まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あの素晴らしい愛をもう一度 フォーククルセイダーズ

2010年11月29日 | 自然

あの素晴らしい愛をもう一度 フォーククルセイダーズ

 昨夜は・・・することもないし、テレビも面白くないし・・ということで、うちの部屋は・・夕方の七時から寝てしまった・・・。普通は・・九時消灯なんだけれど、今のところ・・体調の悪いおじいさんと二人きりなもので・・早々に電気を消して寝てしまったって訳だ。

 ところが・・夜中に目が覚めたものだから・・聞くとはなしに・・深夜放送を聞いていたところ・・・。「クロマチック・ハーモニカ」「ワタニ・ヤスオ」って・・声がする・・。「あれれ・・、どこかで聞いたことのあるひとだ・・」

 

 この人・・知る人ぞ知る・・・ハーモニカの大先生・・。でも、ハーモニカの先生は掃いて捨てるほど有名な人がぞろぞろといる・・・。その中でも・・特殊な先生が・・この「和谷秦扶:わたにやすお」先生だ。

 和谷先生は、6歳よりハーモニカを小林忠夫氏に師事。「京都ハーモニカクァルテット」「同志社大学ハーモニカン・ソサイアティー」で活躍し、1983年にF・I・H・JAPANのハーモニカコンテスト・クロマチック部門第一位受賞。全日本ハーモニカ連盟から「日本ハーモニカ賞」を受ける。
1984年からドイツ・ホーナー・コンセルヴァトリウム(トロッシンゲン市立音楽院)の招待留学生として、ヘルムート・ヘロルド氏に師事。1988年よりホーナー・コンセルヴァトリウムのハーモニカ専任講師に就任。同年10月、「国際ハーモニカ・コンクール(オランダ)」で第一位及び特別賞を受賞。1989年10月「第二回ワールト・ハーモニカ・チャンピオンシップス(ドイツ)」で第一位受賞。京都市警、新星日響、東京フィルハーモニー、郡響、大阪フィルハーモニー、ドイツ・ロイトリンゲン市響等と共演。従来のハーモニカ概念を塗り替える超絶技巧と音楽性は世界的な注目を集めている。1991年~2002年ホーナ・コンセルヴァトリウム主任講師。

 実はこの人、京都の老舗の和ろうそく屋、「わた悟」の跡取り息子でもあって、この人から「和ろうそく」の作り方などの講義を受けたし、今の御門主の継職法要の際には、この人のハーモニカ伴奏で私たちが「ふるさと」の歌ほかを歌ったこともあるという先生でもある。

 その先生の・・「列島インタビュー」という放送が・・1時から2時まであって、思わず・・起き出して聞いてしまった。その後・・しばらく眠って・・3時からは・・クレイジーキャッツの音楽なぞを聞くと、今更ながらの楽しい歌に「およよ~・・」と聞き惚れてしまっていて・・、本当に目を覚ましたのが・・朝の6時半過ぎで・・・すっかりと寝過ごしてしまっていた。

 朝食ほかは定時に食べて・・・九時過ぎに病院を出て・・10時前に所属寺院に着いて、報恩講の準備なんぞのお手伝い・・。報恩講というのは親鸞聖人さんのご命日の法要やね。12月の23日頃、新暦だと・・1月の16日あたりになるのかな。それぞれのお寺で・・「ほんこさん」とか「おしちや」とかと・・・ご開山さんのご命日のおつとめをなさるわけだ。

 

 昔は・・三日も四日もかけておつとめをしたし、お七夜・・という永いお勤めをしたところもあったみたい。ご本山では・・今も七日七晩の法要が行われるのだとか・・。今年が・・・749回忌。来年の平成23年が・・750回忌になるとかで・・今から京都では準備におおわらわみたい・・。

 

 これが・・うちのお寺だ・・。ここも人影がないねぇ・・。過疎化と高齢化はどこでも一緒。なかなかに・・「お念仏」の声は響かない・・・。

 

 13時半から・・おつとめがあって、14時からはご法座。ま、いわゆる「お説教」というか、ご法話やね。この安本先生は、私の「阿弥陀経」の教授だった方。若い頃は難しい講義ばかりやったけれど、今は・・・やわらかくお話してくださるので聞いていても肩がこらない・・。

 

 この・・先生のお父さんにもずいぶんとお世話になって・・「安本一正」師匠っていうたんだけれど、ずいぶんと薫陶を受けたもんやったねぇ・・。

 

 こちらが・・内陣・・というお寺の中心部分・・。ここには・・「衣体:えたい」という衣装を着けないと入れない・・・。ジャージや割烹着で入る場所ではないところ。

  

 「如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべき・師主知識の恩徳も骨を砕きても謝すべし」という・・「恩徳讃」と、御勧章を拝読してご法座はおしまい・・。

 あと・・夕方の部があるのだけれど、私は「外出」の身だから・・それでおしまい。16時過ぎに内科・第二病棟の病室に戻って・・・元気な病人に変身して・・安静状態に・・・。別にどうってこともなし。やれやれだね。

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じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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