2週間ほど前に載せたアサギマダラと一緒にヒヨドリバナで吸蜜していたツマグロヒョウモン(♀)だ。ツマグロヒョウモンは本来は南の暖かい地方の蝶だそうで、昔は東海地方では殆ど見られなかったが、今では普通によく見掛けるようになった。幼虫の食草がどこにでもあるスミレだというから、温暖化傾向と併せて、彼らが棲息しやすい条件が揃っているのだろう。それに比べて、以前はよく見掛けたモンシロチョウが最近はあまり見ないような気がする。宅地化によって野菜畑が減り、モンシロチョウの幼虫が食草としているナノハナやキャベツが少なくなってきているせいだろうか。時代と共に蝶の種類も変化するようだ。






