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閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ヘリカメムシ

2013-07-16 | 昆虫
似たようなのがけっこういるから種類は分からないが、たぶんヘリカメムシの一種だろう。まだ幼虫かもしれないが、体長は1cmくらいしかなかったから、もしかしたらホソハリカメムシかもしれない。ヘリカメムシの仲間はイネ科植物の害虫だそうで、目が小さくて顔はけっこう可愛らしいが、農家にとっては憎らしい虫なのだろう。














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マメコガネ

2013-07-15 | 昆虫
マメコガネだと思う。マメ科植物が好物の小さなコガネムシだからマメコガネ。日本の固有種だが、アメリカに渡って“ジャパニーズ・ビートル”という名前が付けられ、日本よりもむしろアメリカで農作物に甚大な被害をもたらす害虫として有名だそうだ。金属光沢が綺麗だが、大豆やイチゴなどの野菜だけでなく、ブドウやナシ、カキなどの果樹にも付く厄介な害虫だ。体長は1cmほどしかないが、カメラを向けたら、やたら左右の手脚を挙げる行動をしていた。威嚇しているつもりなのだろうか。














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セマダラコガネ

2013-07-14 | 昆虫
先月20日にも載せたが、これもセマダラコガネだと思う。体長は1cmくらいの小型のコガネムシの仲間だ。名前の由来でもある背中の模様は先月載せたのより鮮明で、図鑑に載っている写真と姿も大きさもそっくりだから間違いないだろう。いろんな植物の根を食べるので、“オリエンタル・ビートル”とも呼ばれて国内外で嫌われている害虫らしいが、三つに分かれたアンテナのような触角がユニークで洒落ている。













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ヤマイモクビボソハムシ

2013-07-13 | 昆虫
撮った画像を図鑑と比べたらよく似ていたので、ヤマイモクビボソハムシとしたが、違うかもしれない。体長は5mmくらいか、それよりやや大きいくらいだろう。ヤマノイモの葉が好物だというのが名前の由来だそうだが、見掛けたのは林の中のシダの葉の上だった。近づいたらどっちに逃げようかと狭い葉の上で右往左往していた。














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ルリマルノミハムシ

2013-07-12 | 昆虫
また小さな甲虫の話になるが、これはルリマルノミハムシではないかと思う。ルリマルトビハムシとも言うらしい。先月中頃、アジサイの花や葉の上に黒っぽいメタリックブルーの小さな虫がいたので撮ったのだが、図鑑には、他にもコガタルリハムシやバラルリツツハムシ、イモサルハムシなど、いろんなよく似たハムシの仲間がけっこう載っているからあまり自信はない。体長は5mmもないくらいだ。漢字では「瑠璃丸蚤葉虫」と書くそうだが、近づくとピョンと跳ねて逃げるので名前に“ノミ”と付いたという。髭が長いヒゲナガルリマルトビハムシという長い名前のもいるそうだから、髭の長さの基準が分からないが、もしかしたらそちらの方なのかもしれない。花の花粉を餌にしているらしい。










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ヒメキマダラセセリ

2013-07-11 | 昆虫
ヒメキマダラセセリだと思う。躰が小さいから“ヒメ”と付いているのだろうが、大きさはよく見掛けるイチモンジセセリなどと比べるとかなり小さく、前翅長は1~1.5cmくらいしかないように見えた。図鑑によれば、やや大きめのよく似たコキマダラセセリというのもいるそうだが、コキマダラセセリは主に北海道にいる蝶で、本州では高原にしかいないというから、ヒメキマダラセセリだと思う。垂れ下がった草の葉の一番上に止まって、大きく見せようとしているかの如く翅を広げたり閉じたりしながら「速く撮れよ!」と催促されているようだった。セセリチョウの仲間はどれも飛び方が速いから飛んでいる時は確認すらできないが、目が大きくて愛嬌がある蝶だ。幼虫はイネ科の草を食草にしているそうだ。













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ツバメシジミ

2013-07-10 | 昆虫
先々月の5月23日にも載せたツバメシジミだ。日本全国に広く分布しているそうで、翅の表側の色は♂が青紫色で雌は黒色だというから、これは♂だろう。翅の裏側はヤマトシジミとよく似たやや白っぽい灰色で、後翅の先端に橙色の模様と尾状突起があるのが特徴だ。前翅長は15mmくらいだから、昨日のヤマトシジミよりは大きい。










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ヤマトシジミ

2013-07-09 | 昆虫
翅の色と黒褐色の斑点模様からたぶんヤマトシジミだと思うが、図鑑と見比べてみると、もしかしたら違うかもしれないと迷うところでもある。見分けが付かないくらいよく似ているのがいくつもおり、♀と♂とでも色が違うので分かり難い。翅を広げてくれなかったが、後翅の上の方にある斑点の位置からヤマトシジミとした。ヤマトシジミは主に関東地方以西の西日本に棲息しているそうで、シジミチョウの仲間では小型の方だ。これは近くに寄って接写しているので大きく見えるが、前翅長は1cmくらいしかない。聞くところによれば、どういう訳か、名古屋市近郊では今年はヤマトシジミの発生が少ないらしい。







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ベニシジミ

2013-07-08 | 昆虫
ベニシジミは褐色の地にオレンジ色の模様が綺麗なシジミチョウの仲間だ。このあたりでは普通によく見掛けるので、撮るものがない時にはついシャッターを押すから、このブログにはたびたび登場する。2ヶ月前の5月21日に載せたように、春に羽化する春型のベニシジミはオレンジ色の部分が多く、夏に羽化する夏型は黒褐色の部分が多いという。また、前翅の角が丸いのが♀で、やや尖っているのが♂だそうだから、この画像は夏型の♂だと思う。ベニシジミは30円切手の図案になっているというので、手元にある切手を確認したら、どうやらオレンジ色が多い春型がモデルになっているようだ。













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モンキアゲハ

2013-07-07 | 昆虫
黒いアゲハチョウにはよく似たのがいるから見分けが付きにくいが、たぶんモンキアゲハだろう。西日本に多く見られる蝶で、蛹で越冬するための、冬の気温の低い東北地方以北では寒さに耐えられず、関東地方が棲息の北限らしい。翅の白い紋は羽化直後は白くて日数が経つと黄色くなるそうだから、紋が白いように見えてもモンキアゲハだ。

去年の9月9日にクロアゲハとして載せたのはどうやらナガサキアゲハだったので、いつか訂正しようと思いつつ10ヶ月も経ってしまったが、思い出したので、ついでに訂正しておくことにする。













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ナミアゲハ

2013-07-06 | 昆虫
アザミの花の蜜を巡って2頭のアゲハチョウが争っていた。翅の模様からナミアゲハだろう。右側の方が後から割り込んできたが、左側の方は少しも譲ることはなく常に優勢だった。花はもう一つあるのに・・・と思うが、まっすぐ立った花の方が魅力的なのだろう。













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マダラアシナガバエ

2013-07-05 | 昆虫
メタリックグリーンの小さな虫がヤマボウシの葉に留まっていたので撮ったのだが、マダラアシナガバエという蝿の仲間のようだ。イメージがあまりよくない蝿にもこんな綺麗なのがいる。名前のとおり、脚が長くてスマートな姿が印象的だが、体長は数ミリくらいしかないから、同じ色の葉に留まっていると見逃してしまうくらいだ。










マダラアシナガバエの直ぐ傍に、同じくらいの大きさの別の虫がいたが、これはシロハラコカゲロウのようだ。非常に小さなカゲロウの仲間だが、まだ羽化したばかりかもしれない。ユニークな目や顔を撮ろうと正面に回ったら逃げられてしまった。動きはけっこう速い。


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ヒメヒラタアブ

2013-07-04 | 昆虫
ハナアブの一種のヒメヒラタアブだろうか。図鑑を見ながら模様と大きさで判断したが、もしかしたら違っているのかもしれない。大きそうに見えるが、体長は1cmもないほど小さい。








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コマルハナバチ

2013-07-03 | 昆虫
1ヶ月前に撮った画像だから、シモツケの花はもうとっくに終っているが、花にはたくさんのコマルハナバチが蜜や花粉を採りに来ていた。マルハナバチの仲間は、トマトなどの実物野菜の授粉を助ける役目を果たしているので、農家にとってはありがたい蜂なのだが、最近では、外国から持ち込まれて野生化したセイヨウマルハナバチに押されて、在来のマルハナバチは数が減り肩身が狭い存在らしい。
















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モンシロチョウ

2013-07-02 | 昆虫
どこでもよく見掛ける最もありふれた蝶の一つであるモンシロチョウが、気のせいか、このところ名古屋市内やその近郊では以前ほど多く見掛けなくなったように思う。幼虫の食草がキャベツなどのアブラナ科の植物だから、宅地造成によって野菜畑がかなり減っているからなのだろう。モンシロチョウは♀も♂も色や模様の差が殆どないように見えるが、雌雄は全く同じではなく微妙な違いがあるそうだ。さらに季節差もあるというから、図鑑の解説などを読んでも理解できないでいる。







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