まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

夏に来て たった一人を 持て余す

2018年07月17日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 丸亀地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は25.8度から34.2度、湿度は90%から63%、風は1mから2mの北北西風が少しばかり。明日の18日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるらしい。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなので、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとって欲しいと呼び掛けている。

 

 一週間ぶりの島帰りである。今日も7時出発で9時前に丸亀港に着いた。そして、今日も暑い・・・。

 

 9時25分発のフェリーボート「しわく丸」に乗り込んで先週と似たような時間帯。少しでも早く着いて、先週に刈った草でも片付けようと考えていたのだけれど。

 

 今日は船には数台の車と数人の乗客しか載っていなかった。こう暑いと、島でのお仕事も少なくなるのだろうか。

 

 島に着くと暑さが降り注いでくるような感じ。刈った草なんぞ干からびてしまっている。片付ける手間も必要ないというもんだ。

 

 これを燃やすには暑すぎる。明日の早朝にでも、少しずつ片付けるとしよう。こんな時間帯には無理無理、無理・・・。

 

 プライベートビーチに飛び込んでみたいが、心臓手術をして間がないのに、心臓麻痺でも起こしたら大変だと、ただ眺めてため息ばかり。

 

 午後からは、「英国士官レキ研究会」の最後の会議が行われる予定。平成22年に、島おこしのために何か研究をしよう・・・ということで始まった「英国士官レキ研究会」だったが、なんだかんだで8年が過ぎた。

 

 今年は、英国士官レキさんが亡くなって150周年。彼が亡くなったのは明治元年12月20日。その子孫の方がお墓参りに来られるというので、急遽、来月8月5日に記念式典を行うことになった。今日は、その最終打ち合わせ会。

 

 この方が行きだしっぺの笠井さん。当時は丸亀市の生活環境部長さんだった。そして、この150周年の慰霊祭を行って、この研究会を解散することになった。

 

 で、細かな部分にまで打ち合わせが行われた。今日は地元のお手伝いを担当する方やら、映像担当、紙芝居担当、音楽歌唱担当、受付から案内など、多くの方の参加もあった。特にイギリスからはトーマスさんの奥さんもが参加してくれた。

 

 この方が、そのトーマスさんの奥さんで日本人。この広島の青木浦で生まれた方。当日は通訳を担当される。

 

 女性陣からは細かな注文が次から次へと提案されて、会は大いに盛り上がったことだった。

 

 この変哲もないお墓だが、その裏には多くのドラマが潜んでいたのだった。その謎が一気に公開されるのも、もう、間もなくだ。当日には丸亀市長や報道各社も訪問予定だとか。当日までの体調管理が当面の目標だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「不安がない人生は楽しいかもしれません。しかし、不安があるから喜びも大きくなる」という長倉洋海さんの言葉からである。1952年、北海道釧路市生まれ。京都での大学生時代は探検部に所属し、手製筏による日本海漂流やアフガン遊牧民接触などの探検行をする。1980年、勤めていた通信社を辞め、フリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を精力的に取材する。中でも,アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエルサルバドルの難民キャンプの少女へスースを長いスパンで撮影し続ける。戦争の表層よりも、そこに生きる人間そのものを捉えようとするカメラアイは写真集「マスード 愛しの大地アフガン」「獅子よ瞑れ」や「サルバドル 救世主の国」「ヘスースとフランシスコ エルサルバドル内戦を生き抜いて」などに結実し、第12回土門拳賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞などを受賞した。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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