汗のまま 黙祷礼拝 原爆忌

　朝からすごい雨だった・・・。これではポチの散歩も無理だわ・・・と思っていたが・・・八時前になると・・すっかりと雨はあがった・・・。なんか・・昨夜は蒸し暑いなぁと思っていたが、こういう雨になったのか・・。

　

　こういう雨になると・・セミは鳴かない・・。鳴かないセミはどうするんだろうか。短い一生が雨ばかりだと・・子孫を残さずに死んでしまうんだろうか・・。必死になるセミは、少しでも雨が弱まると、雨をしのいで鳴き出す強者もいる・・。懸命なんだなぁ・・。

　そんなひたむきさを持たない私は・・予約診察だからと・・仕方なく病院に向かった。痛くもかゆくもなければ・・、病院にだって懸命には行きたくなもの。苦しくなれば・・慌てて駆け込むくせに・・これもわがまま・勝手きままというものかもしれない。

　

　それはそうと・・、この病院に患者さんが少ない・・。先月も似たような印象を感じたような気がする。どこの病院でも・・・お年寄りが大勢・・ソファーを占領しているはずなのに・・。ま・・患者さんが少ないというのはありがたいことで、すぐに採血されて、３０分もすれば看護士さんに呼ばれて、ドクターの診察を受けて・・・10時過ぎには診察が終わり、会計をすませても・・10時20分。九時半に病院に着いたのだから・・1時間足らず・・・。県立病院にしては異例の早さだ・・。

　三月・四月あたりは・・半日仕事だったのだから、時期的な事柄が関係するのかもしれない・・。

　

　まぁ・・三分間診療ってもので、胸の音を聞いて、血圧を測っておしまい・・。血液検査で・・ワーファリンの効き具合を確認して、薬の量を・・0.25gほど増やしたそうだ。つまり・・一粒を四分割したんだそうだ。細かいね。それから・・血圧が少し低くなっているから、血圧を下げる薬を一錠減らしたそうだ・・・。

　月に一度の診察では・・そんなことしかやらない・・。で、「カテーテルの焼き付け、いつにしましょ」という話ばかりだ。「やりません」て、ずっと言うてるのにね。

　

　それはそうと・・、今日は６４回目かの原爆記念日だった・・。若い頃には・・毎年毎年・・広島での慰霊祭に参加し、学習会や討論会などの平和運動に没頭した時代がある・・。都合・・１６回も広島に行った。家族連れなどの個人的にも三回ほど行ったので・・都合・・１９回か・・。

　それなのに・・最近はとんと・・広島のことなどに思いを寄せない。雑事にかまけてしまっているのかもしれないし、こころの中が風化してしまったのかもしれない・・。

　「忘れざることが供養や　原爆忌」・・。うんうん、そうだな・・。

　午後からはまた・・蒸し暑いもので・・何もする気にならず・・、ごろごろとして夜になってしまった。暑いなら暑いで覚悟もできるし、寒いのは大歓迎なんだが、この蒸し暑いのだけはどうにもならない・・・。

　

　息苦しくなって、胸が圧迫されるようで・・・、ただ・・エアコンの効いた部屋でパソコンをいじくっているしかない・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。