まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

ほんものに なりきれないと 秋の風

2014年11月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れている。気温は5度から14度、湿度は76%から62%、風は2mから3mの西南西の風が少し。明日の20日は、気圧の谷や湿った空気の影響で午前中は雲が広がるけれど、午後は次第に晴れる見込みらしい。

 

 今日は秋晴れのいい天気になった。そこで久々にお布団を干した。だが、昨日のこともあるので遠出の散歩には出ないこと。車には乗らないこと。猿の番をすることの三点をきつく戒められた。では、することがないではないか。

 

 で、教区の機関誌の原稿書きをやってみた。「讃岐における二十四輩を歩いて」の四回目の記事。東植田町から塩江町という高松市東南部方面。書き上げたついでにメール送信しておいた。

 

 それから、通年日記帳の整理もやっておいた。2006年から2014年11月分までを記入した。今年1年もなんだかんだとあった年だなぁと実感した。まだ、10大ニュースには早すぎる。

 

 お昼前になって、私の下の(三男)のたっくんがやってきて、「うどんにでも行こうよ・・・」というので出かけたが、ちょうど時間が正午前。どこのうどん屋さんも超満員。ここもだめ、あそこも超満員、ここも車が止められない・・・と四軒目のここに入った。讃岐にはめし屋もソバ屋もラーメン屋もレストランもない。あるのはうどん屋さんだけ・・・。

 

 木田郡三木町鹿伏にある「讃岐手打ちうどん寒川」というセルフのお店。今日はまつたけうどんを食べるはずがセルフうどんになってしまった。

 

 でも、時期だから・・・ということで「しっぽくうどん小」にした。弟は冬なのに「ぶっかけうどんの冷や」を注文した。ま、それが正解だったかも。私は暑くて熱くて汗まみれ・・・。これで350円。

 

 最近のお店では、こういうプラスチック製のお箸を使うようになった。割箸はもったいないからと云う訳なんだろうか。希望者には割り箸も置いてはあるようだけれど。

 

 午後からは今年のお正月にいただいた年賀状の整理をやってみた。年賀状ソフトの不要になったデータも削除した。実に多くの方がお亡くなりになったし、母がいなくなって母の友人らのデータも削除した。その数、実に67人。

 

  もう、叔父さん、叔母さんという人が数えるほどしかいなくなった。多くの先輩や師匠ともいえる人もお亡くなりになった。時代の流れだなぁとしみじみとした。

 

 今日もまた、喪中はがきが届いている。でも、パターン通りなのかも知れないが、『永眠』ということばが印刷されているものがほとんど。仏教徒に『永眠』や『草葉の陰』は似合わない。

 

 今日の掲示板はこれ。「裏をみせ おもてをみせて 散るもみじ」という良寛さんの辞世の句といわれる言葉から。そこはかとない悲しさと、ほのぼのとしたやさしさというのだろうか、良寛さんの飾り気のない人柄がよく出ているように感じられる句である。この句は、晩年に交流の深かった貞心尼という尼僧さんに向けられたものだといわれているが、自分の心の中の弱い部分も含めて全てを見せてきた人(貞心尼)に対して、何か肩の荷を下ろすような、そんな気持ちをがあったのかも知れない。また、一説には、この句は、もともと谷木因が詠んだ「裏ちりつ表を散つ紅葉哉」という句を良寛が作り直したもので、『はちすの露』に収録されているともいわれているし、『裏をみせ 表もみせて 散るもみじ』ともいわれている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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