五時。いつものお目覚めだが汗びっしょり。

 

 起きるなりパソコンを立ち上げて・・・Google検索開始。「九州はなぜ九州というのか」というのは皆さんも不思議に思っているようでたくさんの項目が・・・。「そうか・・・日向と大隅か・・」この二つは全く頭に浮かばなかった・・・。「■前・■後」という国名ばかりを考えていたからだった・・・。

 

 今日は再び「梅雨」が戻ってきたような一日。これがお盆の間中続くのだそうだ・・・・。湿気には弱い私はまたもパワーダウンしてしまう。

 

 9時過ぎには孫のはやてちゃんが、10時過ぎには下の弟がやってきた。いよいよ、今日から我が家は「棚岩亭」という宴会場になる。夕方には娘家族と真ん中の弟がやってきての「盆礼リハーサル」。盆礼というのは、盆前に日ごろ世話になっている家に見舞いの品を贈ること。また、その贈り物。盆見舞いのことをいうが、この地方ではお盆を迎えられたお礼に親族・友人知人などを招いて食事会をすること。お正月の場合には「正月礼」という。

 

 本来ならば、我が家では14日に行ってきたが、近年はしわく広島の家でやることになっていた。ところが子供が大きくなると予定がたたなくなってきて、今年は島には行けそうもない。だから・・・12日から15日までがぶっ通しでの「盆礼」になるらしい・・・。

 

 だから・・・今日の夕方にはこういうものが用意されて生ビールを飲み放題になるらしい・・・。というても、今夜はリハーサルだから操作実習くらいなものか。ま、喉を湿らせるくらいなものか。ま、ちょっとくらいならいいだろう・・・。

 

 ま、今日はこのくらいにしておくか・・・。

 

 そんなこんなで、夕方には会場設営とかビールサーバーの設置とかの準備のために、今日は早めに更新しておくけんね。そのほうが、安心してビールにも専念できるし・・・。

 

 相変わらず、雨は降ったりやんだりで、湿度が80%以上になっているし、気温だって30度を超えている。ま、庭先の野菜たちは喜んでいるが、一方で雑草たちも大いに喜んでぐんぐんと成長するんだろうなぁ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。ご先祖さまがあってこそ、この私たちがあるのだから、お盆という機会を捉えて、ご先祖さまを敬い、仏縁を通して今日のあることに感謝したいもの。こういう機会でもないとお仏壇にもお参りしない私たちだから、せめて合掌・礼拝(らいはい)くらいはしたいもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ころころと 虫の声聞く 洗濯場

2012年08月10日 | 自然ありのままに

 朝方は肌寒く感じるようになったが、それでも20度台の気温ではあって、やがてのことにはぐんぐんと温度は上昇する。今日までだ、今日までだと言いながら連日の真夏日である。

 

 本来、お盆というのは七月十五日なのだが、関西方面では月遅れのお盆ということで八月の十五日になっている。最近は関東系でも月遅れのお盆をやるようになったんだろうか。ちなみに「旧盆」というと、これはまた話が違って、今年は九月の一日になっている。

 

 という訳かどうか、旧宅近くにあるお墓の掃除に行ってきた。二週間前にここの草刈りをやったのに、もうはや30センチほどの草が伸びていたので刈り払い機で草刈りもやった。お墓の横に立っているのがけいこばぁ・・・。除草してお墓を洗って、お花を入れ替えて・・・。アブだのブヨだのが襲来してきて邪魔だった。ヤブ蚊はさすがにいなくなっていた。

 

 それはそうと、無人のはずの我が家への入り口にこのような轍(わだち)が・・・。相当数の車が出入りしたような形跡が。実はこれが先日に話した香川県警の捜査車両のものらしい。

 

 実は・・・広島からやってきた骨董品の盗賊団が、盗んだ品物をこの我が家のこの部屋に一時隠しては窃盗を繰り返していたことが判明したという。昨年の11月のことらしい。で、犯人は先日に捕まったのだが、その自供から・・・ここに捜査員がやってきたもの・・・。まぁ、無人の空き家だから彼らにすれば好都合だったらしいし、その頃には私らもここに来る用事もなかったし・・・。

 

 「おたくの骨董品は大丈夫ですか」と聞かれたが、そんなお宝があれば、こんな所に置いておくわけがないし、はなからそんなお宝なんぞある家でもない。あるのはゴミや不要品のゴミ屋敷・・・。

 

 結局の薬局で、証拠写真やら図面やらを作成しておしまいらしい。けいこばぁは、「本物の警察手帳見せてもろたでぇ~」と、まるでスターに出会ったような感動を喜んでいたが・・・。でも、立ち入り禁止のトラ・ロープくらいは張っておいたほうがいいかなぁと思った。

 

 で、今日のお昼は町内のうどん屋で簡単に済ませた。さぬき市大川町富田西にある「大山製粉製麺所」で、数少なくなった「製麺所系」のお店である。だから、讃岐うどんのお店はおよそ600から650店舗を前後しているが、製麺所系はわずかに30店舗を前後する程度。有名な日の出・がもう・岡・山越・三嶋・池上・マルタニ・・・・など。

 

 ここで麺を作ってスーパーや食堂に卸すのが本来のお仕事。その合間に麺を食べさせるがサービスはほとんどない。麺をビニールパックに詰める作業の傍らで麺を食べさせている。

 

 かけ小(150)に野菜の掻き揚げ(80)を乗せても230円。ここは食べて終わってから自己申告で料金を支払う。このお店は終戦後からやってるお店だから、私よりか古い・・・。だから中学生のころからここで食べている。

 

 昼からはまた昼寝をしてしまった。どうにもこうにも悪い癖がついてしまったな。ま、涼しくなったら、昼寝なんぞしないと思うのだけれど・・・。そうそう、昼前にシャワーを浴びたのだが、そのときに体重を量ったら、64Kgだった。そうだろ・・・。何が何でも1ヶ月で4キロも増えるはずがない。そんなに違った生活をしてる訳でもないのに・・・。2キロぐらいはぐうたらで増えるかも・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。難しいお経からの「引文:いんもん」だけれど、確かに空中では種子は発芽しない。では、種子は何によって生えるのだろうか・・・。一般的に植物では「水・温度・光・空気」が必要とされるのだから、水と温度と光と空気さえあれば、空中でも種子は発芽するはず。このお経は何を求めているのだろうか・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ヒグラシに 怠惰な夢を 破られる

2012年08月09日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 朝方は寒くて喉が痛くなるようないやな空気で起こされた。外は薄暗いがもう5時過ぎ・・・。なんだかんだと言いながら・・・次第に季節は動いている。

 

 今日は空き缶類の回収日だから、犬の散歩が終われば空き缶を集積場まで運んでおく。1日に8個の空き缶が出ると、一ヶ月で240個の空き缶か・・・。来客が何度かやってきたから300個くらいにはなっていたかも知れない。今日を逃したら来月になって600個の空き缶になってしまう。

 

 今日は長崎の原爆忌。平和記念式典は11時から行われると聞いた。『紋狗悠之輔』さんから「長崎の鐘」を送っていただいたので久々に聞いた。

http://www.youtube.com/watch?v=GzuIXNnd8Zo&feature=related

 

 今日は定例の「予約診察日」、ほぼ1ヶ月置きの診察である。朝ドラが終わってから出かけたらちょうどいい時間帯になって、8時半過ぎには心電図の検査をやってくれた。

 

 9時過ぎからのドクターの診察では、「体重が増えているので運動をすること。水分を多く取ること。熱中症に気をつけること」の三点を注意された。いつもは62Kg位を維持してきたのだが、今日はなんと・・66Kgを超えていた。暑いからと室内でPC ばかりを叩いていたからなぁ・・。

 

 ま、そんなんで、ここの会計は1210円だったが、お薬が高い・・・。別の薬局で受け取ってみると・・・8460円。合計で・・・9670円。これではお昼はお安いうどんになるなぁ・・。

 

 これがそのお薬の「プラザキサ」で、血液をさらさらにして血栓を造りにくくするが、夏場はさらに水を飲めとおっしゃる。ペットボトル2リットルを一本は飲むが、さらにその上に水を飲めと・・。水分だけで肥えてしまいそうだが、水では肥えないとも言うし・・。

 

 9時半には病院を出たが、うどん屋の開店には早いし・・・ということで、東かがわ市歴史民俗資料館に寄ったが、特に変わった展示があるわけないし、企画展示では「手紙のいろいろ」をやっていたが、墨で書かれた変体仮名の手紙はどうにも興味が湧かない・・。

 

 さらに走っているとたくさんのひまわりが・・・。ただ・・残念なことに、このひまわり畑は道路の南側にあるもので、横とか後ろからしか見えないのだ。

 

 で、文句を言うちゃろ・・とご夫婦に近寄ってみたら、これがなんと・・・かかしではないか。この「小海」は「おうみ」と読む。その昔はここまで海だったのかも知れない・・・。

 

 そこから・・・あっちへ走り、こちらのお寺に寄ったりしながら走って・・・、結局の薬局、さぬき市津田まで戻ってきて、津田の松原近くの道の駅にある「松原うどん」に入った。

 

 ここはプチセルフのお店で、10時半には開店するので朝昼兼用の私にすれば嬉しいお店。少し東には讃岐津田サービスエリアの「あなぶき屋」があるが、この暑い時期に駐車場から歩くのが面倒だし。

 

 で、いつものおすすめメニューで「温玉ぶかっけ小の冷や」を注文した。350円だった。

 

 先ほどに「体重が増えているから・・・」と言われたもので、何も足さない・何も引かない」ということで、シンプルなままで食べた・・・。麺も出汁も・・・冷たくはなかった。ま、冷やしうどんではないのだから・・・と納得はしたが・・・。

 

 午後からはまたも昼寝をしてしまった。この昼寝が体重増加につながってはいないのだろうか・・・。最近、昼寝をするようになってから体重が増えたような気もするが・・・。単なる運動不足をなんとか他の理由にすり替えようとしているな・・・。

 

 昨日だかに、咸臨丸子孫の会の幹事さんからハッパを掛けられたので、しぶしぶ・・・テーマの絞り込みに入った。なんだかんだのと言うてる間に10月がやって来そうな気がするし・・。

 

 幹事さんは・・・丸亀の市民会館に200名の聴衆を集める・・・と意気込んでいるが、私の講演にそんなに集まるじゃろうか・・・。丸亀近辺の方、10月7日の16時から丸亀市民会館のスケジュールを予定しておいてくださいませませ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。15日までにはまだ少し時間があるが、忘れないうちに掲示しておく。この前半は説明的。要は、「過去に目をつぶるものは 現在も盲目である」という一語に尽きる。今日は長崎の原爆忌。被爆体験を語る人が少なくなってきた。被爆の事実を知る人が減ってきた。だからと言って、過去に目をつぶるものもは、今の事実「フクシマ」に対しても目をつぶっているのではあるまいか。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


利他は自利 ツクツク法師の お説教

2012年08月08日 | 時にはぼぉっ~とする時

 外が明るくなる時間は遅くなり、外が暗くなる時間は早くなった。昼間が短くなったなぁと感じるようになった。今朝もニホンザルの警戒音で起こされた。最近は網戸だけで寝ているものだからサルの甲高い声は枕元のように聞こえてくる・・・。それにいよいよ・・・ツクツクボウシが鳴き出した。

 

 ドナルドのドが付く田舎だから、さすがに今朝は肌寒くて・・・長袖のTシャツを来て迷犬ごんの散歩に行った。するとまた、こんなものが・・・。

 

 こういう生き物もまた、種の保存を継続して命を引き継いでいるんだなぁと感心した。

 

 昨日は遠くまでお出かけしたものだからと、今日はおとなしく高校野球の観戦になった。若い頃・・・と言うても30歳代の頃だったかには、大会期間中には有給休暇で全試合を観戦したもの。あの頃は、そう暑いとも寒いとも思わなかったのだが。

 

 私の高校の数学の六車なにがしという先生が、高校野球のデータを取って、どこのチームが勝つかを予測していたが、その先生が亡くなったか何かでいなくなったもので、それを引き継いで行こう・・などと勝手にやってはみたものの・・・数学の統計学なんて私には歯が立たなかった・・・。

 

 こういうスコアブックを細かく付けて、初球攻撃で成功した確率、先攻で勝った確率、投手の打順で勝った確率、先取点を取って勝った確率・・・・。これを「初球攻撃・オーダー論」と言ったが、10年ほどでギブアップした。そうそう大会期間中休んでばかりもいられなかったし、小遣いだって多量に使ったし・・・。

 

 あの頃の熱い感動も情熱も無くなってしまったなぁと感じる。入場行進を見ても、開会式を見ても、選手宣誓を聞いても、少しもこころが動かない。今は高校生が司会進行をしているせいもあるのかも知れない。昔はベテランのスポーツアナウンサーが感動を込めて実況したこともあったのかも知れないし・・・。

 

  ということで、町内(さぬき市大川町富田中)のお店「手打ちうどん杉本」に行った。こうしたマッチ箱みたいなお店だが、お昼時になれば常連さんが集まってくる。

 

 で、ここの目玉の一つの「ぶっかけうどん小の冷や」を注文した。味付けシイタケやかき揚げ、コーンなどで彩りもあり、ボリュームもあり、おいしいという三拍子そろった麺である。

 

 お店は通常はご夫婦二人でやっているが、たまにお手伝いのおばちゃんがいることもある。

 

 最近のテレビではオリンピックの、しかも外国選手の録画場面が目立つので、昨夜は8時過ぎから寝てしまい、起きたのが5時。それだのにお昼を食べると無性に眠たくなって・・・30分ほども寝てしまった・・・。全く・・・よく寝るようになってしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分のためよりも 人のためにやったことが 自分のためになるものです」 仏教ではこれを「自利利他」といい、「自利とは利他をいふ(伝教大師)」とは利他を実践すればいつかは自分の利益になるではなく「利他の実践がそのまま自分の幸せなのだ」という考え方である。今流に言えば「ボランティア精神」みたいなものである。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


散歩にも 日陰ばかりを 選りすぐり

2012年08月07日 | ふるさと散歩

 相変わらず朝の暗い内からカナカナゼミの賑やかな声にカラスの朝の挨拶に起こされた。とはいうものの、蝉が鳴こうが鳴きまいが、朝の5時になったら起きてしまう年代なんだけれど。

 

 で、今日は火曜日だから図書館に本を返却に行く日。今回は返却だけにした。この週末からはお客様が来る予定だとか・・・。まだ、確定ではないのだけれど・・・。

 

 で、朝昼兼用のおうどんはここで食べた。高松市林町にある「たも屋林店」。一週間前にもここに来たんだったか・・。ま、早い・安い・旨いの三拍子が揃っていると思う。好き好きだけれど。

 

 で、ぶっかけ冷やの小を頼んだ。どんぶりにそのまんまの一玉を投げ込んで差し出すだけ。そこにカウンターにおいてあるぶっかけ用出汁の「冷や用」を好みでぶっかけて・・・レジまで行く。そこで会計は240円。だから・・・これらはみんなフリートッピング。天かす細い・天かす荒い・大根おろし・ワカメ・ネギ・おろしショウガ・ワサビ・レモン・梅干し・すりごまの十種類。

 

 聞けば今日は早くも「立秋」だというが、讃岐は35度の猛暑日になっている。朝夕だってそんなには涼しくはなっていない。全くの真夏だ、猛暑だ、酷暑だ。

 

 それはそれとして、今日は「豊稔池ダム」のゆる抜きの日だとか・・。この豊稔池ダムには毎年決まった「ゆる抜き」の日というものがない。この下流にある井関池に水がなくなった時点で、上流のこの豊稔ダムからユルというバルブを抜いて放流する。これは一滴の水もムダにしないという強い方針に基づいている。それだけ、この地の人々が日照りや干ばつで苦しんできたからだ。

 

 これが豊稔池ダムの水面側。満々と水が溜められているが、最近の四国には雨がないせいか、四国の水瓶「早明浦ダム」でも放流を始めている。豊稔池ダム(ほうねんいけダム)は、香川県観音寺市にある現存する日本最古の石積式マルチプル・アーチダムで、2006年(平成18年)、国の重要文化財(建造物)に指定されている(正式な指定名称は「豊稔池堰堤」という)。

  

  豊稔池ダムは、度重なる大干ばつへの対策として大正15年(1926)に着工され、昭和5年(1930)に完成した。このとき、地元住民による組合が部分請負が工事にあたり、延べ15万人による人海戦術により約4年の短期完成を実現するという地元一体となって成遂げられた公共事業であった。

 

 もっと水が必要なときには表三本のメイン流路から放流されるときは圧巻で最大の見物。それとか台風前になると水位を下げるために総放流を行うときにはものすごい迫力になる。

 

 昔は大野原町と言うていたのが今は観音寺市になって、少し戸惑ったが、その帰り道、昔の仲南町、いまのまんのう町になるんだろうか、「四国お祭り村」のドームが見えたので寄ってみた。こんぴらさんの裏手の山の中腹に「琴平バス」だかが作ったテーマパークだった「四国お祭り村」。中央に大きな「ちょうさ:太鼓台」があった記憶が残る。ここも廃墟になって久しい。このセピア化は私がやったもの。

 

 午後からはいつものように昼寝をして・・・ネット・サーフィンをやって・・・と、ぐうたら三昧。暑いときに外をうろついて熱中症になっても大変とばかりに緊急避難・・。そんないいものか。

 

 今日の掲示板はこれ。「老いてこそ人生 ていねいに生きる ゆっくり生きる やわらかく生きる」 そういう人生で歩き続けてゆきたいものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


この暑さ そうであったと 原爆忌

2012年08月06日 | 自然ありのままに

 島は暖かい・・・ということは、島の夏は暑いってことにもなるらしい・・。まだ薄暗いというのに蒸し暑いなぁと起きてみたら午前5時だった・・・。仕方がないので起きてしまった・・・。

 

 今日から一週間は曇りという天気予報だったので安心して草刈りに来たのだが、こう暑いとどうにもならん・・・。暑いからとテレビでオリンピック観戦するならば涼しい山の家の方がいいではないか・・。とりあえず、朝の7時からは残っている部分の草刈りをやらねばならぬ・・・。

 

 ほぼ40分ほどで草刈りを終えてお風呂に入る。昨日の残り湯でも真夏の風呂は熱いほどに温度があった。風呂が終わると風呂を片付け、洗濯機を回して作業着なんぞを洗って部屋干しして帰ることにした。

 

 二・三日居る積もりで食材も買ったのだが、こう暑いと何をすることもできない。早々にノートPCなんぞを片付けて帰り支度。空き缶とか燃えるゴミとかも処分し、帰りにゴミステーションに置いて帰る。空き缶も同様に・・・。

 

 今日は広島の原爆忌。8時から慰霊式典をやっているのを横目で見ながらの室内掃除・・・。まだ、8月の休みの計画がまとまらないらしいが、時期的には12日から16日までのはずだが、今年は11日が土曜日になるし、高松祭りが14日からだろうか・・。丸亀婆娑羅まつりは下旬のはず・・・。

 

 夏休み恒例の「子供科学電話相談」をラジオでやっているが、毎年・・「朝顔はなぜ朝に咲くのですか?」という質問が出る。「なぜ、タマネギを切ると涙が出るのですか?」、「なぜ、アジサイは色が変わるんですか」というのも定番の質問である。

 

 「ゴーヤーはなぜ苦いのですか?」というのもお決まりの質問。答える先生によってそれぞれの答えを出すのだが基本は一緒。「生き物は命をつないでいくのが宿命」、種が一人前になるまでは種を他の生き物から守るためにゴーヤーは苦くして食べられないようにしている。種が一人前になったら黄色くなったり赤くなって食べて頂戴・・・と合図するらしい。鳥や動物が赤くなったゴーヤーを食べて、種は糞と一緒に運ばれて命を残す・・・。

 

 すべての準備が終わったら、10時45分の高速艇で島を出る。昨日は大勢の海水浴客で賑わった江の浦湾も今日はひっそりと静まりかえって人っ子一人いなかった。

 

 帰る途中・・・けいこばぁからの電話で・・・「今、県警の方が来てるんだけれど、窃盗団を捕まえたら、山の旧宅を盗品の保管場所にしていたので捜査中だとか・・」という連絡が・・。なんじゃそれ・・・。とうとう、山の旧宅も盗賊の住み家になったんか・・・。

 

  で、今日のお昼は少しルートを外れて、坂出市府中町にある「やまだうどん額店」になった。愛車の燃料が少なくなったもので、ガソリンスタンドを探しながら・・・うどん屋も探しながらで、結局ここになったというわけ。

 

  で、時期的にはこれ。ぶっかけうfどん小で240円。朝、しっかりと食べてから草刈りをしたもので、これがまた・・・夕食にも響くかも・・・。冷やした麺だから簡単には飲み込めないので、その分、胃に負担がかかるような気がする。と言って、熱いおうどんは食べたくないし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「忘れざる ことが供養や 原爆忌」原爆を、被爆を、戦争体験を風化させることなく伝えていくことこそが、先人への礼儀であり、供養であるというのである。今年で67回目の原爆の日、私の記憶も風化しつつあるが、若い頃の広島の暑い一日を改めて思い出しながら黙祷をした。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


一杯の 水に救われて 夏の雲

2012年08月05日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 気持ちよく寝ている最中に、いきなり「行くんでしょ!島に・・」というけいこばぁの声で起こされた。時計を見ればまだ午前四時・・・。眠り足りないのだが起きて行くしかない・・・。

 

 途中で24時間営業のスーパーで食材を買って・・・朝一番の丸亀港発6時15分のフェリー「しわく丸」に乗った。まだ・・・夢心地の私だった・・・。

 

 朝の7時前にはしわく広島の我が家に着いた。折しもこの江の浦集落ではお盆のための墓地の草刈りやら掃除をやっていたが、我が家のお墓はここにないもので・・・みたいなことでパスして我が家に入った。島では「出ごと:出事」という。それをすり抜けて我が家に到着すれば・・・こんな具合で草まみれの我が家だ・・・。

 

 ここだって、二ヶ月前にはきれいに草を刈り払ってから帰ったのだけれど、戻ってみれば草まみれ・・・。お盆には来客があるのかどうかわからんけれど、島の人たちの手前、荒れ放題の我が家ではみっともないので草刈りにやって来たというわけだ。

 

 で、400平米の敷地をおよそ2時間掛けての草刈り・・・。途中でずいぶんと休んだけれど・・・。ま、今日は風もあったし、湿度が低いものだからそうも苦にはならんかった・・・。

 

 で、こんなにさっぱりとした。これでお盆のお客さんがあっても大丈夫。あの梅雨どきの私はぐうたらばかりで、目が回る、頭がかすむ・・・なんだのと思い悩んで頭部CTとかMRIとかメガネまで新調したのだけれど、そういうことは全くの杞憂・・・。今はこんなに元気に草刈りをやっても平気のへっちゃら・・・。おかしいね。

 

 草刈りを終えてシャワーを浴びようとするとお湯が沸かない。湯沸かし器が古くなって動作しなくなったんだろうか。それだし冷蔵庫にビールもないし、お米もない・・・。ということで、仕方がないので丸亀まで出ることにした。こういう場合に島は不便だ。

 

 で、今日のお昼はここになった。丸亀市福島町の「手打ちうどん太助」。少し前に「鶴の家族に乾杯」だかの番組に出たお店。ここで、朝昼兼用のおうどんになった。

 

 で、おでんと瓶ビールを飲んでから・・・「生醤油うどん」を食べた。暑いときにはこうしたおうどんがおいしいと感じる。

 

 ここは一般店だから、まぁ、なじみ客も多いのだろうけれど、ほとんどの客がおでんをチョイスして麺をゆがく時間待ちをしている。男性客は勝手に冷蔵庫から缶ビールやら瓶ビールを取り出して飲んでいる。こういうお店は東讃岐にはないものだから・・・「へぇぇ・・・」と見ているばかり。うどん屋の文化にもそれぞれの味があるんだなぁと思った。

 

 で、13時半のフェリーに乗って島に戻った。缶ビールとか食材の補強も含めて・・・。

 

 新造船「しわく丸」の煙突とその上を流れる雲・・・。いよいよ本格的な夏になったんだなぁと感じた一瞬。

 

 戻ってからはお風呂の修理をしてからお風呂に入り、昼寝をしたらば夕方になった。このまま寝てしまってもいいかなぁと思うような夕方である。

 

 草刈りを終えて冷蔵庫を開いても・・・何もない。麦茶もお茶も何もない・・・。久々に来た島の家では不自由ばかり・・・。いっぱいのお茶もないというのでは情けない。そこで、コップにお水を入れて氷を入れて、お塩とお酢を垂らして飲んだら・・・・これがまさに「仏の涙」かと思うような味だった・・・。続け様に4杯も飲んだ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 


蜘蛛一つ ベランダに居る いとおしさ

2012年08月04日 | 自然ありのままに

 ♪~ソラシドのつく田舎の朝はやかましい・・・。今朝もニホンザルの警戒音にカナカナゼミの大合唱、そこへカラスの朝鳴きにテッペンカケタカ・・・ホトトギス・・・。そのニホンザルを追いかけて走り回るけいこばぁに・・・猿を撃退するお隣さんの打ち上げる花火の音・・・。

 

 我が家にはロンドンオリンピックよりも熱くなる朝がある・・・。今日もまた猛暑日の予感・・・。

 

 孫たちが大きくなると夏休みの過ごし方にも変化があって、やれ部活だ、塾だ、高松踊りだ、なんだのと・・・。みんなで島の家で海水浴だ、ウェイクボードだ花火大会だ・・という予定も立たなくなった。それぞれの家族がそれぞれに夏の行事を抱えるようになって・・。

 

 だから、私の予定も全くたたないのだが、あれこれ考えても仕方がないと、明日・明後日と、島の家の草刈りに行くことにした。誰も島に行かなくても草ぼうぼうの家ではみっともない。だから、草刈り機の替え刃とか燃料とかを買って準備をした。明日の朝に出かけようと思って。

 

 今日、8月4日は「箸の日」なのだそうだ。これは私のうどん屋さん用の「マイお箸」。これを持って、今日もおうどん探訪・・・。

 

 ここは香川県さぬき市多和兼割にある「八十八庵:やそばあん」。四国霊場88番札所の門前にあるお土産売り場のあるうどん屋さん。四国霊場の門前だからさまざまな人がやってくることでも有名。

 

 このメニューのトップにある「団蔵」というのは歌舞伎役者の市川団蔵にちなむもの。近くでは前総理の菅直人さんや元総理の鳩山さんも食べに来た。

 

 で、今日は「烏骨鶏(うこっけい)の玉子入り釜玉うどん」を注文した。ここは一般店。席について待っていると注文を取りに来るので注文して、麺ができたら運んできてくれる。食べて終われば容器はそのままにしてお会計しておしまい・・・。普通のお店である。

 

 ご存じのように「かまたま」というのはおうどん版「たまごかけごはん」。これに普通の生醤油を掛け回して食べる・・・。これで500円だった。ここの場合、烏骨鶏の卵を使っているというのがみそかも知れない。ま、気楽に食べればいいと思う。

 

 ま、真宗の坊さんが真言宗の霊場に踏み込むというのは、サラリーマンがよその会社の支店ビルにお邪魔するようなものだから、門前だけで失礼する。季候のいい時には若葉だ紅葉だと見所はあるが、今の時期には蝉時雨ばかりだから、早々に山門で一礼して帰途についた。いや、別にお賽銭が惜しいというわけでは決してないのだからして・・・。

 

 午後からは恒例となったお昼寝タイム。というてもわずかに15分程度なんだが・・。その後はまたしても金刀比羅宮の鳥居や灯籠なんぞの資料整理をやっていたら夕方になった。好きなことをしている間は時間があっという間に過ぎてしまう・・・。いやなお仕事の場合には・・・同じ一時間がとてつもなく永い・・・。

 

 で、明日からしわく広島に行くというので、頭をさっぱりと刈ってもらった。で、こんなお地蔵さんのような頭になった。どっちかというと右側のお地蔵さんになった・・・。ワイルドだぜい・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。ご存じの通り、天皇家は皇宮神道の宗家本元。その家元さんが蓮の花を愛でて、お釈迦様の教えを改めて知った・・・というお歌を詠まれている。キリストさんがお釈迦さんの説法に感激した・・・みたいなことだ。実に謙虚で誠実な人柄が偲ばれるではないか・・・。私たちにもそんな謙虚さや誠実さがあるだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


なでしこは 風に任せて 今日を終え

2012年08月03日 | 時にはぼぉっ~とする時

 いかりや長介の「チョー」がつく田舎では、今日も朝から28度超えとなり、猿の警戒音に蝉の声、カラスの朝鳴きに「トウキョウトッキョキョカキョク」の声・・・。五時前から起こされて涼しい間に犬の散歩に行ってきた・・・。

 

 朝の散歩ではカブトムシとかクワガタとかの死骸を見ることがあるが、その途中で見つけたもの。

 

 これは「タマムシ」で、少しずつだが歩いていた。子供の頃には多く見かけたが、最近は私が気づかないだけかも知れない。あの斑鳩の里・法隆寺だかの「玉虫厨子」に使われていたとか言う虫である。

 

 娘家族は七時前には嵐のように帰って行った。今日も部活だ歯医者だとかと忙しいらしい。ま、豆台風みたいな一家だ。そのまんま散乱している布団をベランダに干してから片付けることにした。今日も暑そうな気配・・・。

 

 孫たちが帰ってしまうと「やれやれ・・」と思うし、「なんだか寂しく感じるし・・」という微妙な空気。孫は「来て欲しいし、帰って欲しい・・」とかとも言うらしい・・。そんな微妙な関係らしい・・・。「孫は目に入れても痛くない」と昔の人は言うたらしいが、さすがに小学生・中学生になると、目には入らない・・・。

 

 今日のお昼はここにした。東かがわ市引田にある「本格手打ちうどん宮川」に寄った。それまでに幾つものお店があるのだが、一般店のおうどんにも飽きてきたし・・・ということで、ここに来たが、やっぱり、似たようなメニューになってしまう。

 

 ぶっかけうどん小の冷やで380円。ま、涼しいおうどんでさっぱりと食べられた。昨夜もしっかりと食べて呑んだし、今朝も孫たちが食べずに帰ったもので、おにぎりやら味噌汁やらをしっかりと食べていたものだし・・・。お店のために言うておくが、麺はコシがあって、エッジが立っていて、お出汁の色は濃いが味はマイルドで・・・・。

 

 ここの部屋はうどん屋らしくない内装で気持ちよく食べられたのが印象的だった。まるで画廊のような雰囲気ではある・・・。

 

 午後からは金刀比羅宮の狛犬について調査だった。これは有田焼の彩色された狛犬で、旭社に奉納されている物。全国的にも珍しいものではなかろうか・・・。

 

 それとか、最近、おもしろがって遊んでいる「幕末古写真ジェネレーター」というソフト。現代の写真を幕末風の古い写真に置き換えてくれるもの。

 

 こんな風になる。興味のある方は一度どうぞ・・・。

 http://labs.wanokoto.jp/olds/

 

 これは私の所属寺院の「勝覚寺」だが、まるで江戸時代のお寺の絵はがきのようにも見える。デジタルの世界というのは何でもできるとは聞いてはいたが、ここまでこんなになるんか・・・。

 

 セミは気温の変化を感じて鳴くのだそうだが、その声もいちだんと賑やかになってきたように思う。いよいよ夏本番というところか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きると言うことは思い通りにならないということがはっきりとわかることです」その思い通りにならない世の中を思い通りにしようとするから苦しむのである。思い通りにならないと言うことをはっきりとわかってしまうと、気が楽になって苦から脱却できるというものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


うたたねを 木槿(むくげ)の花に 笑われる

2012年08月02日 | 時にはぼぉっ~とする時

 昨夜の夜は風もあって窓を閉めようかと思うくらいだったのだが、今朝方は蒸し暑くなって気がつけば朝の五時半でもう29度にも・・・。

 

 迷犬ごんの散歩をして、なぎちゃんの工作用の竹を切ったら、もう、汗まみれになった。ところが、はやてちゃんの部活が朝の7時半からだというので大慌て・・・というても、まだ6時前。屋島までは1時間弱で行けるのでやれやれ・・・。

 

 琴電屋島駅のすぐ西に屋島中学校があるが、そこに着いたらまだ7時前。少し時間帯が違えば通勤ラッシュにあわずに来られる。この坂道を登っていったら屋島ケーブルの登山口駅。

 

 その後は高松空港方面に走って時間つぶし。こういうときの時間は少しも流れない。急ぐときにはどんどんと時間が過ぎていくというのに・・。

 

 その後、いつもの県立図書館に行って借りていた本の返却やら郷土資料の検索。琴電関係の本にしようか、香川の偉人伝みたいなものにしようかとさんざん悩んだあげく・・・。

 

 こういう・・・奇妙な資料集に落ち着いた。中身は灯籠やら鳥居やら狛犬やら奉納絵馬やらというもの。

 

 これが有名な長栄講の寄進した備前伊部焼きの「宮獅子」と言われるもの。天保十五年三月の作。こういうものの調査のために借りたもの。

 

 こうした海難絵馬もまた興味深い。嵐の中を進む船が難渋するとき、「南無金比羅大権現」と念ずると、左上から「こんぴら大権現」の御幣が現れて助けてくれるというもの。

 

 さすがに9時過ぎの開館直後は館内も静かなものだ。そこでまたまた時間つぶしをして・・・。11時前に、琴電屋島駅前で待機。部活を終えたはやて君を乗せて・・・おうどんを食べに行く。

 

 高松市新田町にある「うどん処しんせい本店」に寄った。ここも一応はセルフのお店なのだが、プチセルフというべきか。単に入り口で注文して、サイドメニューを選んでレジ前で待っていると製品が出てきてお会計。自分で席まで運んで食べて食器を返納しておしまい。

 

 店内にはオープンスペースがあって「しんせいの森」とあるが、森まではいかない。林にも届かない・・・。

 

 で、ここのお勧めメニューの「しんせいぶっかけ」の小の冷やを注文した。野菜の天ぷらと煮込んだ鶏肉が乗っている。これで500円だった。はやて君は「国産牛肉のぶっかけ」小の冷やだった・・。「国産」とあえて名乗るところがおもしろい。400円だったかな・・。

 

 午後からはお昼寝の後、借りてきた本から必要な写真や図面のスキャニング・・・。孫たちは水着に着替えて川遊びをしたが、水量が少なくてすぐに水が濁って気持ちが悪いと早々に引き揚げてきた。ここんところ雨も降ってはいないからなぁと思った。

 

 今日の掲示板はこれ。「宗教とは何かを信じるということではなく、どう生き、どう死ぬかということだ」という全く明確なお言葉。信仰をすれば健康になるとか、信心をすればお金儲けができるかということでは決してない。「この私が、どう生きていくのか、どう死んでいくのか」という、生き方の問題を考えることである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


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