まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

見上げれば 皇帝ダリアの ひるね顔

2014年11月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で雲の広がっている所もありながら、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は11度と温かい朝になって18度まで上がった。湿度は86%から68%、風は3mから2mの北北西の風が少し。明日の23日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

  昨夜はなんとなく、「千と千尋の神隠し」を見るとはなく見ながら、ゆっくりと飲んでいた。初七日の法要膳を中途半端な食べ方でいささかおなかの調子が狂ったよう。だから、わが家の食事に戻すのにしばらく時間がかかったこともあって。

 

 朝の間は行くところもなく、行きたい場所もなくて、論文を整理したり、年賀状の文案を考えたりしたが、直前にならないとスイッチが入らない。とにかく、「隻眼」というのは不便なものだ。片方の目だけで見るというのは「奥行き」や「足元の高低差」もわからなくなる。歩くにも不自由ということになる。

 

 来週からの上洛の準備もやっておかねばならないが、ものをつかむとか合わせるという間隔がわからなくなって、衣装がたためないし、裏返せない。こんな単純なことさえも不自由になってくる。丹下左膳や独眼竜正宗は、本当に「隻眼」で戦えたんだろうか・・・。

 

 ごちゃごちゃ言うていても仕方がない。昼食は「ラ王の袋麺」で済ませて散歩に出た。パソコンは確かに目に良くないなぁと思うし、かと言って読書も活字が霞んで読みにくくなっている。

 

 ふと見ると、捕獲ケージの中に何かいる・・・。足下が危うい中、慎重に山の中に入ってみると・・・。

 

 これはどうにもタヌキらしい。それもおなかの大きなタヌキ。餌のサツマイモを「たらふく食べたのだろうか。それともお母さんタヌキなんだろうか。

 

 これはテントを改造した捕獲ケージらしい。こんなものを自作して仕掛けてあるんだろうが、先日はこの上でおさるが遊んでいたことを猟師さんは知らないはずだ。設置して、もう、一週間になるのに、何の反応もない。ま、こんな異様なものが置かれたら、猿もイノシシも警戒すると思うのだが・・・。

 

 今日は、わが家近くに猿の軍団が現れた。すぐさま、ロケット花火で撃退した。

 

 追い払ったつもりでも、裏のたんぼでは、これ、このとおり。役所の方からは「餌付けをしないように」というのだが、栗や柿は時期が来れば実がなるし、野菜だって最小限度のものは作りたいと思うもの。全く、さるやイノシシのエサを無くするわけにはいかないのだ。

 

 そうそう、今日は『小雪』にあたるが、そういう節目のことで、「小雪(こゆき)」が振る頃という意味ではないそうで、単に立冬から数えて15日目ということで「小雪(しょうせつ)」という名前の節目なんだそうだ。で、暦的には、旧暦の十月一日で時期的には「秋」である。

 

 それに、俗世間的には「いい夫婦:1122」の日でもあるそうだが、単なる語呂合わせで、そんなに注目するべきことでもない。

 

 今日の掲示板はこれ。「がまんがまん ここはがまんだ どんななが雨も いつかやむ」という荒了寛さんの言葉から。どんなことがあっても、いつも笑顔(^^)を忘れず、心をこめて聴き、心をこめて話すようにしたいもの。日日是好日。今日も、ステキな土曜日になりますように。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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