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閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

キキョウソウ

2020-06-11 | 草花
道端で咲いていたキキョウソウだが、花がやや小さいヒナキキョウソウというのもあるので、もしかしたら同じ場所で咲いていた両方を一緒に撮ってしまっているかもしれない。キキョウソウは南北アメリカ原産で、日本には明治時代中頃に観賞用として入ってきたものが、1930~40年頃に雑草化して各地に広がったという。葉や花が段々重ねで付くことから、ダンダンギキョウという別名もある。











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ノゲシ

2020-06-10 | 草花
4月下旬に散歩の途中で見掛けたので、全体の様子からノゲシだろうと思って撮っておいたのだが、よく見れば外来種のオニノゲシのようにも見える。最近では、両者の雑種で中間的な特徴を持ったアイノゲシというのもけっこう見られるらしいから、もしかしたらアイノゲシなのかもしれない。花はタンポポに似ているが、いずれにしろ、草丈はけっこう高く葉には棘もあるから、雑草というに相応しいような代表的な雑草だろう。載せるのがだいぶ時機遅れになってしまったが、花は春から初秋まで綿毛と一緒に長く咲いているので、必ずしも季節外れではないだろう。








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セッカニワゼキショウ

2020-06-01 | 草花
ニワゼキショウによく似ているが、ちょっと違うように見えたので図鑑で調べてみたら、ニワゼキショウの仲間のセッカニワゼキショウというそうだ。愛知県森林公園の散策路脇で咲いていた。ニワゼキショウと同じ北アメリカ原産の帰化植物だが、花が白いから漢字では“雪花庭石菖”で、草丈も花もやや小さいことから、コニワゼキショウという別名もあるそうだ。





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ニワゼキショウ

2020-05-31 | 草花
先月9日にも我が家の庭で咲いていたニワゼキショウを載せたが、これは愛知県森林公園で咲いていたニワゼキショウだ。







ニワゼキショウには花の色が違うものもあるそうだから確かではないが、花の色や形がやや違うから、もしかしたら雑種かもしれない。


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オオニワゼキショウ

2020-05-30 | 草花
これは愛知県森林公園で咲いていたものだが、たぶんオオニワゼキショウだろう。明治時代に日本に入ってきた北アメリカ原産の帰化植物で、ニワゼキショウと同じ仲間の多年草だが、オオニワゼキショウの方が花の大きさは同じくらいでも草丈がやや高いという。ニワゼキショウには自然雑種や変種が多いそうで、正確に区別をするのは難しいかもしれない。





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キュウリグサとハナイバナ

2020-05-27 | 草花
10年ほど前にも載せたことがあるが、キュウリグサは花の直径が2㎜くらいしかない目立たない雑草だ。花の大きさはまったく違うがワスレナグサと姿かたちがよく似ている。葉を揉むとキュウリのにおいがするというのが名前の由来だそうだが、あまりそんな感じはしない。






ハナイバナはキュウリグサと同じムラサキ科の仲間で、花の色や形、大きさもキュウリグサとそっくりだ。音節を「ハナ」と「イバナ」で区切って読んでしまいそうだが、花は茎の上部の葉と葉の間の葉腋に付くということから、漢字では“葉内花”だそうだ。


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マツバウンラン

2020-05-26 | 草花
我が家の庭には、どこかから種が飛んできて知らないうちに芽生えたマツバウンランも花を咲かせていた。もう花は終わったが、草取りの時期が遅かったから、たぶん来年も生えてくるだろう。名前に“ラン”と付いていてもランの仲間ではなく、北米原産のオオバコ科(ゴマノハグサ科)ウンラン属の外来種だそうで、海岸に生える同属のウンランに花が似ており、葉が松葉のようだということから名付けられたという。









花がマツバウンランによく似た形をしている同じ仲間の園芸種でリナリアというそうだ。近くの公園の花壇で咲いていたので、ついでに・・・。




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タチカタバミ

2020-05-25 | 草花
また暫く間が空いてしまったが、外出自粛中に庭の草取りをしていて見つけた雑草の花の続きをいくつか載せておくことにする。これはタチカタバミだと思うが、よく似たオッタチカタバミというのもあるから、見分けがつきにくい。空き地などでよく見かけるが、我が家の庭にもけっこう蔓延ってしまった。北米原産のオッタチカタバミは根を抜きやすいそうだが、タチカタバミは抜く時に根が残ってしまい除草がけっこう厄介だ。カタバミの仲間はヤマトシジミの幼虫の食草だ。









「頼むから抜かないでくれ~」と言っているような・・・!

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アメリカフウロ

2020-05-10 | 草花
庭に生えていたアメリカフウロだが、名前のとおり北アメリカ原産の帰化植物で、日本には昭和初期に入ってきたらしい。主に道端や荒れ地に生えており、薄いピンク色の花は小さく数ミリくらいしかないから殆ど目立たない。薬草として知られるゲンノショウコと同じフウロソウ科で花の形も似ているが、アメリカフウロの方は存在感があまりない雑草だ。











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ニワゼキショウ

2020-05-09 | 草花
コロナによる外出自粛でずっと家に引き籠っており、時間は十分にあるのにネタ画像がなくてブログの更新がまた滞ってしまった。その間に、暇だから庭に蔓延っている雑草の草取りをしたのだが、作業の前に庭で見掛けた小さな花を撮っておいたので、それらを載せておくことにする。

ニワゼキショウは明治時代中頃に北アメリカから入ってきた帰化植物だそうで、漢字では「庭石菖」と書き、空き地や芝生に生えるアヤメ科の雑草だ。直径が1㎝たらずの小さな花は赤紫色と白花があり、白花のニワゼキショウの中には、花が青いオオニワゼキショウとの雑種もあるという。












これはオオニワゼキショウとの雑種ではなく、普通のニワゼキショウのようだ。

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カキドオシ

2020-03-31 | 草花
道端で咲いていたカキドオシ。ムラサキサギゴケとよく似ているが、カキドオシはシソ科の蔓性多年草。垣根を越えて隣地まで通り抜けるほど蔓延る雑草だから、漢字では「垣通し」と名付けられたという。レンセンソウ(連銭草)とかカントリソウ(癇取草)という生薬名がある薬草でもあるそうだ。








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オオイヌノフグリ

2020-03-23 | 草花
先月6日に続いて再びオオイヌノフグリ。暖かくなって花の数が増えてきた。道端の雑草とはいえ、群生していると綺麗だ。








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タチイヌノフグリ

2020-03-22 | 草花
先月2日に載せたオオイヌノフグリや今月7日に載せたフラサバソウと同じ仲間のタチイヌノフグリ。ヨーロッパやアフリカ原産の外来雑草で、日本には明治時代に入ってきたようだ。花は非常に小さいから、道端に生えていても目を凝らさないと見つけにくい。











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ハコベ

2020-03-21 | 草花
今月初めの6日にも載せたハコベだ。ハコベにもいくつかの仲間があって見分けがつきにくいが、前回載せたのはミドリハコベで、これは茎の色や花の様子からコハコベではないだろうか。いたるところに生えている雑草ではあるが、ビタミンなどの栄養が豊富だそうで、春の七草のひとつになっている。











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オランダミミナグサ

2020-03-20 | 草花
果樹園で群生していたオランダミミナグサ。100年ほど前に日本に入ってきたらしいヨーロッパ原産の外来雑草だ。葉がネズミの耳に似ていることが「耳菜草」の名前の由来だという日本固有のミミナグサもあるようだが、日本産は外来種に圧倒されて今ではあまり見掛けなくなってしまったとか。











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