まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

煩わしい 人の世だからと 散るもみじ

2011年11月16日 | 時にはぼぉっ~とする時

 今日の予定は・・・午後からのお寺さんの会合が一件あるだけ。ま、朝夕が肌寒くなってきたもので、おこたでも用意すべぇか・・・と、二階部分の大掃除から始めた。例の島の文化祭用の工作工具とか色紙とかノリとかボンドとかが散乱しているので、それらを片付けてしまって・・・。

 

 窓も全開にして・・・ほうきでお掃除していたら・・「だめでしょ、掃除機でやってちょうだい」と、けいこばぁ・・・。で、掃除機を掛けて、おこた用の布団や、カーペーットなんぞをベランダに干して・・・。ま、今日は久々に秋晴れのいい天気。

 そういう天気のいい日にはお山のお猿さんも運動会日和。

 

 この人たちもね、手ぶらだとそのあたりを歩き回るのに、カメラを持って出て、しかもカメラを構えると一目散に逃げてしまう・・。カメラ嫌いなのかね・・。とくにシャッター音がすると蜘蛛の子を散らすように逃げてしまう。まさか・・・そこまでは聞こえないやろ・・というような距離なのにね。

 

 けいこばぁは・・さっちゃんがお医者に行きたいというので、連れて行ったので、私もお出かけモード。いつもの・・・秋探しとおうどん紀行・・・。

 

 今日は・・・西に走って・・・木田郡三木町池戸(いけのべ)、香川大学農学部前にある「手打ちうどん・みき」に寄った。ここには、大きく「しっぽくうどん」と書いた看板があるので、「それならば食べねばなるまい・・・」と行った訳だ。

 

 思ったより具の野菜が少ないかなぁと思った。昨年はもっとあったように思うが記憶違いかな。でも、麺はしっかりとして上品で、このあたりでは特においしいと思った。

 

 ここはおじいさん・おばあさんがやっていたが、いつの頃からか、きれいなお姉さんが会計をしたり、テーブルをふいたりしてくれる。昨年は・・・大林素子風と紹介したけれど、今日は少し違うなぁと思った。誰に似てるかというてもわからない。でも明るくて元気な背の高いおねえさんだった。

 

 おなかが起きたら・・・やはり・・塩江方面かなぁと、香川県の南部、徳島県側に向かって走る。でも、そのあたり一帯はみどりのまんま・・。なかなかに紅葉なんぞは見られない・・・。まだまだ・・・暖かいんだろうかね。でも、朝夕は・・・6度とか7度とかになってきたし・・・。

 

 イチョウは・・・少しずつ黄色くなったり、ぎんなんが落ちたりとすっかりと冬支度。こういう場所にもデジタル一眼を首からかけた中年のご夫婦が何組も・・・。夫婦で写真を撮って・・・どうするんだろうかね。機会があれば聞いてみたいものだ。まさか、個展を開くなんていう人は何パーセントかだろうね。

 

 私もブログをやっていなかったら、デジタル一眼なんぞ必要なかったと思うな・・・。

 

 その割には・・・コンデジで撮った画像の方が圧倒的に多いんだけれども・・・。

 

 ということで、午後からはお坊さんの会合。ま、集金をしたり、当番を決めたりする会合で、業界用語では「組内会:そないかい」という。なんか、普通の若者の会合みたいで、お坊さんらしくないね。

 ま、言うと言わんと・・、仏教界も厳しい格差社会で、観光寺院や大きなお寺さんはにぎやかだけれど、地方の農漁村地帯の仏教寺院は維持・護持もたいへんな状況。お葬式も簡素化になり、法事法賛も初七日どまり。三十五日か四十九日が終わればそれでおしまい・・という家庭も増えた。ご法事にも親戚も出席しないとか、家族だけで簡素にお食事をしておしまい・・・という風潮も増えたやに聞く。これからどうなるんだろうかね、仏教界も。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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