まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

カナカナも 鳴き疲れたのか 居眠りか

2012年08月18日 | ふるさと散歩

 ドラゴンボールが付く田舎だから朝方は震えるほどに冷えるが、7時8時を過ぎると温かくなるというか・・・暑くなる。今日も気温は30度超えの湿度は70%超え・・・。まだまだ残暑は厳しいころ・・・。

 

 そこでまたまたお出かけになった。高校野球もいまいち感動しないし、たってきやらないとアカンお仕事もないし、エアコンばかりでは身体に良くないし・・・ということで。

 

 で、鳴門の観潮船でも乗ってみるか・・・と出かけたが、鳴門の渦潮は大潮の方がいいだろうし、今日は雲が出そうだし・・・と、方向変換。観音寺の古民家ツアーにでも行ってみるか・・と西に向かったが・・・あまりにも遠い・・・。

 

 こういう琺瑯(ホーロー)看板の付いた古民家が多いらしいというので、出かけようと思ったのだが、またまた方向変換。こう暑いとやる気も起こってこないというものだ。優柔不断というか、意志薄弱というか、臨機応変とでも言うか・・。

 

 午前10時になったので、とりあえずおなかをおこしてから考えようと、「手打ちうどん・はゆか」に寄った。綾歌郡綾川町羽床下(はゆかしも)という地区にあるから「はゆか」と書いてある。漢字の「羽床」だと「はどこ」とか「うどこ」とかとしか読まれない・・・と、思う。

 

 ここもセルフのお店で、今日はここのお勧めという、「温玉ぶっかけ小・濃い出汁」というのを注文した。出てきたのは「温いん」だった。仕方がないからチクワ天90円を乗せて、360円だったか。驚いたのは麺の太さだ。ここは6ミリだっていうが太くて硬い麺だった。これを冷やで食べたらもっと硬いんだろうなぁとモグモグしているばっかりだった。

 

 そそ、ちらっと見た瑠美ばあちゃんの池上製麺所もこの暑いのに長蛇の列で行列していたが、ここはそんな風でもなくて、確かに県外ナンバーもあるにはあったが、「はゆか」はリストに入っていないのかなぁ・・・。

 

 で、今の「まんのう町」旧の琴南(ことなみ)町あたりの旧道を走ると、こういう古民家がちらほらと残っている。さらに山に向かって進んでいると・・・道路脇に県外ナンバーがズラズラズラリー・・・と並んでいる。横浜とか静岡・高知・岩手とか・・・。

 

 これはほんの一部・・・。ここが「谷川米穀店」。おうどん一杯120円、大でも240円のおうどんを食べるために岩手から来るんか・・・。 どこで食べても一緒やと思うけんどなぁ・・・。

 

 ここはれっきとした「米穀店」で村の食堂もやってたんやなぁ・・・。徳島から農耕用の「借耕牛」を何百頭も引いてきて、ここで讃岐の馬喰(ばくろう)に引き渡して、讃岐の田植え用に借りたんやなぁ。そんな時に、ここの谷川米穀店でうどんやそばを食べて帰ったことやろうな・・・。

 

 これが谷川米穀店前にある「落合橋」だが、この四隅には、借耕牛がデザインされていて、向こうからやってくる牛はまるまると太っているが、左手欄干にはやせてうなだれた牛が米一俵を背負って帰って行くレリーフが刻まれている。

 

 徳島県との県境になる「三頭トンネル」で引き返して・・・綾川町経由で戻ってきたが、暑いばかりでこれという収穫はなかった・・・。

 

 午後からは借りてきた図書館の本に目を通して、必要な資料はコピーしたり、スキャナーにかけたりしながらの作業になった・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「花が美しく咲く(のは) 隠れた根の力のおかげである」人も美しく輝くのは、隠れた裏で続けた努力のおかげである。オリンピックで金メダルや銀メダルに輝いた人には、人様にはいえぬような激しくつらい練習があったおかげである。文学でも科学でも宇宙でも、人が美しくかがやくためには、ひたむきな努力があったおかげなのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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