まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

待宵や 今夜の客は 鈴虫か

2011年08月30日 | 自然ありのままに

 今朝方は肌寒くなって仕方なく起きたが・・・すでにもう・・・午前六時を回っていた・・・。それだけ・・夜明けが遅くなってきたのかも・・。

 で、今日はそろそろ帰らねば・・・と思ってお布団も片付けぇの、お風呂もお掃除して片付けぇの~・・・、空き缶も片付けぇの~して・・・帰る準備はしたのだけれど、ふっと、思いついて・・・またも・・・ベーハ小屋の調査に出かけた・・・。

 

 これは・・・今年の六月中旬に・・・塩飽史談会の加藤先生たちが調べたときのもの。それが昨日には見えなかった・・・。私の記憶違いかなぁと気になって・・・。で、朝の散歩を兼ねてデジイチをかついで調べに行った・・・。

 

 場所は同じ所だと思う・・。「位置確定」では・・・同じ建物が見えるし、建物の傷も同じだし・・・。でも・・竹藪の中の「超屋根」が見えない・・・。わずか・・・二ヶ月少しで建物が消えるんか??

  この茶色の建物に沿って竹藪に一歩踏み入れてみたら・・・。

 

 あの・・ベーハ小屋はこなごなに押しつぶされていた・・・。今年の六月から七月にかけての梅雨が激しかったからか・・・無残にも・・・・立派な建物が自然崩壊してしまっている・・・。

 

 ちょうど、うどんやの店主が出てきたので話をするうちに・・・話の流れで・・・昼食はここになった・・・。ふるさと食堂「おかの」というか、食堂「ふるさと」というべきなのか・・・。

 

 で、きつねうどんを注文した。300円だったか・・・。話に夢中になって・・代金のことはさっぱりと記憶は残っていない。ま、代金が無料にはならなかったとは思うのだけれど・・。

 

 その後・・少しばかり集落内を散歩してみたが、それ以外にはベーハ小屋は見つからない・・。

 

 家に戻ると・・シャワーを浴びて着替えをし、着ていたものを倍速モードで洗濯して干してから休憩・・・。国会の首班指名・・・とやらを見るでもなく眺めながらお昼寝・・・。

 午後からは・・・またも・・茂浦という集落に入って・・・。ここに・・・「夫婦(めおと)釜」という建物があるという情報を掴んだからだった・・・。

 

 で、見つけたのがこれ・・・。

 

 今は石材屋さんの車庫兼物置になっていて、その内部がどうなっているのかは確認できなかった・・・。また、時期を見て、社長のご機嫌のいいときにでも中を見せていただきたいもの・・。当時の設備はなにも残ってはいないのだと思うのだけれど。

 

 これで、このさぬき広島での調査はほぼ終わり・・。また、秋になれば・・粟島にも足を伸ばしてみたいし、それまでに・・香川県東部あたりの「乾燥室」を調査しておきたいもの・・・。

 今朝のベーハ小屋のように、わずか・・二ヶ月ほどで建物が消えてしまうような年代になってきているし、改築やら撤去で姿を消してしまう建物が増えてきそう・・・。

  

そんなんで、明日には帰るけんね・・・。じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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