若い頃、空手を習っていた。
高校生の頃は週2回、道場に通っていた、
社会人になってからも、時々ではあるが鍛錬した。
高校生のころから思っていた。
自分身は自分で守る・・・
自然界の原則。
弱者保護・・・
人間の責務。
20代のころ、
一人で東南アジアの仏教遺跡を旅した。
その頃は怖い物知らずで無謀だった。
治安の悪い所にも平気で足を踏み入れた。
機関銃を持った憲兵さんに腕を掴まれ、
取り押さえられたこともあった。
万が一盗賊に襲われても返り討ちにしてやる!!!
と思っていた。
空威張りの、恐い物知らずだった。
今思えば・・・
無事に帰って来られたのは、
単に運が良かっただけの事・・・
である。
ナマジ武道を齧った者は危険である・・・
恐さを知らない、弱い若者・・・
無事に帰って来られたのは
まさに奇跡だったと思う。
ヘンな自信・・は
無意味に危険を引き寄せる。
50歳過ぎたいま・・
思う事は、
怖いものを知る
危険な場所に近付かない
危ない時は逃げる
戦う練習をするより、
逃げる練習をしたほうが合理的
ある格闘家が言っていた
「刃物を持った暴漢に襲われた場合、
とにかく逃げる、仮に返り討ちにして押さえ込んだとしても、ケガをするだけ損 」
格闘家でさえ戦わずに、全力で逃げる事を最優先とする・・
危険を察知する練習
逃げる練習
この二つが一番重要であると思う今日この頃でございます。
勝たねばならぬ・・・・
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