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まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

師走とは 命をぽとぽと 落とすこと

2019年12月11日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇っていた。気温は5.5度から12.5度、湿度は94%から67%、風邪はmから2mの南西の風が少しばかり、明日の12日のさぬき市、気圧の谷や寒気の影響で午前中は曇り、昼過ぎからは高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 なんだかわからんが不幸の神様の尻尾に触ったみたいで、やることなすことがアカン方向に動いていくような気がする。もともと神様も仏様も信じなかったけど、最近は、少しばかり反省している姿も見せておかねば・・・。

 

昨日は余りにも寒さでゾクゾクするので体温計で測っていたらば、37度台を超えて38度台にまで上昇した。40度台を超えたら危険体温ではないか。すぐさま、奥方に、「氷枕が欲しい」「アイスノンが欲しい」と言うてみたものの、そんなものは娘が大きくなってからは見たことがない。ゴム製の氷枕や「氷嚢」という袋も平成になってからはお目にかからない。

 

 とりあえずは、オンザロック用の氷をかき集めて「こおりまくら」を作ってくれて、それで寝て起きたら。37.5c台までには下がっていて一安心。「絶対に病院へ行ってよ!」と何度も言い残して奥方は出勤していった。奥方は「肺炎」になることを恐れているのである。10年前にも何度か肺炎で入院し、「今度、肺炎になったらいのち、あぶないかもですよ」と脅されている。

 

 すると、時期が時期だけにか、すぐさまに「六診」に入ってお待ちくださいという。「あの・・、トイレに行ってきてからで良いですか」と聞くと、「ええ、大丈夫です」という。普通、ここには、四診しかないが、特別な場合には六診が使われている。

 

 で、長い金属製の棒の先に脱脂綿が巻き付けてあって、これを鼻の奥のほうへ差し込んで、液体を採取するらしい。でも、それは・・・インフルエンザの検査では・・・。

 

 ドクターは知ってか知らずにか、「はい、インフルエンザの感染はありませんでした。抗生物質とかのお薬を出しておきますね。じゃぁ、また、来週の月曜日に・・・」でおしまい。「あの・・・、インフルエンザに罹っていなければ肺炎にはならないのでしょうか・・・」ここは全く、わからんことの多い病院だ。

 

 で、今日もまた、「69」番でストップした。何事かと思えば、「前回の泌尿器科の検査で、一項目多く二重払いになっていたので、190円をお返しします」どうして、私の番号だけがトラブル続きになるというのだい。

 

 調剤薬局には「アイスノン」は置いていないというので、ドラッグストアを探して、この冷凍枕を買って来た。そのたんびに、「ゼーゼーハーハー」というのだから、買い物だって命がけなのだ。

 

 とにかく、尿も便もよく出る。ああ、それなのにそれなのに、肺から下に何かが堪って重苦しくて息苦しくて。おへその下にも何かが堪っている。「内臓脂肪ですよ」と言われたら、「それもそうかもと思うけれど」お相撲さんはあんなおなかでも元気に走り回っているというのに。それに右目が白内障でほとんど見えなくなったし、メガネも全く合わなくなった。右耳はいつも何かが詰まったようで難聴気味。

 

 その上に、これでもか、これでもかと、不幸の女神は「いじめ」をする。先日にお掃除をしたばっかりの蛍光灯ランプのカバーが壊れて落ちた。

 

 若い頃ならば、「おいら~みさきのぉぉ~」と鼻歌交じりで交換作業ができるのに、今は全く、「ダメよ、ダメダメ・・・」二階への階段の一段が上がりきれずにうなってばかりなのだ。さらには、玄関の自動点滅灯も二基ともに点灯不良となっている。自分の足下がわからないのに、電灯工事なんぞが出来るわけがない。情けないっったら、ありゃしない。

 

 今日の掲示板はこれ。「熊はもう眠りました 栗鼠(りす)もうつらうつら 土も樹木も大きな休息に入りました ふっと思い出したように 声のない 子守唄 それは粉雪 ぼたん雪 師も走るなどと言って 人間だけが息つくひまなく動きまわり 忙しさとひきかえに 大切なものを ぽとぽとと落としてゆきます」という茨木のり子さんの「十二月のうた」という詩からである。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


行く今日を 追いかけもせず 枯れ落ち葉

2019年12月02日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は前線や寒気の影響で曇り、昼過ぎまで雨の降る所があった。気温は13度から15.5度、湿度は95%から52%、風は1mから5mの西の風が少しばかり。明日の3日のさぬき市は、寒気の影響で概ね曇りの見込みなのだとか。

 

 119/79/80 36.3c-95% 68.9Kg 1013hPa,18c,58% 今日はなんだか身体が軽くおなかの張りがない。病院に行くとなると子供みたいに元気になるのだから不思議なものだ。

 

 さて、民生委員児童委員の一斉改選が行われて、12月1日からは新しい年度がスタートする。そこで、会計委員の引き継ぎ式ということで、このJAさんの会議室をお借りしての引き継ぎとなった。

 

 歴代の会計担当のバッグらしい。この中に会計事務の一切が入っている。

 

 一切たって、これだけしかないのだが、これを引き継いで、貯金(農協だけは【貯金】といい、そのほかは【預金】というらしい)通帳と公印が貴重なもの。あとは会計規則だの領収書綴りだの会計帳簿だの。

 

 この通帳の名義変更をするのに時間が掛かってしまった。

 

 それから途中の銀行さんに立ち寄って預金を引き出してから、県立病院に入った。午前10時半過ぎだった。予約時間は11:30~だから余裕たっぷりだった。今日は採血も採尿もレントゲン検査もない。

 

 今日は患者さんが少なかったのか、11時前には診察室に呼ばれた。話は、先日の大腸検査の中身であった。私はそんなことは意味がないので、とにかく、このおなかをどうにかして欲しいとの一点張り。足もむくんでいるし、おなかの中身は何ですかというと、「それは脂肪です、内臓脂肪です」のこれまた一点張り。

 

 私の担当Drである。これでは埒があかないと、「うちの奥方が、香川医大か高松中央病院にでも紹介状を書いて欲しいと言うてるんですが・・」と言うと、ようやくに重い腰を上げて、「じゃぁ、連絡してみます」という。

 

 「それでは紹介状に添付するので、心電図と心臓エコーの検査をしてきてください」と言う。「心臓じゃないでしょ、おなかでしょ」と言いたいのを我慢して検査をしてきた。

 

 ま、心不全からものごとは始まっているのだから、この際は仕方が無いとすなおに検査を受けてきた。病院を出たのは13時を過ぎていた。

 

 ものはついでだと、隣町のKs電機で、エアコンの点検をお願いしてから、町内の調剤薬局に寄ってみた。ここで県立病院の処方薬を受けとるのである。なお、エアコンの点検は、今週の四日の午後となった。午前中は民児協大川の定例会である。

 

 薬は2週間分。再来週の16日に、泌尿器科と内科の診察を受けてから、香川医大附属病院への紹介状を受けとり、18日の水曜日に香川医大での診察を受ける手はずになっている。

 

 今日の病院の医療費の中には、酸素圧縮機のリース料や香川医大への紹介状代も含まれているそうな。薬代は二週間分だからこんなものか。

 

 今日の掲示板はこれ。「この一年 悔いなしと散る 落ち葉かな」というもの。花には花の役割があり、葉っぱには葉っぱの役目がある。冬が近くなると、広葉樹などは広い葉っぱでは水分を発散させるので木が弱るために葉っぱを切り落とす。また、光合成能力の落ちてきた葉っぱでも植物は弱る。そこで葉っぱを捨ててしまう。紅葉はその前段階で変色するものらしい・・・。紅葉も落葉もお仕事を終えた葉っぱを切り離すことでおきる自然現象。これを悲しいと見るか、寂しいと見るかは人間様のこころのありようだけ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


秋雨は 十八番の 歌も出ず

2019年11月27日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇っていた。気温は11.5度から16度、湿度は88%から66%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の28日のさぬき市は、湿った空気や寒気の影響で曇る見込みらしい。

 

 116/78/59 36.3c-94% 69.8Kg 1012hPa,24c,65% 体調に大きな変化は無い。

 

 今日はいつもの香川県立病院へのお呼び出しの日。消化器科の新太郎Drによる「大腸内視鏡検査」の日である。素人考えでは「そんな検査をしても無意味だ」とは思うのだが、担当の「日浦Dr」の指示だから仕方が無い。

 

 昨夜の20時過ぎに、この「下剤」を500mlの水で薄めて飲みなさいと言われていたが、お茶やジュースならば500mlなんぞ、あっという間に飲み干せるのに、いざ、薬となると飲めるものではない。説明書には、「寝る前の9時か10時頃」と書いてあったが、そんなに夜更かしなんぞできるものでもない。20時過ぎに飲んでさっさと寝てしまった。

 

 で、今朝である。朝の9時過ぎにはここに入って、早速に検査の準備が始まった。昨夜の下剤で、朝の4時過ぎには便はちゃんと排泄されていた。

 

 まずは、「モミプレップ」という腸管洗浄剤で、大腸の中を洗浄する。この一袋が2リットルで、その半分を1時間をかけてゆっくりと飲む。味はポカリスエットに塩を加えたような味。それを一口ずつ、ゆっくりと飲む。それが終わると、今度はお茶かお水を500mlを同じようにゆっくりと飲む・・・。

 

 このカップが300mlで、いやになるほどゆっくりと飲まないといけないらしい。その間にトイレに行っては排泄し、便の色が黄色か白に近くなるまで飲み続ける。私は2時間ほどでOKになった。この2時間が、皆さんは苦しいとおっしゃる。確かに退屈でつまらなくて、おいしくなくて、辛い2時間ではあった。

 

 Okになると、内視鏡室に呼ばれて、こういう姿勢で、お尻の肛門から内視鏡を挿入されて、ガイドスコープに映る画像を見ながら内視鏡を操作する。私はこちのほうが苦しくいたかった。大きく膨れ上がったおなかを看護師さんが何度も押さえつけては苦しめるのだ。

 

 大腸検査というのは、このオレンジ色の部分の検査である。これだけの検査だったが、私には数十分も掛かったかと思ったが、後続の人からは、「はや、終わったん??」と言われたほど。時間なんぞ図る余裕なんぞあるものか。

 

 で、「大腸がんではありません」という結論のみ。「あの・・、おなかが張るとか、おしっこが出ない・・というのは??」と質問すると、「私にはわかりません・・」とのお返事。では、何のために、この苦しい検査をやったのか・・・。私は、「おなかが張る」「おしっこが出ない」ということで、病院に行っているのだけれど・・・。

 

 今日の検査費用「190円」をしぶしぶ払って病院を出たら、12時半を過ぎていた。その足でさぬき市役所寒川分館に行ってきた。

 

 恒例の「高額医療費支給申請書」の提出である。毎月のことだでミスもなく受け付けてくれて、来年1月6日に支払ってくれるそうである。少しの金額だが年金受給者にはありがたいことだ。

 

 今日の昼食は14時過ぎになったし、絶食状態だったしということもあって、これまた、消費期限切れ(2019/09/20)の「ところてん」をすすって、夕方の奥方のお帰りを待つことにした。

 

 今日の掲示板はこれ。「どんなに悔いても過去は変わらない どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすこと」という松下幸之助さんのことばから。人間は誰しもが、過去の行動について後悔し、まだ現実に起こっていない未来に対して心配してしまう。過去への後悔、未来への心配。それぞれゼロにすることはできないかもしれないが、心持ち次第で減らすことは可能だろう。そして、持っているパワーは現在のために使う。松下幸之助氏が言うように、現在に最善を尽くすことが最も大切であるのだという。それは確かにそうなのだが、現在の「最善」がどれなのか、どういう方法がベストなのか、それがわからずに迷ってばかりの私なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


イチョウ舞う 外国遍路の 手にスマホ

2019年11月18日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は湿った空気の影響で概ね曇り、夕方から夜のはじめ頃にかけては雨や雷雨となるらしい。気温は12.5度から25度、湿度は76%から62%、風は14mから4mの西の風が少しばかり。明日の19日のさぬき市は、冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みなのだとか。

 

 123/81/60 36.3c-97% 70.2Kg 1012hPa,.12c,62% 感覚的には絶不調・・・というところ。何が何してどうなったと言うのだろうか。

 

 今日は内科の本来の予約診察日。泌尿器科の手術が飛び込んできたために、その後の救急搬送やらカテーテルの入れ替えやらと慌ただしい二週間だった。ほぼ、毎日のようにこの病院に来たものだった。

 

 で、恒例の検体検査で採血と採尿の検査と・・・、

 

 胸部レントゲン撮影の検査だった。ここまでは粛々と進んできたが、次の「泌尿器科」の診察までには約1時間ほど待たされた。というのも、血液検査なんぞの結果が出るまでに、およそ1時間を要するためらしい。

 

 こちらが、Bブロックの受付で、泌尿器科もこのブロックの担当になるらしい。

 

 ここでは、体内に残っている尿の量を調べる程度。私のおなかの張りや体重増加には一切、関わりが無いとおっしゃる。

 

 「その、おなかの張りはおしっこではありません」で、チョン。「また、来月、いらしてください」の言葉で診察終了。

 

 いつもの内科のドクターは、「その、おなかは心臓や心不全のものとは違います。心臓や肺と、消化器などの気管とは棚が全く違いますから・・」と素っ気ない返事。つまりは、来週の「大腸内視鏡検査」の結果待ちだと言うのである。

 

 ということで、訳の分からぬままに、本日の診察終了。で、また、今日もこの会計番号で電光表示板はストップ。何事だろうかとやきもきしていたら、「限度額オーバーで、今日のお支払いはありません」とのお言葉。お金を支払わなくて良いのは結構だが、診察だけはきちんとして欲しいものだ。

 

 で、帰りに町内の調剤薬局に寄って、内科のお薬を処方してもらった。大腸の検査が、来週の水曜日の27日ということで、次回の内科の診察は12月2日。だから、二週間分の薬になった。

 

 最近は薬局の機械も進化しとるようで、そこまで印刷してくれなくとも分かりますがな。QRコードまで付いているとは・・・。

 

 でも、ここは「限度額オーバーです」とは言わずに、二週間分でも9,780円とは高価なお薬を・・・。これが四週間分になれば、限度額一杯の18,000円になるってことか。

 

 ついでに、ドラッグストアで、胃腸に良く効く薬はないものかと相談したが、「お医者様に掛かっておいでなら、その先生にお任せするほうが安全かと・・」と、つれない返事。下手に薬を売りつけて、医療事故にでもなったら大変だ・・と考えたのだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「交差点で信号が黄色にかわった ブレーキを踏みながらチクショーと舌打ちした。あさましや 畜生は車の中にいた」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。最近の人たちは、黄色でも赤になっても平気で交差点を走り抜けるようになった。おじいさんはもとより、若い娘さんでもおばちゃんでも、平気で走り抜ける。スマホ見ながら交差点に入るのだから、まさに狂気の沙汰だ。一方、青になっても、スマホや化粧に夢中な運転手もまた恐ろしい。まさしくまさしく、畜生は車の中に陣取っている。 

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


もみじ葉 を染めて山路は 霧の中

2019年11月12日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は14度から19.6度、湿度は80%から59%、風は4mから1mの西の風が少しばかり。明日の13日のさぬき市は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方から曇る見込みらしい。

 

 128/66/63 36.6c-97% 68.1Kg 1018hPa,25c,58% 体調に進展はない。相変わらずおなかが張っているし体が重い。

 

 今日もまた県立病院にやってきた。今日は「消化器内科」の藤原新太郎Drの診察があるという。予約時間は11時からだったが、いろんな検査があるだろうからと、10時過ぎに病院に入った。

 

 すると、すぐに診察があるから、お茶は控えてくださいとのこと。すぐったて、今はまだ10時過ぎでっせ~。予約時間は11時からの筈。まずは様子を見たいから・・とのことらしい。

 

 ドクターは昨日のCTスキャンの画像を見ながら・・「あ、肝硬変ですね。お酒はやめてくださいよ」と、いきなりの上から目線。そんなことを言われても、今まで「肝臓」だの「肝硬変」だのという診断はなかったのに・・。

 

 その証拠付けのために「採血」が何種類かあった。

 

 その後は、「内臓超音波検査」だったが、順番があったようで1時間ほど待たされた。その間に二度もトイレに走った。そうそう、昨日にバルーンを抜いたばかりで、昨夜は、「バルーンを抜いておしっこが出なくなった」という夢を見た。また、今日もバルーンを入れるんかと憂鬱になったけれど、朝になればなんともなくて尿はきちんと出る。

 

 超音波検査はこんなもの。おなかにゼリーを塗りたくって、リーダーで電波を発射し、その反射波をリーダーで受診して映像化するもの。船舶などのレーダーと同じようなもの。

 

 私らが見てもなんだかわからんが、専門の技師やドクターならば、それがくっきりと読み取れるらしい。その結果・・・、私は「肝硬変の予備軍」であって、今はまだ「肝硬変」ではないが、酒はやめろの一点張り。結局の薬局で、「ノンアルコールビールならば」ということで交渉成立。

 

 でも、それだけではおさまらないのか、今月末には、「大腸内視鏡検査」をするのだと言って聞かない。これも苦しい検査だからと何度も諦めた検査。そろそろ、年貢の納め時かなぁと同意した。

 

 しかしのかかし、今日の検査でも、私のおなかの張りや身体の重みというものの原因究明には至らなかった。おへそから下の臓器の張りやむくみではないような気がする。

 

 へそから上、首から下・・・というと何があるのか。泰山鳴動してネズミは行方知れず・・・。

 

 生理検査室にあったポスター。これくらいならば許容量・・・という数字だそうな。

 

 今日の掲示板はこれ。「不幸なできごとを肥料として人生を深める」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。「人生を円相で考える」不幸なできごとを肥料として人生を深める 自分で自分を拝めるような生き方をする いつお迎えにきていただいても結構 どんな状況も正念場として受けて立つ おかれている場所はどこでもよい、そこでどう生きるか よく生きるとは「今はよくない」と気づくことなどのお話が書かれている。青山 俊董(あおやま しゅんどう、昭和8年(1933年)1月15日[1] - )は現代日本の曹洞宗の尼僧。愛知専門尼僧堂堂長。その著書「泥があるから、花は咲く」は、幻冬舎単行本(幻冬舎plusでの読書にはインターネット通信(オンライン)環境が必要)。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


木枯らしが 野山を駆けて 心にも

2019年11月11日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は概ね晴れていたが、上空の寒気の影響で昼過ぎまで雨の降る所があった。気温は11.5度から19.3度、湿度は74%から60%、風は1mから7mの西南西の風が一時は強く吹き荒れていた。明日の12日のさぬき市は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 120/82/66 36.6c-97% 67.9Kg 1009hPa,18c,70% 体調は依然として芳しくない。おなかが張って体が重く歩くのが辛い・・・。それに昨夜は恐ろしい夢で眠られず、寝不足気味みたい。

 

 とにかく何とかしなくては・・・と、いつもの県立病院にやってきた。病院には8:45分に到着した。

 

 まずは、どうしたらいいのかとBブロックの受付で聞いてみた。今日は予約診察でも無ければ救急処置でも無い。とりあえず「再来受付機」で受付をしてきてくださいという。今日は、「バルーン=尿道残置式カテーテル=尿管」を引き抜いてもらってフリーになるお願いにやってきたことである。

 

 尿管を引き抜くだけだからと三番目に処置をしてもらって、あのやっかいな「採尿バッグ」からお別れをした。今夜は安眠ができそうな気分。なにせ、ホースなんぞがおちんちんに当たったり触れたりすると痛いし、神経痛みたいな痛みが走る。

 

 それが終わると、今度はAブロックの受付に行って、心臓内科の受付をしてもらった。一応型どおりに、血圧・脈拍・酸素濃度・体温なんぞを図ったりする。その後、CT検査があるというのでレントゲン検査室に行った。今日は採血や採尿はない。

 

 おなかの輪切り写真を撮影する装置である。これも数分で済んだ。

 

 あとは、だらだらと待つばかり。やはり、予約診察の人が優先らしい。その間に氷水を飲んだり、冷たいお茶を飲んだり、トイレに何度も行ってきたし・・・。

 

 11時半からのドクターの診察になったが、診断はいつもと同じ。「あなたのおなかの中身は内臓脂肪だらけです・・」という冷酷な返事。確かに、ここ最近は病室や安静ばかりで運動不足は仕方が無い。でも、そんだけじゃないだろう。

 

 ということで、明日は、「消化器内科」の診察を受けることになった。うーむ、それだけじゃないだろうに。

 

 ということで、今日の会計になった。ところがである・・。こういう表示から動かない。つまり、225番が私なのである。私の会計処理に戸惑っているのだ。

 

 「なんで・・・」と考えていたら、「あ、酸素圧縮機のリース料金・・・」ということに気がついた。

 

 そうなんだ、月に一度は、この酸素圧縮装置のリース料金が請求されるのだ。今日は臨時の飛び込みの診察だと思って財布の準備はして来なかった。数千程度で済むだろうと考えていたからだ。そこで急いで、近くの銀行に走ってお金を引き出して戻って来た。

 

 ところがだ。今日の大ばか第一号だが、引き出した「四万円」のお金がない。どこにもない。確かに病院の駐車場では見かけて掴んだのは覚えている。

 

 ところが財布にもポケットにも鞄の中にも四万円がない。そこで、会計担当者に、「済みませんが、来週の予約診察日にお支払いしますから・・」と、お詫びをしたが、どうにも腑に落ちない。そこで、総合窓口のお姉さんに、「銀行で下ろしたばかりの四万円がなくなったんですが、ここへ拾って届けてはくれていないでしょうか」と相談してみた。

 

 なんだかんだの質問があったけれど、無事、拾ってくれていた方があって、私の手元に四万円が戻って来て、無事、お支払いも完了した。慌てていると、何をしたのかさえ覚えていないものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。写真写りが悪いのは高さと光線のせいだと思う。「一人よがりの生き方は 広い世間を狭くする」というもの。そうとはわかっていながらに、「オレが、私が・・・」と言っててしまう。電車の中で化粧をする。電車の中で平気でおかしやパンをむしゃむしゃと食べる。紙くずやゴミは平気で捨てる。他人様のことなんぞ眼中にはない・・・・。スーパーやホームセンターの身障者用駐車場に平然と車を停める中高年のおじさんやおばさんに娘さん。そういう世界になって しまったんだろうか。でも「わしがしなければ誰がする」(平櫛田中)でもある。自分が頑張るのは当然だけど、回りを見る余裕を忘れちゃいけない、と自戒する今日この頃である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


イチョウ照る 狛犬談義の 寺の庭

2019年11月08日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は寒気の影響で曇っていたが、昼過ぎからは高気圧に覆われて晴れてきた。気温は14.5度から16.8度、湿度は84%から50%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の9日は高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 115/69/68 35.9c-97% 66.2Kg 1018hPam20c,60% 体調に改善は見られないし、大きな変化は無い。毎日3,000mlから4,000mlの尿が出ているのに体重は増加する一方。私の身体は何でできているのだろうか。

 

 さて、余りのおちんちんの痛さに耐えかねて、定休日の奥方にお願いをして県立病院まで連れて行ってもらった。しかしのかかし、私はどこに行って何と言えばいいのだろうか。

 

 再来受付ではないし、外来診察でもないし、救急患者でも無い。すると、正面に「院内案内」と書いた腕章の看護師さんが居たので、「かくかくしかじか・・」とお話しをすると、

 

 受付に案内してくれたが、いつもは無愛想な受付のお姉さんが、「あら、木村さん、どしたん??」と言いつつ、各所に電話をしてくれたが、あいにくと担当らしきドクターがいない。そこで、「院内案内」の看護師さんが、「それなら、どうぞ」と、診察室を開けてくれた。

 

 いつもの泌尿器科の診察室である。「はい、ベッドに横になって・・」と、ズボンを一気に引き下げて「あらまぁ・・・、これは痛いわ。化膿しよるよ・・」と、いいつつ、「奥さん、奥さん」と、うちの奥方を呼び込み、「今度、こうなったら、ここらあたりに絆創膏で止めてね」と、おちんちんをわずか15度ほど傾けて絆創膏で止めておしまい。

 

 今までの、あの痛みがまるでうそのように消えてしまった。絆創膏の張る位置だけの問題であったのか。「お支払いは?」というと、「ええのええの。看護師がやったこと。ドクターには報告しとくけど」で幕。ああ、なんと、今までの看護師さんとは大違いの観音様みたいな看護師さま・・・。

 

 お昼は、奥方が同僚からもらったという「仙台そば」をいただいたが、全く痛みは消えてしまった。その後も少しの痛みも無い。絆創膏の位置の問題なのか・・・。

 

 元気を取り戻した私は、お昼からは大窪寺に向かった。「JR関連団体特急体験」という20名ほどの団体さんのガイドである。ところが、大窪寺班からは誰も来ない。会長と私はやきもき・・・。そこへ一行さまのご到着。会長が挨拶なんぞをしてから山門へ案内。

 

 そこへやってきた前田チーフガイドのガイドが始まった。聞けば、「ええ、20名くらい、わし一人で大丈夫!!」とのこと。そういう問題ではないのだが。

 

 二天門あたりの紅葉はまだまだ、これから。ここでもひとしきり講義があった。

 

 心配された大窪寺境内の銀杏はこの通りのあざやかさ。一週間から二週間遅れくらいだろうか。

 

 私は顔出しだけして帰るつもりが、班員がいないのではガイドもさみしいだろうと、しばらくお付き合いしてから先に山を下りてきた。苦しさや痛みは全くないのだが、体重が増えてきたからか身体が重くて歩きづらい。

 

 大窪寺の紅葉はこれからが本番だろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「一年前の悩み事、言える人、いますか?」というもの。あぁ、そうだなぁ~。悩みのど真ん中にいるときは、不幸のどん底にいるような気分になるけれど、いつのまにか忘れてしまっているよなぁって思うことがあるもの。私も、数年前、左目の白内障という大きな悩みと苦しみを抱えていて、不安の渦中にいた。でも、山を乗り越えてしまうと、悩みというものが杞憂だったことに気づかさる。そんな当たり前のことを、身をもって感じられたとき、悩みの内容というか深さが変わるのではないのだろうか。時間の経過が悩みを薄めてくれるとは言わないけれど、悩みの種というものは、いつまでも悩みの種として残ってはいるけれど、でも、あるときふと過去を振り返ったとき、「あれ?あんなに悩んでいたけど、いつのまにか気持ちが落ち着いていたなぁ」ってこともあるものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


やれやれと お荷物下ろす 緋南天

2019年11月06日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は9度から18度、湿度は89%から54%、風は0mから1mの南の風が少しばかり。明日の7日のさぬき市は、引き続き高気圧に覆われて晴れるが、午後は気圧の谷の影響で雲の広がる時があるらしい。

 

 102/62/58 36.1c-98% 65.8Kg 1015hPa,18c,60% 体調に進展は無い。

 

 今日は泌尿器科の検診日である。通常の検診日は11月の18日であるが、先日の3日に救急搬送されて仮処置をしてあるので、再度、ドクターの診察を仰ぐものだった。今日のおばかさん第一号は、寒いからと、あれこれと着込んで行ったのだが、車から降りようとすると金縛りにあって動けない。なんまんだぶつでも南無大師遍照金剛でも動けない・・・。どうしたものかとよくよく考えたら、シートベルトを外していなかったのだった。

 

 病院に入って受付をすますと、すぐさまに中央処置室に呼び込まれて採血になった。これは幸先良いぞと思ったのだったが・・・、

 

 採血はすぐに済んだのだが、「採尿」もあるという。

 

 採尿たって、おちんちんにはバルーン(カテーテル)が入っている。どうやって採尿するのかと看護師さんらと問題になった。

 

 例えなんだが、採尿バッグというのはこういうもの。長いホースが膀胱につながっている。その真下にバルブの付いた排尿口がある。バッグが一杯になれば、ここから尿を捨てる訳だが、看護師さんはいとも簡単にここから採尿カップに流し込んで一件落着。多分、そうするんだろうなぁとは思ったけれど。

 

 それから、待つことおよそ1時間。今日は泌尿器科は混んでいた。というのも、泌尿器科は週に月曜と水曜しか診察日が無いからだ。

 

 病院に入ったのが10時だった。それから、先日の入院費用の支払い(100,060円/6日)を済ませていた。やはり差額ベッド料金がしっかりと上乗せされていた。で、採血なんぞを済ませたのが10:25分。診察が始まったのが11:45分。

 

 救急処理で使われたカテーテルは細いし、これがキズ面に接触しているというので、新しく、一回り太いカテーテルに交換した。太くすることで、血の塊が詰まらないようにするためらしい。また、位置もエコーを使いながら慎重に場所を固定した。

 

 一連の処置が終わったのは12時35分だった。で、これが私の会計番号だが・・、

 

 ということで、ここでもしばらく待たされた。11/3の救急処置費も合わせての請求になるらしかった。救急処置費だとお値段するのかなぁと思ったが、そちらは770円に本日分が1480円で、合計2,250円だった。本日の医療費は102,310円になった。

 

 その後、町内の調剤薬局で「止血剤」を処方してもらった。前立腺周辺の出血を止める薬らしい。こちらは450円。

 

 お昼は、隣町にある「うどん亭・いわせ」に行ってきた。もう、13時半を過ぎていた。

 

 今日も控え目に、「かき揚げ天ぶっかけうどん」で580円だった。やれやれだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分自身すら自分の思うようにはならない。まして他人を自分の思うようにしようなんて無理な注文である。」というもの。今日のおなか具合とか体調はまったく自分の思うようになっていない。なかなかに頑固な自分すら自由にはならないのだから、まして他人様が私の思うままに動くはずがないではないか・・・。後頭部を殴られたような衝撃的な言葉ではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


毎日が 生きるいのちの 野辺の草

2019年11月02日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は14.5度から18.5度、湿度は78%から48%、風は1mから4mの東の風が少しばかり。明日の3日の香川県は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込みなのだとか。

 

 118/68/69 36.5c-92% 65.1Kg 986hPa,23c,55% 思ったよりは体調は良くならない。やはり依然として身体が重たいがおなかの張りはない。

 

 昨日、お昼前にドクターが尿管を引き抜いた。今回の尿管は太かったようで、仮のおしめは血まみれになっていた。それだし、尿道がちくちくと痛い・・・。その1時間後くらいには250cc、その1時間後にも225ccの血尿が出たが、その後が大変だった。

 

 日勤の看護師さん達が帰った後、尿意を催してトイレに座る前に血尿が走ってしまう。おもらしである。だから下着も病衣もピンクに染まる・・・。それが何度でも何度でも。着替えても汚れるだけだからと、そのままにしておくのもみっともない。

 

 そこで、今夜のお泊まりの看護師さんに相談するが、「そんな話は聞いたことがないし、お薬はドクターから聞いていません」と、つれない返事。「それでは、今夜も寝られないじゃないか」というと、「我慢するか、慣れるかしかないです」と愛想も責任も関心もないようなお返事。たまりかねて、「紙おむつを貸してください」と頼み込んで、ようやくに紙おむつを用意してくれた。

 

 すると、どうだ。ベッドに入っても、横になっているせいか、尿意は全くないし、痛みもない。20時過ぎからぐっすりと寝て、朝の5時半まではトイレタイムはなし・・・。おむつのせいか、暖かさのせいか、安心感のせいか・・・。全く、不思議なことだ。

 

 でも、朝になって立ち上がれば、昨夜とおんなじ・・・。10分おきにトイレに走るが出る量はわずかなもの。ほとほと、精神的に参ってしまう今回の一件。

 

 とりあえず、朝食を食べ終わったら帰ってよろしい・・・と言われていたので、8時からの朝食を事務的に機械的に食べて終わる。食欲もなにもない。

 

 スタッフステーションに行って、担当看護師さんに部屋の確認をしてもらって、忘れ物もないということで退院になった。今日は土曜日で会計はお休みだから、入院費は後日、お好きなときにどうぞ・・・という。私は何のために、一泊を追加されたんだろうか。

 

 ともかく、術後観察・・・みたいなことだったような気がするが、ともかく、なんとなくなんとなくの退院になった。今度はこの18日に予約診察がある。それまでに、どうなるのかが問題ではある。

 

 我が家に帰っても誰もいない。いないが、持って行った着替えや薬やらコップやらお箸やらをそれぞれに片付けていく。洗濯物は洗濯機に投げ入れておく。持って行ったPCや周辺機器もそれぞれに結線していく。そうして、普通の私の生活に戻る。戻れないのが10分おきのトイレタイムだ。こればかりはどうにもならん。

 

 お昼を食べてから、大窪寺へ行ってみた。明日の「さぬき市へんろ88ウォーク」の現場である。こういうとき、車の中では全く平気。尿意を催せば林の中で「立ちション」をすれば、ピンクのシャワーが輝いてきれいだ。それも普通に出る。全く、私の身体は不思議ばかりだ。

 

 この仁王門前に、さぬき市がテントを用意してくれる筈。そこが、私たちの観光ガイド案内所になる。今はまだ、何の用意も無い。ただ、しかしだ。病院ではスイスイと歩いていたのに、この石段が上れない。明日までにどうにかなるじゃろうか。

 

 一行は、ベテラン組のさぬき市役所発と、中級者用の前山活性化センター発と、全く初心者用の旧多和小学校発の三ランクになっているそうな。だから、私たちは10時半過ぎから14時過ぎまでに到着した人たち相手にガイドをするお役目である。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きることに満足せずして 何に満足するのか」というもの。人間の根本的なことは「生きる」ということ。それには「食べる」ということが必要になり、「生き抜く」という力が求められ、そこから更に「学習」だの「経済」だの「文化」だの」「宗教」だのが求められる。この地上にあるすべての生き物は、「生きる」と言うことに「満足しなくては」次のステップが踏み出せない。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


ようやくに 霜月の戸が 開けられた

2019年11月01日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 

 東かがわ市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は12度から22.5度、湿度は90%から59%、風は2mから4mの西北西の風が少しばかり。明日の2日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れるらしい。

 

 117/78/62 36.0c-96% 65.4Kg 体調に変化はなし。オペが終わっても体重は減らないし、おなかの具合も変わらない。足のむくみがとれたくらいのもの。そんなに簡単には治らなわいわよ~と奥方は言うのだけれど、こんなに拷問みたいな苦しい目をしてきて、「そんだけかい」。

 

 昨日の夕食である。なんの変哲もない食事なのだが・・・。

 

 昨日はハローインだということで、手作りカボチャのマフィンが付いていた。これは奥方へのお土産になった。

 

 今朝はワクワクして5時半には目が覚めた。今朝で洗浄用の点滴が終わる。その後、回診によって尿管の引き抜き、尿量測定が終われば退院のはず。

 

 朝食も、味も香りも全く気にせず、ただ、機械的に口に放り込むだけ。気持ちは我が家に帰れることばかり。

 

 ところが午前9時半には洗浄液の点滴が終わったのに、担当の看護師さんは何もしようとはしない。そのうえ、あろうことか、看護師長がやってきて、「今日、手術が行われているので、すぐに部屋を変わってほしい・・」という。「いや、退院だ」「いいえ、まだ退院ではありません」の押し問答。

 

 点滴台も取り上げられて、がらんとした部屋である。いや、私にしても、明日は何の用事も約束もない。でも、この病院で寝るのはいやなだけだ。点滴ポンプはエラーメッセージを流し続けるし、1時間おきに看護師が見回りに来るし・・・。全くの寝不足だ。

 

 ドクターにも事情を話し、担当看護師にも話をして、今日の退院になりかけたその時、ああ、悪魔のような奥方が現れて、「いいじゃないの。泊まりなさいよ。」の一言で幕・・・。この110号室は明け渡しになった。すぐに代わりの人が運び込まれてきた。

 

 問答無用で、私は端っこの小部屋に移らざるを得なかった。というのも、尿管を引き抜いたために、血尿が出るのだそうだ。その赤さとか色合いをチェックするためだそうで、赤よりも薄くなっていくのを確認したいがためだそうだ。黒くなっていったら一大事だそうで。

 

 ということで、一番安い個室を用意してくれて、今夜は点滴もなく、看護師の巡回もないという。つまりは、別荘での一泊をプレゼントされたみたいなもの。さりとて、することもないので、早めに寝てしまおうと思っている。

 

 今日のお昼は、「しっぽくうどん」だったが、柔らかすぎておうどんらしくない。讃岐の人はこんな腰のない、伸びすぎたうどんなんぞ食べるものか。そこで、奥方に食べてもらったら、「おいしいよこれ」と、黙々と食べていた。ふん!

 

 私は、お野菜ばかりを食べて、魚も残した。帰れると思っていたのに帰れなかったせいか、食欲がまるでなかった。

 

 で、明日は、朝食を食べて終わったら、そのまま、退院してよろしいという。今夜の治療も観察もない。明日の血圧測定も体重測定もない。私は何のために、ここに残らねばならぬのだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に確かなことなんてない。それだけが確かなことなんだ」という「ビューティフル・マインド」からの映画の中の台詞から。全く、人生に確かな事はひとつもない。そのことだけが確かなことなんだ・・・。全く、それを思い知らされたこの一件であった。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


奥山の 紅葉も知らず 今日が過ぎ

2019年10月31日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 東かがわ市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日の11月1日の香川県は、引き続き高気圧に覆われるため、晴れる見込みらしい。

 

 119/79/87 36.5c-92% 65.4Kg 思ったよりも体重が減らない。おなかのふくらみも変わらない。でも、張りはなくなった。

 

 いつもは4人の大部屋なのに、今回はICU(集中治療室)代わりみたいに個室に入れられている。トイレも洗面所もあるお部屋だ。でも、これは保険適用はできないお部屋。高額医療費の対象にもならない。けど、ドクターが決めたことだから誰も文句は言えない。

 

 今朝の朝食である。パンにみそ汁に牛乳はわかる。

 

 里芋の煮つけとキャベツのサラダか。今日は元気になったのか、ペロリと完食してしまった。

 

 体重はそんなに減らないのだが、何か月もこのような足のむくみがあったのだが・・・、

 

 今朝はこんなにすらりとした足になった。それだけ、体内の水分が体外に放出されたからなんだろう。でも、おなか周りは変わりがない。大きなおなかはそのまんま。でも、おなかの張りはなくなった。

 

 10時過ぎに最後の一本の点滴も外された。これで両手が自由になった。もちろん、両足も自由だ。

 

 でも、膀胱を洗浄する生理食塩水が体内に流され、その尿が尿管から袋に流れ込んでいる。予定では、今日中にその洗浄液も外されるはずが、明日の朝までになったとか。でも、明日の朝には尿管も抜かれる予定になっている。今日が木曜で明日が金曜。予定では2日が退院日となっているが、土曜にはドクターもナースもお休み。ましてや会計がお休みのはず。だから、希望的観測では、金曜日の午後には退院となるのではないのかと・・・。

 

 今日の昼食は「すき焼き風煮物」と焼きナス、おひたしとパインアップル。これも残さず食べてしまった。だから、体重が減らないのかも。手術当日は、集中治療室みたいに、何人もの看護師が出たり入ったりと大騒ぎだったが、昨日、今日は静かなもの。担当の中川看護師が出入りするくらいのもの。

 

 デジカメで写真を撮るのだが、それをPCに読む込むケーブルが何かのはずみでへしゃげてしまって読み込み不能になった。カメラの画像をどうやって取り込むかが昨日おとといの苦労。携帯で写真を撮ってメールに添付したがPCには、このメーラーがない。タブレット端末でメールを読み込んで画像をどうしようもない。そんなこんなで悪戦苦闘をしていた連日。

 

 今日の掲示板はこれ。「眠られない人には夜が長いように 正しい教えを知らない人にはまよいが長い」というもの。
  (前略)
 弓矢を作る人が、矢を削ってまっすぐにするように、賢い人は、その心を正しくする。
心は抑え難く、軽くたち騒いでととのえ難い。この心をととのえてこそ、安らかさが得られる。花の香りは、風に逆らっては流れない。しかし、善い人の香りは、風に逆らって世に流れる。眠られない人に夜は長く、疲れた者に道は遠い。正しい教えを知らない人に、その迷いは長い。愚かにして愚かさを知るのは、愚かにして賢いと思うよりまさっている。愚かな人は常に名誉と利益とに苦しむ。上席を得たい、権利を得たい、利益を得たいと、常にこの欲のために苦しむ。大工が木をまっすぐにし、弓師が矢を矯(た)め直し、溝(みぞ)つくりが水を導くように、賢い人は心をととのえ導く。堅い岩が風に揺るがないように、賢い人はそしられてもほめられても心を動かさない。おのれに勝つのは、戦場で千万の敵に勝つよりもすぐれた勝利である。正しい教えを知らないで、百年生きるよりも、正しい教えを聞いて、一日生きる方がはるかにすぐれている。(後略)

                仏陀の言葉 (仏教伝道協会編『仏教聖典』より)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


すっかりと 秋一色に 塗った空

2019年10月30日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日の31日の香川県は、引き続き高気圧に覆われるため晴れる見込みらしい。

 

 昨日は、このような機会に接続されていて、1時間ごとに血圧や酸素なんぞを計っていた。だから、そのたんびに目が覚める。

 

 こういうコードやチューブで結ばれていて身動きできない状態。

 

 足には血栓防止用のストッキングに加圧機がつけられていて、一定時間ごとに空気が入ったり抜けたりする。これもまたストレスのたまる装置である。

 

 それが今朝にはきれいさっぱりと取り外されて片づけられてしまったし。

 

 点滴台も取り外されて整理された。

 

 今日と明日は、この二本だけでいいという。おかげでこころもすっきりとした。

 

今朝の朝食はパン一枚とみそ汁と野菜の煮物と牛乳だったが、みそ汁のスープと牛乳を飲んだだけだった。昨日は絶食だったのでおなかがごろごろとにぎやかだった。

 

 今日も静かな病棟だった。

 

 久々に、自動販売機で野菜ジュースを飲んでみたが、乾いたのどにはおいしく流れ込んだ。ということで、今日はもう、二本足で歩くことができた。肝心の体重は、一気に64.1Kgとわずか一日で5Kgも少なくなった。さて、どこまで下げることができるだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「つらかった悲しかった みんな今の私となって 私を支えている」という、宋由美子さんの言葉から。宋さんは真宗大谷派阿弥陀寺の坊守さんで書道や美術も手がけ、1987年・1988年に高知で行われた安芸全国書展入選、2006年・2007年には福井サムホール美術展に入賞しているほか、グループ展や個展も多数開催されているのだとか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


すっかりと 秋雨色に 染め分けて

2019年10月29日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 東かがわ市四国地方は、気圧の変動で曇から雨になった。明日の30日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 128/82/66 36.3c-96% 67.2Kg 1004hPa,24c,77% 体調はすぐれぬまんまだが、病院にいるのだから心配はいらない。

 

 昨夜の20時に下剤を飲んで便は排出しておいたのに、今朝は6時から浣腸だという。ドクターの言うまんま、看護師に言われるまんま。

 

 病室からは歩いて手術室へ向かう。で、なんだのかんだのと注意やら説明があって、

 

 で、ここが重要ポイント。頸椎麻酔です。これがしっかりと痛いと聞かされていて、エビのように体を伸ばすとまずいらしい。でも、思ったほどでもなく難なく針が通り麻酔が入っていくと、足先からぽかぽかとしてくる。半身麻酔である。

 

 9時半過ぎからオペが始まった。私の耳はよく聞こえて、「松山千春」のCDを流してもらって聞いていた。上の膀胱からの尿道が、前立腺中身が増えすぎて尿道を圧迫しているというのだ。

 

 で、おちんちんの先っぽから管を通して電磁メスで削り取るのだそうだ。確かにそういう感覚はある。で、削り取った跡が右側である。水彩絵の具のガラス瓶ほどの中に、かまぼこを彫刻刀で削ったようなくずを見せてくれた。さすがに1時間も同じ体制でいるとつらかった。で、11時過ぎにはオペが終わり、今度は私のベッドでお迎えが来て、集中治療室みたいな個室に閉じ込められて、身動きできず。

 

 両手には点滴と血圧計と酸素計、太い尿管がつながれ、紙おむつをさせられている。夕食までは水も食べ物もなし。

 

 体にまったく自由はない。これで朝まで辛抱しろというのだから拷問みたいなものだ。お負けに三台の点滴ポンプからエラーメッセージが鳴り響く。奥方は、私に夕食を食べさせてからかえっていった。

 

  今日の掲示板はこれ。「金をつかむ者は人を見ず 鹿をおう者は山を見ず」。石仏をおう者は寺を見ず・・・かも知れない。眼の先のことばかりにこころを奪われて、周囲のことなんぞ気にもかけていないことを言うておるのだと思う。「木を見て森を見ず」というのもこのたぐいであろう・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


柿食べて 午睡の時間が 欠けていく

2019年10月28日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は13度から21度、湿度は88%から68%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の29日の香川県は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼前は雨が降る見込みらしい。

 

 122/58/64 36.3c-97% 69.1Kg 1017hPa,22c,70% おなかがぱんぱんに膨らんでいる状態。それでも、どうにか病院までやってきた。後はドクターにお任せだ。

 

 どうしようかと思ったが、ノートパソコン一式やらタブレット端末に携帯電話まで持ってきた。

 

 いつもの心臓病センターではなくして普通の病棟に案内された。だから、初めて見るドクターやら看護師さんたち。こういう病棟もあったのかと目をぱちくり。

 

 病室に入ればいつもと同じ。勝手知ったる他人の病棟。早速に着替えやらタオルやらを備え付けの引き出しなんぞに片づけてしまう。

 

 パソコンやらタブレット端末なんぞも持ってきた電源コードでつないでしまう。

 

 で、表向きは「血圧脈拍等管理表」になっているが、

 

 実は密かにネットに繋がれている。手術の内容だとか副作用だとかも検索出来ている。

 

 実に静かな病棟ではあるが、やはり、高齢者が多いように思う。

 

 今日は準備とか検査だとかで暇で暇で仕方がない。読書用の本も持ってきたが読む気はしない。タブレット端末も開いていない。ベッドで寝るしかないのだが、昼間に寝ると夜に眠れなくなりそうでじっと我慢の子、いや、おじいさんである。

 

 これが今日のお昼ご飯である。こんなには食べきれないなぁと思ったが、すっかりと食べきって完食となった。

 

 魚のバター醤油焼きにご飯は少なめ。高野の煮物。

 

 切り干し大根の酢の物に柿である。とにかく、今日は休息日みたいなもの。明日の朝からオペの準備が始まるらしい。こうなれば、少しでも楽になりたいので、俎板の鯉である。一昨年の心臓開胸手術に比べればままごとみたいなもの。明日の夕方にはすっきりするはずである。

 

 今日の掲示板はこれ。そのまんまである。人生は長いようでもそんなに長くはないというもの。今日をひたすらに、今をそのまんまに生き抜いていきたいものである。ヤポンスキーこばやし画伯の言葉から。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


おぼつかな 歩みだけれど 菊の花

2019年10月21日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は、台風や湿った空気の影響で曇り、夕方からは雨が降ってきた。気温は17.5度から20.3度、湿度は80%から92%、風は1mから5mの東の風が一時は強かった。明日の22日の香川県は、低気圧や湿った空気の影響で明け方まで雨が降る見込みらしい。

 

 124/74/75 36.4c-96% 66.4Kg 1013hPa,24c,74% 数字的には問題はないが、体重が微妙に増減を繰り返している。

 

 今日は奥方がお休みだというので病院に付いてきた。今日は入院の説明があるので、私一人に任せては置けないと付いてきたもの。とにかく記憶容量が小さく狭くなったもの。

 

 まずは放射線科でレントゲン撮影であるが、いつもの胸部ではなくて腰の周辺の撮影だった。そんなところを撮って尿道なんかが写るのかいな・・と、要らぬ心配。

 

 それから「検体検査」であるが、内科と泌尿器科がそれぞれに「検体検査」としてあるので、特殊な検査でもするのかと思えば、採血と尿検査の二つだけ。ま、採血の本数がいつもの3本から8本に増えてはいたが。

 

 その後、内科の受付で体重測定があるが、な、なんと、今朝も66.4Kgという数値が・・・。確かに最近のおなかの張りは気になるところ。

 

 これも恒例になった血圧測定。この数字は問題ない正常値。

 

 それから待つこと1時間余り。その間に2回もトイレに行くのだが、体調には変化は無い。

 

 奥方と二人で内科の診察を受けたが、こちらは問題ない。いつも通りの投薬になった。

 

 今日のメインはここだ。泌尿器科である。おしっこが出ないのならば泌尿器だろうというので、同じ病院内にある泌尿器科を紹介してくれたもの。ここでは、早々に「入院期日」の選定が行われ、なるだけ早く・・ということで、来週の28日入院の29日オペと決まった。入院期間は四日から五日で退院できるという。術後観察が後半戦みたいなものらしい。

 

 で、入院期間の過ごし方やその前の注意や同意書へのサインが数枚もあった。内科のドクターに言わせれば、軽微な手術で、ペースメーカーや心臓には全く影響がないとのこと。奥方も安心・納得した様子。

 

 で、早速に入院の準備である。奥方がほとんどいないので、自分でできることからコツコツと。オペの日には奥方がお休みになるので付き添うことができるらしい。だから、お見舞いやお気遣いは無用にお願いしたいもの。部屋には名前を表示しないし、情報公開もしない方針。だから、私のお部屋がどこかはおしえてはくれないシステム。

 

 で、いつものひだまり薬局さんで、10月28日の朝食後の薬から、血液サラサラ錠の一錠のみを抜いてもらった。私では、何が何だかわからない。入院後は薬剤師さんや看護師さんが調節してくれるらしい。

 

 これで一ヶ月分28日の薬である。

 

 で、今日のお会計は、34,180円なり。ふぅぅぅ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きてきてよかったと心の底からうなずける道を歩みたい」というもの。確かに誰もみんな、こうした道を歩みたいとは思っているのだけれど、そう、うなずける道にたどり着くまでが大変だ・・・。毎日、毎日が試練ばかりのような昨今だから。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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