さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は18.4度から26.8度、湿度は86%から54%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の22日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから雨の降る所がある見込みらしい。
彼岸花を探してさぬき市中を走り回ったこともあったが、お彼岸が近くなると、我が家周辺でも、これ、この通りの彼岸花・・・。時期が来れば顔を出す律儀さというか、ひたむきさ。
朝方の夢で、マニュアルを両面印刷することを考えたので、起きるとすぐにやってみた。最初の4,1,2,3という一枚を両面印刷するのに1時間以上もかかってしまった。こんな簡単なことなのに、これがまた、難しいのだ。で、二枚目の8,5,6,7・・・になると、何が何だかわからなくなってしまった。
これはダメだ・・ということで、高松市林町にある「香川県立図書館」にやってきた。借りていた5冊の本を返却して、また、別な5冊を借りてきた。
印刷や製本には全く関係のない本だった。ときどき、こんな意味のないことをしてしまう。みんな、「青木まりこ現象」のせいである。この現象は図書館を出ると、きれいさっぱり消えてしまうのだ。
だから、こんなホームセンターでは出現しない。ここやほかの町のホームセンターなど数店舗で、製本の材料になるものはないかと探してみたけれど、全く、参考にもならないものばかり。
帰宅してから、残っていた和紙を使って、ハードタイプの「上製本」の本を作ってみた。
ワイシャツなどを買った時に付いてくるボール紙で表紙の板紙にし、和紙でくるんで、印刷用紙で仕上げる。もちろん、真ん中の「背」にもボール紙が入っている。
そうすると、こういうものができあがる。
そこへ本文を載せてのり付けすると、製本ができあがる。
昨日と同じように、「題箋」を貼り付けるとできあがり。
お昼からも、ホームセンターを二店回り、手応えがないので、東かがわ市にある文具屋さんにやってきた。ここでも表紙になるような材料を見つけることができなかった。
なかなかに、A5版タイプのファイルやファイリングは数が少なくて・・・。
でも、A5用のブックカバーと、藍色の和紙を見つけてきた。明日は、これで表紙を飾ってみよう。
今日の掲示板はこれ。「境遇や環境を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる」という、渡辺和子さんの著書、「置かれた場所で咲きなさい」の中からのことばである。「こんなはずじゃなかった」と思ったこと。あなたは、今日まで生きてきて何回あっただろうか。受験に失敗し不本意な進学をしたこと。目標を持ち、仕事をしていても会社に馴染めない自分。結婚し幸せになれると思ったが、理想とは違う現実。人生は嬉しいことも嫌なこともある。山あり谷ありだ。しかし、人は闇の中で、もがき苦しんでいるとき、自分も周りも見えなくなる。辛く悲しい気持ちは、脳を、身体をすべてを麻痺させる。今回紹介する本は、渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」というエッセイ集。著者はシスターであり、岡山市にあるノートルダム清心学園の理事長だった。聖書の教えなどを交え、生き方や人生の在り方を説いたこの本は、悩める人々の心の支えになった。160万部のベストセラーである。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。