免許を取って40年になります。
そのうち、13年間は自営業をしていました。
電力会社からの委託を受けて、自営業個人事業主として、
送電に関する仕事をしていてました。
当時、軽貨物で毎日60㎞~100㎞走っていました。
運転といっても、長距離を連続した運転するのではなく、
頻繁に乗り降りを繰り返す運転でした。
郊外・街の中・生活道路、あらゆる道路を走行しました、
1日30~40回位は車を乗り降りしななければならない仕事でした。
事故を起こしやすい仕事でしたが、
私の場合、
13年間、一度も事故を起こしませんでした。
毎日、乗り降りを繰り返す運転を13年間も続けて、
一度も事故やトラブルを起こしたことのない人間は、
200名以上いた同業者のなかで私だけでした。
運が良い男???思われていて、
同業者から不思議がられていました。
13年間、仕事中の交通トラブルは一切ありませんでしたが、
通勤途中に追突されたことは2回あります。
2回とも軽微な被害でした。
2回とも、赤信号で停車しているとき、
後ろからの追突でした。
もちろん、私には過失はなく、相手が100%の過失です。
法律的には私に罪はありませんが・・
私の内心は・・自分も悪いと思っています
それは、停車時、私がバックミラーを見ていなかったことです。
常日頃から、
停車の為に車を減速するときは、
必ずバックミラーで後続車の様子と
運転者の顔を確認するようにしています。
しかしながら・・
私が衝突されたとき、2回とも、
停止したあと、信号待ちしているときでした。
停車中に
後ろの様子を確認する事を怠っていた・・・
自分が最後尾に停車した場合に限り、
前と後ろを半々の割合で見ているべきであると思います。
バックミラーで後ろから迫って来る様子を把握していたなら、
ブレーキを小刻みに踏み、
ブレーキランプを点滅させて後方に警告するもとも出来た。
同時にクラクションを鳴らし続けて、
後ろから迫って来る車に警告を発する事が出来たはずである。
それでも追突されたら、もうこれは仕方がない
もし私があの時、追突される寸前に
クラクションを鳴らしていたら・・
後続車のブレーキを踏むタイミングが
0,1秒早くなったかも知れない。
その分、被害が更に少なくなっていただろう。
加害者に申し訳ない思いです
これはあくまでも私の気持ちの問題です。
私が100%被害者なのに、
加害者に対して「私も悪い」などと言ってしまたら大変なことになる。
もちろん・・そんな世間知らずなことはしません・・
そんな事を言ってしまったら・・・
相手は突然手のひら反して、居直ってくる可能性も高い。
舐められたら、舐められた方にも責任がある。
「こいつはお人好しで小心者だ」・・・と思われてしまったら、
相手は、自分が停車していた車に追突したにも関わらず、
「お前が急にブレーキを踏んだから追突したんだ!!」・・・と
自分に都合が良いように記憶を書き換えるかも知れない。
私が普段心掛けていること・・・
信号で停車した時は、自分が最後尾の場合、
可能な限り、前の車と車間距離を空けて停車する
他の車に迷惑が掛からない状況であれば、
前に自動車が1台入る位のスペースを空けて
停止する。
これは、玉突き事故防止の為です。
後ろから追突されたとき、
自分の車が押し出されて、前車に追突しない
為の対策です。
追突された・・・
という不運を自分一人で済ますことができる
衝撃で自分が前に押し出されたら、前の車も被害を受ける。
幸運は連鎖させるべきだが、不運は連鎖させてイケナイ!!!
人様に迷惑をかけたくない・・・
事故が起きたことは、加害者も、被害者も不運であるが、
それを伝染させない事が
被害として責任であると思う。
この事は、自動車事故に限らず・・・・
阻止できなかった自分にも責任がある
対人関係、仕事上の問題・・
金銭上の問題・・・・
社会で生きて行くうえで、
全ての事に対しての基本であると思っています。
私は、交通安全のお守りは買わない・・・
神頼みはしない・・
神仏に祈る前に、自分のフンドし引き締める・・・
これぞ真の信仰者と思う。
危機管理こそ最大の誠意