♪ 馬の赤ちゃんはね
♪ 生まれたらすぐにね
♪ 自分で立ってあるくんだよ
♪ 広い広い原野では そんな風に強くなくちゃ
♪ 生きて行かれないんだ・・・・・
この臭い歌
私の大嫌いな
女性シンガーソングライターが昔歌っていた。
確か、‘ クジラ‘ か ‘ アザラシ‘ とかいう変な名前の
童顔で小柄な女性シンガーソングライターだった
人間は生まれたらすぐに歩けない
ほっておいたら、すぐに死んでしまう
やがて、成長して何とか最低限、
自力で生きることが出来るようになるには、
10年以上の歳月を必要とする
それまで、常に親が1から10まで世話をしなければならない
だから・・・
馬 は偉いのか?
馬を見習うべきなのか?
ゴキブリ さんや ネズミさんは、
生まれたと同時に生きてゆくための知恵と能力を
完全に備えている
ゴキブリさん ネズミさんは 偉いのか?
生物学的に見て
高等生物 ほど 生まれてから一人前になるまでに
多くの時間を要する
逆に、下等生物ほど 一人前になるまでの時間を要しない
ゴキブリさんは 子供に何か教育したり
世話をしたりするだろうか?
何もしない、ただ 産む だけである。
産んでしまえば、子供は生まれながらにして
一人前の ゴキブリ として自力で生きて行ける
生まれながらにして 完全無欠 である
ゴキブリさんは 生物として見るなら 人間より 「 偉い 」のか?
そんな論法はオカシイ
クジラ・アザラシとか名乗る女性シンガー
の言いたいことは
「 馬さんのように強く生きなさい 」
という事だろうがあまりにも浅はかな感性としか思えない
ゴキブリさんを見習え
と言っているのとその意味は全く同じに思える
人間は、生まれながらにして 完全無欠 ではない
死ぬまで、完全無欠 にはなれない
それゆえ、
人間は、生きている限り
苦しみ、悲しみ、反省し、後悔し、
苦悩が常につきまとう
苦しみ、悲しむ が故
「 考える 」
という習慣を身に付ける
「 考える 」 事により
「 他人の苦しみも理解出来るようになる 」
人の苦しみも理解出来るから
他人に 苦しみ を与えてはいけないと思うようになる
他人の苦しみも理解出来るから
苦しむ人がいたら
助けてあげたいと思うようになる
私が思うに
人間は生物としての本能や肉体が 不完全であるが故に
万物の霊長 となり得た
そして、
神 を感じる能力を身につけた
神 を肯定したり
神 を否定したりすることが出来る 生物 は
人間以外、気球上に存在時ない
人間が神の 肯定・否定 ができる事自体
「 神が人間を作り給うた 」
という 証拠 ではなかろうか・・・・
人間が生物として不完全であることは誇るべき事
ではなかろうか・・・・・
私は クジラ・アザラシさんに対抗して
曲を書いた
♪ ひとの赤ちゃんはね
♪ 生まれたらすぐにね
♪ まったく何も出来ないんだよ
♪ 広い広い宇宙のなかでは
♪ そんな風に 弱く強く なければ
♪ 神を感じる事ができないんだ・・・・
クジラ・アザラシ さん、私の作詞 どう思いますか?
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